これからクラウドソーシングを始めたいけれど、「どのような仕事を選べばいいかわからない」という人も多いのではないでしょうか。
また、クラウドソーシングでガッチリお小遣いを稼ぎたい人や、クラウドソーシングを副業にしたい人は、「初心者でも稼げるのか」「具体的にどれくらい稼げるのか」も気になることでしょう。
そこで今回は、クラウドソーシング初心者におすすめの仕事や、稼ぐためのコツを紹介したいと思います。
目次
クラウドソーシングのお仕事とは?
クラウドソーシングとは、インターネットを介して不特定多数の人に対して業務委託をする雇用形態です。
「クラウドソーシングサイト」に企業などが依頼したい仕事(案件)を掲載し、それを見た人が仕事を受けるといった形です。
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クラウドソーシングの仕事は、誰でも数分でできる簡単なものから専門性の高いものまで多種多様です。
クラウドソーシング初心者におすすめな仕事8選
クラウドソーシング初心者におすすめの仕事を、「スキルがある人向け」と「ない人向け」に分けて8つ紹介します。
特筆するスキルがない人向け |
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専門的なスキルがあって、 クラウドソーシング利用は初めての人向け |
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データ入力
データ入力は、「用意されたデータ」や「インターネットの検索結果や調査結果」をMicrosoft Excelなどの表計算ソフトに入力する仕事です。
クラウドソーシング初心者にデータ入力をおすすめする理由は、以下の通りです。
- キーボードが打てれば、特別な知識や経験は不要
- 単純作業・繰り返し作業なので覚えやすい
- 案件数が多く、初心者でも採用されやすい
- 応募不要の「タスク形式」の募集も多い
- 小規模な案件も多く、スキマ時間で始められる
キーボードを打っているうちに、自然とタイピングのスキルを身につけることもできます。
単純作業の繰り返しではあるものの、ミスせず入力する必要があるので、「単純作業でも集中力を保てる」という方におすすめします。
テープ起こし・文字起こし
テープ起こし・文字起こしとは、音声データを文章にする仕事です。
音声データの内容は主に「インタビュー」や「セミナー・講演会」など。
話している言葉をそのまま文字にすること(素起こし)もあれば、読みやすくするために余分な言葉を省いたり(ケバ取り)、文章を整えたり(整文)することもあります。
クラウドソーシング初心者にテープ起こし・文字起こしをおすすめする理由は、以下の通りです。
- 案件が多い
- 多くの案件では、専門知識が必要ない
- 基本的に文字をそのまま書き起こすので、高度な文章力は必要ない
- 文字起こしソフトで労力を軽減できる
タイピングが得意な人であれば、効率的に作業できます。
ただし長時間のインタビュー・講演会の文字起こしは集中力を要し、専門的なインタビュー・セミナーなら専門知識も求められます。
文字起こしが初めてなら、専門知識が必要とされない短い音声データから始めてみましょう。
Webライティング
Webライティングとは、Web上に掲載する記事・文章を執筆する仕事です。
クラウドソーシング上では、「数百文字程度の簡単な文章」から「数千文字程度の記事」まで、さまざまなWebライティング案件が募集されています。
クラウドソーシング初心者にWebライティングをおすすめする理由は、以下の通りです。
- 案件数が多く、仕事を選びやすい
- 専門知識がなくても執筆できる内容(文字数、ジャンル)も多い
- 本業で得た専門知識を活かせる記事なら、高単価が狙える
- 単発の案件も多く、スキマ時間で始められる
- 初心者へのサポート・フィードバック体制を設けているクライアントもいる
実績を積み重ねて高単価の案件を獲得できるようになれば、副業として十分な収入源にしたり、Webライティングのみで生計を立てることも可能です。
ライディングの実績がない初心者は、単価が低めで文字数が少なめの案件を狙い、採用確率を上げるのがおすすめです。
ネットショップの出品代行
ネットショップの出品代行とは、ネットショップ運営者に委託されて、ネットショップ上に出品する商品の登録を代行する仕事です。
運営者が用意した「リスト」「画像」「商品の情報」などをもとに商品登録を行うのが主な仕事で、募集内容によっては発送代行なども任されます。
クラウドソーシングでは、「BUYMA」「BASE」「ヤフーオークション」などの出品代行が多く募集されています。
クラウドソーシング初心者にネットショップの出品代行をおすすめする理由は、以下の通りです。
- 専門知識が必要ない
- 初心者歓迎の案件が多い
- 短時間で作業でき、初心者でもスキマ時間に取り組みやすい
