HTML・CSSコーディングの仕事とは
HTML・CSSコーディングとは、Webデザイナーが作ったデザインをもとに、実際にユーザーがWebサイトを閲覧・動作できるように作る仕事のことです。コードを書く仕事を「コーディング」といいます。コーディングの仕事を行うには、HTML・CSSの知識やスキルはもちろん、最新のSEO・マーケティング知識なども必要です。コーディングは、デザインを実現するためにHTML・CSSなどの言語を用いて行われます。指示通りにコーディングするのはもちろん、デザイナーの意図を汲み取ることも大切です。プログラマーと似ていますが、扱う言語や分野が大きく異なります。プログラマーはサーバーで働くシステムを主に担当しますが、コーダーはパソコンやスマホで表示されるページの製作を主に担当します。
HTML・CSSコーディングに必要な資格・スキル
特別な資格は必要ありませんが、ブラウザやフロントエンドに関する知識は必要です。複数のブラウザで閲覧しても、Webサイトのレイアウトを崩れないようにするのはコーダーの仕事です。知識の中でもHTML・CSSのスキルは必須です。またjQueryの言語もあると便利です。またWordPressでサイトの製作を行う場合は、PHPも覚えておくといいでしょう。また年々、Webサイトに求められるレベルは上がっています。動的コンテンツを埋め込むことも多いため、JavaScriptなどのスキルもあると便利です。またコーディング以外にも、検索エンジンでより多く露出させるためのSEOや使い心地を考えるユーザビリティ、コンテンツの更新が簡単に行えるCMSなども知識を持っていると役立つでしょう。
HTML・CSSコーディングの費用感
HTML・CSSコーディングの費用はWebサイトの規模やコンテンツによって大きく異なります。ここではコーディングの費用のみをご紹介します。トップページのコーディングは約2万5,000円~、下層ページテンプレートは約1万円~、下層ページコーディングは6,000円~ほどです。いずれも修正3回なども条件がつきますので、修正が多ければ費用も増えます。スマホ対応にすると別途必要がかかります。また実際にWebサイト全ての製作を依頼した場合は、打ち合わせを行うディレクション費、デザイン費などがかかります。全体を依頼した場合は、10ページほどの企業サイトで約30万円~、30ページで約60万円~、80ページで約120万円ほどです。