高校生でもできる安全でおすすめの在宅ワークとは?

高校生になると、学校帰りに友だちとご飯を食べたり、買い物に行ったり、休みの日に彼氏や彼女と出かけたりと、お金を使う機会が増えますよね。

親からのお小遣いでは足らず、

「バイトしてお金を稼ぎたい!」

と思う人も多いのではないでしょうか。

しかし実際は、勉強や部活に忙しくてバイトする時間がなかったり、交友関係や夜遊びにつながらないか…といった心配から親にバイトを反対されている人も多いと思います。

そんな高校生にオススメなのが、「在宅ワーク」です。

在宅ワークなら自宅でできるため、勉強の合間や休日のちょっとした時間を利用してお小遣いが稼げます。

また、親の目の届く範囲で働けるため、親からのバイトへの理解も得やすいのもメリットです。

そこで今回は、「高校生におすすめの在宅ワーク」や「安全な在宅ワークの探し方」などについて解説していきます。

在宅ワークは高校生でもできるの?

結論から言うと、高校生でも在宅ワークはできますが、仕事は限定されます。

高校生におすすめなのは、パソコンやスマホを使った在宅ワークです。

なぜなら、「シール貼り」「袋詰め」「仕分け」のような内職系の仕事は、車の運転ができないと難しいからです。

内職の場合、ダンボールなどに入った商品の受け取りや納品を自分で行わなければいけません。

そのため、親に車を出してもらえなければ、実質軽作業系の在宅ワークはできないということになります。

一方、パソコンやスマホで行う在宅ワークならネット上で仕事が完結するため、親の協力が得られない高校生でもできます。

高校生が安全な在宅ワークを選ぶための注意点4つ

安全な在宅ワークがほとんどですが、なかには詐欺まがいの仕事が紛れていることもあります。

危ない仕事に引っかからないための注意点について解説していきます。

1.費用がかかる在宅ワークは行わない

「サイトの登録料がかかる」「パソコンにシステムを入れる費用がかかる」などと言って、費用を請求してくる在宅ワークは行わないでください。

在宅ワークが初めての人は、「在宅ワークってそういうものなのかな?」と思ってしまうかもしれません。

しかし、きちんとした在宅ワークの会社であれば、費用を請求してくることは決してありません。

例えば、外でアルバイトをするときに、「制服代を払ってください」「契約料を払ってください」と金銭を請求されることはありませんよね。在宅ワークでも同じです。

費用がかかる在宅ワークは詐欺の可能性があるので利用しないでください。

2.資料請求をさせる在宅ワークはしない

サイトで在宅ワークを探していると、資料請求をさせる業者がありますが要注意です。

氏名・住所・電話番号・メールアドレスといった「個人情報を聞き出す目的」で資料請求をさせている可能性があるからです。

仕事内容が書かれた資料がもらえると思い、資料請求をしてしまう人も多いですが、よく考えてみると仕事内容の説明はサイト上でも十分にできます。

資料請求をして個人情報を知られたことで、業者から電話がかかってきて初期費用を請求されたり、迷惑メールが何通もくるようになったりするケースもあります。

ホームページに、資料請求するよう書かれている在宅ワーク業者の仕事は受けないようにしましょう。

3.条件が良すぎる仕事には気をつける

「未経験者歓迎!月に10万円以上稼げる」「1日数分やるだけで月に5万円」など、あまりにも条件が良い在宅ワークにも注意してください。

「在宅ワーク=簡単でラクに高収入を稼げる仕事」ではないからです。

確かに、在宅ワークには未経験OKの簡単な仕事が多いですが、報酬は時給換算すると外で働くよりも少ないのが普通です。

WEBデザインやプログラミングのようなスキルや経験が必要な仕事なら、月に数万~十数万円稼ぐことも可能ですが、経験が不要で誰でもできる簡単な在宅ワークで月に10万円を稼ごうと思ったら、寝る間も惜しんで相当な数をこなさなければ不可能です。

