3Dモデル作成におすすめの外注先4選とそれぞれへの依頼方法

vTuber(バーチャルユーチューバー)が動画配信で使用する3Dアバター、テレビやゲームに登場する3Dキャラクターなど、3Dモデルは現代の様々なデジタルコンテンツに欠かせないものになっています。

しかし、未経験の初心者が0から3Dモデル製作を習得するには技術的に大きな壁があります。

この記事では3Dモデル作成を検討している方におすすめの外注先および費用、また外注する際におさえるべきコツや、3Dモデルを外注するメリット・デメリットをご紹介します。

3Dモデル作成におすすめの外注先4選とそれぞれへの依頼方法

3Dモデル作成におすすめの外注先は大きく分けて4つの選択肢が挙げられます。

  • 3Dモデル製作企業
  • 個人デザイナー
  • クラウドソーシング
  • 3Dモデルの販売サイト

それぞれの特徴と依頼方法をご紹介します。

予算に余裕があり柔軟な対応を求めるなら、3Dモデル製作企業へ外注がおすすめ

予算が充分にあって様々なニーズに柔軟に対応してもらいたいなら、3Dモデルの制作企業に外注するのがおすすめです。

3Dモデル製作実績を持っているのと、ノウハウのあるデザイナー集団を抱えているからです。

例えば、以下のようなニーズに対しても柔軟に対応し、最適な提案をしてくれます。

  • 3Dの知識がない
  • 原画から作成してほしい
  • 予算に上限がある
  • 短期で納品してほしい

また、企業によっては3Dモデル作成後、アニメーション化やSNSの運用にも対応してくれる場合もあります。

各社のホームページからコンタクトを取り、自分の予算や希望するサービスと見合うかどうかを判断して依頼しましょう。

クオリティの高い3Dモデルを求めるなら個人デザイナーがおすすめ

クオリティの高い3Dモデルを作成したいなら、個人デザイナーに外注するのがおすすめです。

本当にクオリティの高い3Dモデルを作成できるデザイナーは企業から独立して生計を立てている場合もあります。

例えば、人気のvTuberの名前で検索を行うと、3Dモデリングを担当した個人デザイナーの名前がヒットするケースもあります。

デザイナーの実績を確認して、自分のほしい3Dモデルのイメージとぴったりならコンタクトをとりましょう。

しかし、デザイナーもしくはマネージャーと直接交渉となるため、報酬や著作権などに関して、契約時には細心の注意を払う必要があります。

また、名の売れている個人デザイナーほど多忙のため、仕事を受けてもらえるか、納期がいつになるかは事前に確認が必要です。

大勢のデザイナーから選びたいならクラウドソーシングがおすすめ

クラウドソーシングとは、インターネット上でクライアント(発注者)とワーカーをマッチングするサービスです。

大勢のデザイナーの中から比較検討したい場合は、クラウドソーシングで外注するのがおすすめです。

たとえば、クラウディアの「プロジェクト形式」でワーカーを募集すると、応募してきたデザイナーの制作実績を見ながら選べます。

筆者が見るに、今はまだ実績が少なくとも、クオリティの高いモデルをポートフォリオに載せているデザイナーも数多く見受けられます。

また、モデルだけではなく「ロゴ」「立ち絵」「オープニング&エンディング動画」などvTuberデビューに必要な素材をフルで用意してくれるデザイナーもいます。

依頼すればデザインや世界観の統一されたコンテンツを制作してもらえるので、デビュー当初から質の高い動画配信が実現できるでしょう。

さらに、企業や個人の有名デザイナーよりも安い金額で作成してもらえることも少なくありません。

なぜなら、自分たちが予想していたよりもはるかに安い金額で提案するワーカーもいるからですね。

また、納品物や支払いに関して何らかのトラブルがあった場合、クラウドソーシングの運営が間に入って解決のサポートをしてくれます。

クラウドソーシングで自分の予算や条件にマッチするデザイナーを見つけましょう。

会員数100万人以上のクラウドソーシングCraudia(クラウディア)

