週1・土日だけでできるITエンジニアの副業を紹介!おすすめの探し方・種類・注意点を解説

IT系エンジニアが副業すると、収入源を増やせるだけでなく「スキルアップ」や「人脈の構築」にもつながるというメリットがあります。

しかし副業を検討しているエンジニアの中には、本業に支障のない範囲で副業できるのかがわからず、一歩踏み出せない方も多いのではないでしょうか。

結論から言いますと、エンジニアなら「週1日」「土日・週末だけ」働くカタチで、本業に影響しない範囲での副業も可能です。

実際、在宅・フルリモート可能な副業案件も多いため、本業と両立しながら無理なく副業しているエンジニアも多数います。

この記事では副業を考えているエンジニア向けに、「週1日や週末だけ稼働できるおすすめの副業」や「副業する場合の注意点」について解説します。

最後まで読んでいただければ、本業とのバランスがとりやすい副業の種類がわかり、副業開始に向けて動き出せる状態になっているはずです。

目次

エンジニアが副業を行うメリット

エンジニアが副業を行うメリットは以下の通りです。

  • 給与以外の収入源ができる
  • エンジニアとしての実績・経験値を増やせる
  • 自社以外の人脈を構築できる
  • 隙間時間を有効活用できる

順番に解説していくので参考にしてください。

給与以外の収入源ができる

給与以外の収入源(副収入)ができるのは、副業の大きなメリットです。

収入源が複数あると、余裕のある生活ができますね。

例えば「本業で成果を出しているのに、なかなか昇給・昇進できない」「昇給のスピードが遅すぎる」と不満をもっているエンジニアの方も多いのではないでしょうか。

本業での収入アップが難しかったり遅かったりしても、副業すれば働いた分だけ収入は増えます。

さらに重要なのは、収入の柱を複数持つことが、本業一本に依存するリスクを分散し、精神的な安定につながる点です。

万が一、会社の業績悪化で給与が下がったり、本業がうまくいかなくなった時でも、もう一つの収入源があるという事実が大きな心の支えになります。

「収入を増やしたい」「本業の給与がなかなか上がらない」という方はもちろん、将来への漠然とした不安を解消するための賢明なリスクヘッジとして、ぜひ副業を検討してみてはいかがでしょうか

エンジニアとしての実績・経験値を増やせる

エンジニアとしての実績・経験値を増やせるのも、副業のメリットといえるでしょう。

IT系エンジニアの場合、本業に近い業務内容の副業案件が充実しており、そのまま本業に活かせるスキルを磨きやすいからです。

「経験してみたいけれど、本業では携われない業界・工程」にチャレンジできる機会もありますし、トレンドを知る機会にも恵まれやすいです。

「実務」を通じてのスキルや経験が身につくので、より本業にも生かしやすいでしょう。

例えば、副業で最新のフレームワークを使った開発を経験し、その知見を本業のプロジェクトに提案して開発効率を大幅に改善したり、副業で得たUI/UXデザインの知識を活かして本業のプロダクトの品質向上に貢献したりと、具体的なシナジー効果が期待できます。

新しい技術やツールに触れることで、自身の市場価値を高めることにも直結します。

転職を考えている場合にも、携わった実務が多いほど有利になると考えられます。

そのため「勉強したものの、実務で使えていないプログラミング言語や知識がある」「本業では経験できる仕事が限られており、成長をあまり感じられない」という方にも、副業がおすすめです。

自社以外の人脈を構築できる

副業を通じて社外の人脈を構築できるのもメリットです。

副業では「クライアントである企業の経営者・担当者」「他社に所属している副業エンジニア」などと知り合う機会もあるからです。

上司や同僚以外のつながりができることで刺激になりますし、「他社ではこんなフローや人員体制で仕事しているんだな」など、新たな気づきも得られるでしょう。

また副業を通じてクライアントや他のフリーランス・副業エンジニアと信頼関係が構築できれば、新たな仕事先を紹介してもらえる可能性もあります。

紹介によって副業案件が増え、本業より副業の収入のほうが多くなると、起業・フリーランス転身につながることも考えられます。

特に将来的な独立を視野に入れている方にとって、副業は技術力だけでなく、クライアントとの要件定義、見積もり作成、契約交渉といった、独立に不可欠な経営・交渉スキルを実践的に学べる貴重なトレーニングの場となります。