『在宅ワークは、アルバイトよりも稼ぐことは難しい』ということを頭に入れ、甘い言葉が並べられた在宅ワークに騙されないようにしましょう。

4.仕事に応募する前に口コミや評価を調べる

やりたい仕事が見つかったら、応募する前に会社名をネット検索するようにしましょう。

過去にトラブルを起こした会社や利用者からの苦情が多い会社は、ネットに口コミが載っているケースが多いからです。

また、色々な会社の在宅ワークをまとめて紹介しているサイト(クラウドソーシングサイト)を利用する場合は「評価」をチェックしましょう。

評価は、フリマアプリやAmazonなどの評価と同じように、その会社を実際に利用した人が付けたものです。

評価が良く、悪い書き込みがされていない会社であれば安心です。

高校生でもできるおすすめの在宅ワーク3選

この章では、「どんな在宅ワークを選べば良いか分からない」という高校生のために、おすすめの在宅ワークを3つ紹介します。

【1.アンケート調査】移動中でもスマホでできる

在宅ワークの中でも、最も手軽で簡単なのがアンケートです。

アンケート調査の大半はスマホででき、また2~3分で回答できるものも多いため、学校、部活、塾で忙しい高校生でも、電車での移動中や寝る前など、ちょっとした時間で仕事ができるからです。

報酬はポイントで付与され、貯まったポイントは現金やギフト券、提携先のポイント(Tポイント・楽天ポイントなど)、商品などに変換できます。

サイトによって何に交換できるかが違うため、仕事をする前にどのような方法で報酬がもらえるのか確認しておきましょう。

【2.データ入力】パソコンのタイピングが好きな人向け

高校生ができる在宅ワークの中では、データ入力もおすすめです。

データ入力の仕事は、

  • 名刺に書かれている会社名や住所などをフォーマットに入力する
  • 指定された情報をインターネットで調べて入力する
  • 企業が行ったアンケート結果を入力して集計する

といったさまざまな仕事内容がありますが、いずれも特別なスキルはいりません。

自宅にパソコンがあり、数字や文字のタイピングができれば可能な仕事がほとんどです。

ただし、「月に最低◯枚の名刺入力をする」「データ◯件の入力を1週間以内に」といったノルマや期限がある案件もあるため、学校や部活動が忙しい時期は注意が避けたほうが無難です。