既製品のモデルで構わないなら3Dモデルの販売サイトがおすすめ

既製の3Dモデルでも構わない場合は、3Dモデルの販売サイトでほしいモデルを探して購入しましょう。

なぜなら、数万件もの豊富な3Dモデルが登録されており、キーワード検索でほしい3Dモデルを簡単に見つけられるからです。

大手の販売サイトはクオリティの高い3Dモデルが数多く掲載されているうえ、操作性も良く、気に入った作品を見つけたら後はクレジットカードで簡単に購入できます。

また、部屋やインテリアなど、3Dキャラクターの背景に設置する3Dモデルも幅広く販売されています。

なお、現在の販売サイト大手は海外のもので、英単語での検索が必要なため困ったときは、Google翻訳といった翻訳サイトでキーワードを英語に翻訳して入力しましょう。

3Dモデル作成を外注依頼する時の費用相場を紹介

外注先と依頼するサービス内容によって3Dモデル作成の費用は変わりますが、高いクオリティを求めるなら数十万円超えるのも珍しくありません。

「モデリング」「動作の付与」「納品先での動作チェック」など1つひとつの工程に多くの手間がかかり、月単位の工数を要するからです。

この章では「人型キャラの3Dモデル」「人型キャラのLive2Dモデル」「人型以外の3Dモデル」に大別して費用の相場を紹介していきます。

人型キャラクターの3Dモデルの相場は五万円〜数百万円と幅広い

人型キャラクターの3Dモデルの相場は五万円〜数百万円と幅広いです。

なぜなら、人気かつ工数がかかるため、実績のある依頼先に外注すると数百万円を超えることもあるからですね。

以下は人型キャラクターの3Dモデルを外注する際の依頼先と費用の目安です。

  • 企業に依頼する場合:50万円〜数百万円
  • 個人のデザイナーに依頼する場合:10万円〜100万円
  • クラウドソーシングで個人デザイナーに依頼する場合:5万円〜30万円

費用に幅がある理由は、制作するモデルのクオリティはもちろん、求めるサービスやオプション、調整期間に応じて価格が大きく変動するためです。

たしかな技術や実績のあるデザイナーほどサービス単価が高い傾向にあります。

人型キャラクターのLive2Dモデルの相場は1万円〜数十万円ほど

Live2Dとは、原画1枚をもとにキャラクターを立体的に動かす映像表現、およびソフトウェアのことを指します。

人型キャラクターのLive2Dモデルの相場は1万円〜数十万円となります。

3Dモデルのようにあらゆる角度から映したり、飛び跳ねるような大きな動きをつけたりはできませんが、Live2Dなら簡単な動きのついたモデルを安価に作成できます。

Live2Dで人型キャラクターを外注する際の依頼先と費用の目安です。

  • 企業に依頼する場合:20万〜50万円
  • 個人のデザイナーに依頼する場合:5万円〜50万円
  • クラウドソーシングで個人デザイナーに依頼する場合:〜10万円

より安価に人型キャラクターのモデルを作成したい場合は、Live2D(ライブツーディ)というモデルの発注も検討しましょう。

人型以外の3Dモデルの相場は数千円〜数十万円程度

人型以外の3Dモデルの相場は数千円〜数十万円程度となります。

「動物キャラクター」「背景」「家具」などは、人型キャラクターより安価な傾向があります。

外注する際の依頼先と費用の目安は下記の通りです。

  • 企業に依頼する場合:〜50万円
  • 個人のデザイナーに依頼する場合:〜10万円
  • クラウドソーシングで個人デザイナーに依頼する場合:〜1万円

メインとなるキャラクター1体だけではなく背景やペットなどをセットにすることによって、世界観が伝わりやすくなるうえに、キャラ同士のやりとりで表現の幅が広がりますね。