- フリマアプリやネットオークションで出品したことがある人にとっては、馴染みやすい作業
注意点としては「1登録あたりの単価が低い」という点が挙げられます。
またまれに各ネットショップのルールを守っていない悪質なクライアントも見受けられますので、「信頼できるクライアントかどうか」の見極めは必要です。
ショップ運営者のプロフィール情報や過去実績の確認も忘れずに行っておきましょう。
アンケートモニター・商品モニター
アンケートモニター・商品モニターとは、アンケートに答えたり、指定された商品を使用して感想文を書いたりする仕事です。
クラウドソーシング初心者にアンケートモニター・商品モニターをおすすめする理由は、以下の通りです。
- タスク形式(応募不要・選考なし)の案件が多い
- 商品モニターは商品を無料で試せることが多い
- 基本的に専門知識や経験は必要ない
アンケートモニターであればスキマ時間で数をこなせるし、スマホでも作業しやすいので、電車通勤や昼休憩の時間などを有効活用したい方におすすめです。
またWebライティングと違い、アンケートに短い回答を答えれば良いだけなので、長文を書くのに自信を持っていない方が文章練習を兼ねて取り組んでみるのもおすすめです。
ロゴデザイン・バナーデザイン
クラウドソーシングでは、ロゴ・バナー作成をはじめとするデザイン系の仕事も多く募集されています。
IllustratorやPhotoshopのスキルをもつデザイナーには、ロゴデザイン・バナーデザインの案件をおすすめします。
クラウドソーシング初心者のデザイナーにロゴデザイン・バナーデザインをおすすめする理由は、以下の通りです。
- Webデザインより難易度が低い
- 小規模な案件が多い
- 未経験OKの案件も多い
- コンペタイプなど、高単価の案件も多い
実際に未経験からデザインスキルを身につけ、クラウドソーシングで活躍しているデザイナーも少なくありません。
また本業でもデザイナーとして働きつつ、クラウドソーシングでロゴデザインを受注している人もいます。
デザインスクールで制作したロゴなど、作品をポートフォリオにして掲載しておくと、採用の可能性が高まります。
コーディング
HTML/CSSのスキルを習得した初心者エンジニアにも、クラウドソーシングがおすすめです。
副業エージェント・フリーランスエージェントは経験者をメインターゲットとしているため、初心者だと案件を紹介してもらえないこともあります。
しかしクラウドソーシングであれば、初心者でも取り組みやすいエンジニア向け案件が募集されています。
おすすめのクラウドソーシング案件は、コーディングです。
クラウドソーシング初心者のエンジニアにコーディングをおすすめする理由は、以下の通りです。
- 案件数が多い
- LPのHTML/CSSコーディングやレスポンシブ対応など、比較的難易度の低い小規模な案件が豊富
ペライチのLPを作成する案件などであれば、比較的短い期間で取り組めるので、本業に支障をきたすリスクも低いでしょう。
初心者エンジニアは、クラウドソーシングで案件を積み重ねて実績と自信を手に入れましょう。
また、チャットGPTなどAIを活用することで、コーディング作業の時短につながりやすいので、積極的に試してみることをおすすめします。
翻訳
翻訳は「外国語から日本語へ」「日本語から外国語へ」の書き換えを行うことです。
クラウドワークスでは「シナリオやマニュアルを翻訳する」「ネットショップで英語メッセージに対応する」「英語の本・文章を読んで感想をまとめる」といった案件が募集されています。
クラウドソーシング初心者に翻訳の仕事をおすすめする理由は以下の通りです。
- 小規模な案件が多く、初心者でも取り組みやすい
- 翻訳の実績づくりとして使える
翻訳の案件は「クラウディア」をはじめとする総合型クラウドソーシングだけではなく、「Gengo」「Conyac」など翻訳特化型のクラウドソーシングでも探せます。
Conyacだと登録時にレベルテストを受け、合格したレベルに応じて依頼を受けられますので、「難易度が高すぎる依頼を受けてしまったらどうしよう」という不安も軽くなるはずです。
短文の翻訳案件もあるので、初心者は短い文章から実績を積み重ねていきましょう。
クラウドソーシング初心者は「タスク形式」の仕事から始めよう
クラウドソーシングの仕事は、以下の3種類あります。
- ●プロジェクト形式
- クライアント(発注者)とワーカー(受注者)がメッセージのやり取りをしながら仕事をする。互いに報酬・作業時間・作業内容などの交渉ができる。プロジェクト形式には、作業に対する報酬額が決まっている「固定報酬制」とパートやアルバイトのように作業時間に応じて報酬が支払われる「時間給制」がある。
- ●コンペ形式
- クライアントが依頼した案件に対しワーカーが提案をする。(成果物を提出する)提案(成果物)の中から気に入ったものをクライアントが選んで採用する。採用されなければ報酬はない。