また、データ入力の仕事のなかには「スマホでの作業も可」の案件もありますが、入力スピードや画面の見やすさを考えるとパソコンで行うのがおすすめです。

【3.WEBライティング】文章が得意な人やブログ経験がある人におすすめ

文章を書くことが得意な人や好きな人、ブログ経験がある人にはWEBライティングがおすすめです。

ライティングは「WEBライター」「WEBライティング」「記事作成」といった形で募集されています。

ライティングの仕事内容は以下のようにさまざまです。

  • 指示されたテーマについて書くもの
  • 商品・サービス・体験の口コミを書くもの
  • ブログやインスタグラムの代理投稿

文章を書くことが好きな人や、ブログ投稿に慣れている人であれば、自分に合った案件を見つけて楽しみながら稼げます。

ただし、ライティングは「2,000文字以上」のように文字数が指定されているものも多く、納期も決められています。

たとえ学生でも、一度引き受けた仕事は納期を守って納品する責任があります。

「忙しくて間に合わなかった」ということがないよう、テスト時期や部活動が忙しい時期は避けましょう。

また、最初のうちは文字数の少ない案件から始めることをおすすめします。

高校生ができる「在宅採点バイト」は少ない

ネット上でも稼げると話題の在宅採点バイトですが、「高校生可」の求人は残念ながらほとんどありません。

在宅に限らず、採点バイトの多くは短大・大学生以上といった基準があるためです。

まれに高校3年生であればOKの求人もありますが、ごくわずかです。

また、採点バイトの求人が出るのは模試のシーズンなので、現役高校生であれば、自分自身が勉強に忙しい時期となります。

採点バイトは、大学入学後の稼げるバイトとしておすすめします。

高校生の在宅ワークはバイトほど稼げない

在宅ワークでどれくらい稼げるのか気になると思いますが、結論から言うと1ヶ月の収入は数千円程度で、外で働くバイトほどは稼げません。

なぜなら、在宅ワークの報酬は、時給換算するとアルバイトより低いケースが大半だからです。

例えば、アンケートの単価は1件1円~5円ほどが相場なので、100件答えても報酬は100~500円ほどです。

データ入力やライティングはアンケート調査よりも単価が高いですが、その分1つの案件に時間がかかります。

ちなみに、当社が主婦60人に行ったアンケートでは、在宅ワークで得られた1ヶ月の平均収入は6,572円でした。

なかには5万円以上の高収入を得ている人もいましたが、稼いでいる人の多くは在宅ワークに時間をかけられる人です。

学校の授業や部活動などの拘束時間が長く、在宅ワークに充てられる時間が少ない高校生の場合、主婦よりも稼ぐのは難しいと言えます。

ただし、WEBデザインやプログラミングといった専門スキルがあれば、報酬の高い案件が受けられるので月数万円の収入を得ることも可能です。

また、夏休みや冬休みに集中的に仕事をして稼ぐことも可能です。

高校生でもできる在宅ワークの探し方は?

高校生でもできる在宅ワークは、以下の3つの方法で探すことができます。

1.アンケートサイトやアンケートアプリ

アンケートだけで稼ぎたい場合は、アンケート専用の「アンケートサイト」や「アンケートアプリ」がおすすめです。

アンケートサイトの年齢制限は、「6歳以上」「13歳以上」などサイトによってさまざまですが、高校生であれば、ほぼ全てのサイトが利用できるからです。

また、アンケート専用サイトなので、1案件1円の簡単なアンケートから、記述式の回答がある1案件数十円のアンケートまで、種類も報酬額もさまざまです。

単価が高いものは、多少時間や手間がかかりますが、単価が低いものを何件もするよりも効率よく稼げます。

2.クラウドソーシングサイト

アンケート以外の在宅ワークもしてみたい方には「クラウドソーシングサイト」がおすすめです。

クラウドソーシングサイトでは、データ入力やライティングなど、さまざまな種類の在宅ワークを扱っているため、アンケートだけするよりも稼ぐことができます。

また、クラウドソーシングサイトでは、仕事を発注している企業の評価が見られるため、悪徳業者を見分けるのにも役に立ちます。

ただし、年齢制限を設けているサイトもある点、報酬の5~20%ほどが手数料として引かれる点には注意が必要です。

年齢制限や手数料の割合はサイトによって異なるので、利用前に確認しましょう。

クラウドソーシング・スキルシェアなら【Craudia(クラウディア)】

3.求人サイト

クラウドソーシングサイトほど件数はないものの、アルバイトが掲載されている求人サイトでも在宅ワークを探すことができます。

「在宅ワーク」という項目がなくても、キーワード部分に「在宅」と入れると検索できます。

クラウドソーシングサイトでは、1回きりの仕事が多いですが、求人サイトは単発の仕事から長期の仕事まであるのでおすすめです。

求人サイトはたくさんあるので、いくつかのサイトに登録しておくと希望にあった仕事を見つけやすくなります。

まとめ

「アンケート」「データ入力」「ライティング」といった在宅ワークなら、特別なスキルが不要なので高校生でもできます。

ただし、以下のような在宅ワークは悪徳業者や詐欺の可能性があるため、安易に応募しないようにしてください。

【注意が必要な在宅ワークの特徴】

  • 費用がかかる
  • 資料請求をさせる
  • 条件が良すぎる
  • 口コミや評判が悪い

上記に注意すれば、電車での通学時間にポチポチアンケートに答えたり、家でスマホゲームをしている時間を利用してお小遣い稼ぎができる在宅ワークは高校生におすすめです。

簡単な在宅ワークは単価が低いため、外で働くバイトほどは稼げませんが、

  • 「学校生活が忙しくて外でのバイトができない」
  • 「気楽にちょっとしたお小遣い稼ぎをしたい」

という高校生は、ぜひ挑戦してみてください。

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