既製品の3Dモデルの相場は数千円〜数万円におさまる

既製品の3Dモデルの相場は数千円〜数万円におさまります。

既製品の3Dモデルは、総じてオーダーメイドする場合よりも安価な価格で販売されているからです。

例えば3Dモデル販売サイトではほとんどの3Dモデルが2千円〜数万円で販売されています。

さらに、中には無料で公開されているモデルも多く存在します。

ただし、既製品なので、アフターサポート等がないことに注意が必要です。

購入したモデルが自分の使う環境で動くかどうか、内容をしっかり確認してください。

ここまでご紹介した各依頼先へ外注した場合の費用の目安を以下の表にまとめました。

外注先 人型キャラ(3D) 人型キャラ(Live2D) 動物キャラ・背景・家具
企業 50万~数百万 5万~50万 ~50万
個人デザイナー 10万~100万 5万~50万 ~10万
クラウドソーシング 5万~30万 ~10万 ~1万
販売サイト ~10万 ~1万 ~1万

期待するクオリティに見合った予算を準備して外注先を選びましょう。

3Dモデル作成を外注依頼する際のコツ

3Dモデルの作成は1人月単位の工数を要する大きなプロジェクトです。

依頼するデザイナーと明確なイメージを共有しなければ、時が経つにつれイメージがずれて納得のいく納品物にならないおそれがあります。

まず過去の作成実績、サービス内容を確認しよう

最初に候補となる依頼先の過去の実績、対応してくれるサービス内容を確認しましょう。

過去に作った完成品を観ることで、自分にとって魅力的なモデルの作成実績のある依頼先を探せるからです。

例えば、以下のような内容を考えながらチェックしていきます。

  • ほしい3Dモデルのイメージに近いもの
  • 細部の描写までこだわられているもの
  • 動画で自然な動きを見せてくれているもの

また、「原画から描いて欲しい」「3Dモデル作成後の運用までサポートしてほしい」といった自分のニーズを満たしてくれるかどうかも確認しましょう。

モデル作成に必要な情報を作成指示書にきちんと盛り込む

デザイナーがモデル作成する上で必要な情報を作成指示書で明確にすることは欠かせません。

具体的な指示書を作成することよって、細部の確認にかかるやり取りを削減できる上に、イメージの齟齬が起こるリスクを回避できるからですね。

指示書に盛り込むべきデザインの情報を下記に挙げます。

  • 原画を用意する
  • デザインの詳細な設定を伝える
  • どのような表情・動作が必要か明記する
  • 物理演算(髪の毛や衣服に動きをつけるシミュレーション)の有無を伝える
  • 使用用途(どのソフトで動かすのか、商用利用を希望するのかなど)