- ●タスク形式
- 単発、先着順の簡単な仕事。クライアントとの直接的なやり取りはない。
このなかで、初心者におすすめなのは「タスク形式」の仕事です。
なぜならタスク形式は、
- クライアントと直接やり取りする必要がない
- 簡単な仕事が多く取り組みやすい
- 短時間でできる仕事がほとんど
といったメリットがあるからです。
プロジェクト形式の場合、クライアントからの仕事内容の指示を待たなければいけないですが、タスク形式なら、気に入った案件を見つけたらすぐに仕事に取りかかれます。
また、コンペ形式の場合、仕事をしても採用されなければ報酬はゼロですが、タスク形式なら基本的に指示通りの仕事ができていれば報酬が支払われます。
ただし、タスク形式の仕事は簡単で誰でもできるため、単価が安いデメリットはありますね。
ガッチリ稼ぎたい人は、最初はタスク形式、慣れてきたら単価の高いプロジェクト形式の仕事へ移行していくのがおすすめです。
クラウドソーシング初心者の平均収入はどれぐらい?
クラウドソーシングでどれくらい稼げるのか気になる人は多いと思いますが、初心者であれば、最初は月5,000円未満と考えておくと良いでしょう。
少し古い情報になりますが、2014年中小企業庁発表の「クラウドソーシング業務における1ヶ月の受注額」は、5,000円未満が全体の67.5%を占めました。
クラウドソーシングの仕事は、難易度が高いもの、手間や時間がかかるものは高単価ですが、初心者は「比較的簡単で誰でもできる仕事」を選ぶ傾向があります。
そのため、どうしても案件の単価が低く、それに伴い収入も少なくなります。
ただし、前述したようにライティングは100文字の案件もあれば3,000~10,000文字の案件もあります。
ライティングは文字数に比例して報酬も上がるため、1記事数千円の案件も珍しくありません。
受注者からの信頼を得て継続的に仕事がもらえるようになれば、月数万円の収入も十分可能です。
弊社の独自調査で「月収5万~10万円以上の在宅ワーカー80名の口コミ!高収入稼げる在宅ワークを徹底調査」ご興味がある方は参考にしてみてくださいね。
クラウドソーシング初心者が稼ぐための4つのコツ
クラウドソーシング初心者が稼ぐためのコツは以下4つです。
- クラウドソーシングサイトを1社に絞る
- クライアントからの信頼を得る
- プロフィールを詳しく登録する
- 慣れてきたら単価の高い仕事に挑戦する
1.クラウドソーシングサイトを1社に絞る
利用するクラウドソーシングサイトは1社に絞りましょう。
なぜなら、複数のクラウドソーシングサイトを利用すると、仕事の「実績」が分散してしまうからです。
プロジェクト形式の仕事の場合、クライアントは仕事の依頼をするかどうかを決める際にワーカーの実績を参考にします。
実績とは、ネットオークションやフリマアプリの評価のようなものです。
3社のクラウドソーシングサイトに登録し、それぞれ10の仕事をした場合と、1社で30の仕事をした場合とでは、同じ仕事数をこなしても実績の多さの印象が違います。
実績の多いワーカーの方がクライアントは安心して仕事を依頼できるので、実績を分散させないよう1社に絞ることをおすすめします。
2.クライアントの信頼を得る
クラウドソーシングで稼ぐには、クライアントからの信頼を得ることが重要です。
なぜなら、クライアントは信頼できるワーカーに対して継続して仕事を依頼するからです。
仕事をする側が「この会社大丈夫かな?」と心配するのと同様に、クライアント側も「このワーカーさんに仕事を任せて大丈夫だろうか」と心配しています。
毎回違うワーカーさんにお仕事をお願いするよりは、信頼のできる人に継続してお願いした方が安心ですよね。
そのため、クライアントから信頼が得られれば、継続して仕事がもらえ、安定した収入や高収入につながります。
クライアントから信頼を得られるのは以下の人です。
- 連絡がスムーズに取れる
- 納期を守る
- 指示通りの仕事ができる
どれも当たり前のことですが、とても重要です。ぜひ実践してください。
3.プロフィールを詳しく登録する
クラウドソーシングで仕事を始める際は、プロフィール登録時には詳しい情報を記入しましょう。
実績がない初心者はどんな人か分からないので、クライアントも仕事を依頼する際に慎重になるからです。
職歴・資格・得意なジャンルなどをプロフィール欄でアピールしておくと、あなたの人物像がわかるため、仕事を依頼される確率が上がりますよ。
4. 慣れてきたら単価の高い仕事に挑戦する
初心者の場合、最初は簡単で単価の低い仕事から始めると思いますが、慣れてきたら単価の高い仕事に挑戦してみましょう。
当然のことながら単価の低い仕事は稼げず、稼ぐためには数をこなさなければいけないからです。
経験を積んで自信がついてきたら、ぜひ単価の高い案件にも挑戦してください。
初心者におすすめのクラウドソーシングサービスはどこなのか?