イメージを共有する上で最も有効なのが原画です。可能であれば求めるデザインを様々な角度から描写した「三面図」を用意しましょう。

また、色に関してはできれば「2A4B71」のようなカラーコードで指定してください。

さらに、三面図に落とし込みきれなかった設定、例えば「世界観」「質感」などの要望を詳細に文章で伝えましょう。

なお、3Dモデルを動かすプラットフォームによって仕様が異なるので、複数のプラットフォームでも動くようにするためにはモデルの調整が必要になります。

使用用途もあらかじめ明確にしておきましょう。

指示書に書かれた情報が不十分だと、修正の工数がかさみ、見積もり時に提示された予算やスケジュールをオーバーするおそれもあります。

特に三面図に関しては、三面図の作成を依頼するだけでも費用がかかるので、事前に準備するのとしないのとでは外注の費用も大きく変わりますね。

最終的に納得のいく3Dモデル作成をしてもらうために、事前に送る指示書の内容は非常に重要です。

3Dモデル作成を外注依頼するメリット

3Dモデルを外注するメリットとしては、主に下記の2つが挙げられます。

  • 学習コストの削減
  • 3Dモデルの難しいポイントをプロの経験で解決してもらえる

作成スキル習得にかかる学習コストを大幅削減できる

外注依頼することで作成スキル習得にかかる学習コストを大幅に削減できます。

なぜなら、未経験者がオリジナルの3Dモデルの制作を0から学ぶには、膨大な時間を要するからですね。

例えば、3Dモデルを自作するには絵のセンスだけでなく、立体的なモデルを細かく組み上げる技術や、作成したモデルを動的に動かす技術を養う必要もあります。

さらに人型キャラクターの3Dモデルを作成するのには、1万〜15万もの細かいポリゴン(多角形のデータ)をつなげていく地道な作業も求められます。

また、モデルの動かし方1つとっても、関節の動きがギクシャクしないように修正したり、実際に人の動きをトラッキングさせて、ちゃんと動くように調整する必要も出てきます。

これらの技術を学び、商材となりうるレベルのクオリティを目指すには数ヶ月単位の学習コストがかかります。

場合によっては、3Dモデルのデザイナーを雇って内製化することで学習コストを省くという解決策も考えられるでしょう。

ただ3Dモデルの作成がメインではなく単発の業務に過ぎないのであれば、外注してしまう方が理にかなっています。

3Dモデル制作に特有の難点をカバーし、ハイクオリティに仕上げてもらえる

3Dモデル制作に特有の難点をカバーし、ハイクオリティに仕上げてもらえます。

2Dの絵を3Dモデル化しようとするときに生じる様々な課題を、プロのデザイナーは経験で解決してくれるからですね。

例えば、2Dの絵は正面だけで美しい表現ができますが、3Dモデルではあらゆる角度から見栄えするデザインを作成しなければなりません。

また、キャラクターの衣服の3Dモデルも、しっかり調整しないとキャラクターを動かした際に肌にめりこんでしまいます。

なるべく衣服の面積が小さいキャラクター原画をデザインすると3Dモデルの作成がしやすいと言われていますね。

こうした3Dモデルに特有の課題を解決するには、プロのデザイナーの経験に頼るのが一番です。

3Dモデル作成を外注依頼する際のデメリット

3Dモデル作成を外注依頼する際のデメリットは主に下記の2点です。

  • 費用がかかる
  • 自分の期待やこだわりを反映しきれない場合がある

数万円〜数百万円単位の費用がかかる

3Dモデルの外注依頼すると、数万円〜数百万円単位の費用がかかってきます。

3Dモデルの製作には1ヶ月以上の期間を要することも珍しくなく、膨大な工数を加味した費用設定がされているためですね。

例えば、リアルに近い造形や自然な動作を実現するために、3Dモデルは数万から数十万ものポリゴンを手作業で調整して作られています。

大きな買い物になってしまうので、満足いくものを作成してもらうためにも依頼先の吟味と指示書の入念な準備を怠らないようにしましょう。

自分の期待やこだわりを100%反映できない場合がある

自分の期待やこだわりを100%反映できない場合もあります。

なぜなら、期待に沿わない箇所があっても、それを完全に修正できるとは限りません。

見積もり当初に想定していたスケジュールをオーバーすると追加料金を加算されたり、無料で修正できる回数に制限が設けられたりしているからです。

また、修正を依頼する際にも注意が必要です。

3Dモデル作成の作業内容や技術的限界を理解していないと、デザイナーに過度な時間的負担を強いてしまったり、技術的に不可能な依頼をしてしまったりする場合もあります。

期待していた内容と最終的な納品物に大きなギャップが生じないよう、自分がこだわってほしいところは全て指示書を介して詳細に説明し、どこまで実現可能かデザイナーとよく話し合う必要がありますね。

まとめ

3Dモデル作成は、月単位の工数がかかる上、ハイクオリティのモデルを目指すにはそれなりの費用を投じて高い技術力のある依頼先に外注する必要があります。

しかし、3Dモデルができると、立体的な視覚効果や生き生きとしたモーションで表現の幅が広がり、見る人の関心を大いに高められます。

自分の目的に合った外注先を見つけて納得のいく3Dモデルを入手するために、この記事がお役に立てれば幸いです。

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