「おすすめのクラウドソーシングサービスはどこなのか?」
クラウドソーシング未経験者、初心者であれば知りたい人も多いと思います。
結論からいうと、「初心者にどこか一社を特定しておすすめのクラウドソーシングサービス」はありません。
良い仕事をくれるのも満足のいく報酬を支払ってくれるのもクラウドソーシングではなく「クライアント(依頼主)」だからですね。
良いクライアントと出会えるかどうかにかかっています。
極例ですが、まだOPENしたばかりのクラウドソーシングで、クライアントが1人しかいなかったとしますね。
1人しかいなかったとしても、そのクライアントの元で、あなたがずっと一緒に働きたいと思えたらそれでOKです。
ただ、登録者数が多いに越したことはありません。
登録者数は「クライアント」と「クラウドワーカー」両方に言えることです。
なぜなら、クラウドワーカーが多ければ「良い人が見つかる可能性は高い」と、大手企業のクライアントの登録数も増えるからですね。
特に現在は企業のオウンドメディアが流行していることから、優秀なWEBライターを探している大手企業も多いです。
「ワーカーの登録者数が多いと、ライバルも多くて自分が採用されにくいのでは?」と思った人もいるかもしれません。
ワーカーの数が多いことに比例して、大手企業や優良クライアントも増えますよ。
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【トラブルを未然に防ぐ】クラウドソーシング初心者が気をつけたい注意点
自宅で手軽に稼げるクラウドソーシングですが、トラブルを防ぐために初心者が気をつけたい注意点を紹介します。
応募前にクライアントの評価をチェックしよう
案件に応募をする前には、クライアントの評価や評価コメントを必ずチェックしましょう。
評価が悪いクライアントの案件に応募すると、違法行為への加担や報酬未払いなどのトラブルに合う可能性があるからです。
- 著作権を侵害する行為をさせる
- 報酬が支払われない
- 契約にない作業を要求される
クライアントの評価は5段階で示されていることが多いですが、評価が低い、または気になる評価コメントが書いてあるクライアントは避けた方が良いでしょう。
契約してから作業を始めよう
プロジェクト形式のお仕事をする場合、作業は契約後に開始しましょう。
契約前に作業を始めてしまうと、報酬が支払われなかったり、仕事内容や条件に変更があった時に修正する手間がかかるなどの問題が発生するからです。
条件や納品方法、価格などの契約内容をしっかり確認し、納得した上で始めるようにしてくださいね。
直接取引を持ちかけてくるクライアントは要注意
クラウドソーシングサイト外での直接取引や契約を持ちかけてくるクライアントは要注意です。
なぜなら、利用規約に違反する可能性や、報酬を支払わない前提で直接取引を持ちかけている詐欺クライアントの可能性があるからです。
クラウドソーシングサイトの多くは、直接取引を禁止しています。
また、メールアドレス・スカイプID・住所・電話番号などの個人の連絡先を聞き出す行為も禁止されていますので、教えないようにしましょう。
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まとめ
クラウドソーシング初心者におすすめの仕事は、簡単に始められてハードルの低い「データ入力」、そして案件が豊富で難易度を選べる「ライティング」です。
最初のうちは数千円しか稼げないとしても、徐々に単価の高い仕事に挑戦していけば、月に数万円稼ぐことも十分可能です。
また、一つひとつの仕事を誠実に行いクライアントからの信頼を得られれば、継続して仕事がもらえ、毎月安定した収入も見込めますよ。
- クラウドソーシングでガッチリお小遣いを稼ぎたい
- 副収入を得たい
という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。