会社員という安定した立場を維持しながら、将来の独立に向けた「予行演習」ができるのは、非常に大きなアドバンテージです。

「視野を広げたい」「転職やフリーランスエンジニア転身を考えている」という方にも、副業はおすすめできます。

隙間時間を有効活用できる

隙間時間を有効活用できるのも、エンジニアが副業するメリットです。

エンジニアの副業案件には「完全在宅(フルリモート)」や「納期さえ守ればいつ作業してもよい」という仕事も多いからですね。

いつでもどこでもできる案件であれば、土日や休日だけでなく、「平日の始業前や帰宅後」などの隙間時間を活用できます。

隙間時間でできる副業なら、本業への影響も少なく、取り組みやすいでしょう。

「暇をもてあましている」「隙間時間をお金やスキルアップの時間に変えたい」という方にも、副業がおすすめです。

エンジニアが副業を行うデメリット

エンジニアの副業には、以下のようなデメリットもあります。

  • 休める時間が減る
  • 本業に影響するリスクがある
  • 週1稼働ならではの業務上の制約がある
  • 税務や契約の自己管理が必要になる

順番に紹介していくので参考にしてみてください。

休める時間が減る

休める時間が減ってしまうのは、副業のデメリットです。

「もともとプライベートだった時間」が、副業の作業時間になるからです。

副業へと使う時間が増えるに比例して、プライベートの時間が減ってしまいます。

例)

  • リフレッシュする時間
  • 家族と過ごす時間
  • 睡眠時間

副業に打ち込みすぎて休息が足りないと、体調を崩してしまい兼ねないので注意しましょう。

まずは無理のない範囲で、週1日から、さらに短い時間から始めてみるのがおすすめです。

本業にマイナス影響が出るリスク

副業の負担が大きくなると、本業にマイナス影響を及ぼす可能性が出てくるのもデメリットといえるでしょう。

例えば、副業の納期に追われて睡眠時間を削ってしまい、翌日の本業で集中力が低下したり、思わぬミスを誘発したりするケースが考えられます。

本業でのパフォーマンスが落ちてしまったりミスを起こしてしまうことで、職場での評価が下がってしまい兼ねません。

副業はあくまで「サブの仕事」として捉えて、メインの仕事に影響しない範囲で行いましょう。

週1稼働ならではの業務上の制約がある

特に「週1日」や「土日のみ」といった限られた時間で副業をする場合、参画できる案件に制約がある点を理解しておく必要があります。

クライアントとの定例会議やチームでの連携が重要なプロジェクトでは、稼働日の少なさがネックになることがあるからです。

そのため、大規模なシステムの根幹部分の開発や、プロジェクトの主担当といった責任の重い役割を任されることは難しく、スポットでの機能追加、調査、ドキュメント作成など、比較的独立して進められるタスクが中心になる傾向があります。

「やりがいのある大きな仕事がしたい」と考えている方は、現実とのギャップを感じるかもしれません。

税務や契約の自己管理が必要になる

会社員として働くだけではあまり意識しない、税務や契約の管理が自己責任で発生する点も大きな注意点です。

まず、副業での所得(収入から経費を引いた金額)が年間20万円を超えた場合、原則として確定申告を行わなければなりません。

帳簿をつけたり領収書を保管したりといった、これまで会社任せにできていた事務作業をご自身で行う手間が発生します。

また、クライアントとは業務委託契約を結ぶのが一般的ですが、契約内容を十分に確認しないと「報酬の支払いが遅れる」「想定外の作業を要求される」といったトラブルに巻き込まれるリスクもあります。

業務範囲、納期、報酬額などを書面で明確に合意し、自身の身を守る意識が重要です。

週1・土日だけでできるエンジニアにおすすめの副業

週1・土日だけでできる、エンジニアにおすすめの副業は以下の5つです。

報酬はスキルや経験によって幅広く、月数万円から、高単価な案件では月30万円以上、技術顧問クラスになると月80万円を超えるケースもあります。

  • システム・アプリの開発やテスト
  • Webサイト制作・Web開発
  • IT分野のライティング
  • プログラミングスクールの講師やメンター
  • ITコンサルティング・技術アドバイザー

それぞれのおすすめな理由と注意点を紹介するのでチェックしてみてください。

システム・アプリの開発・テスト

週1・週末だけでできるエンジニアにおすすめの副業としては、まず「システム・アプリの開発・テスト」があります。

おすすめする理由は以下の通りです。

  • エンジニアとしてのスキルを活かせる
  • 高単価な案件が多い(時給3,000円〜8,000円程度が相場。週1日稼働で月5万円〜15万円が目安)
  • 本業と似た仕事ができるのでスタートのハードルが低い

本業と似た仕事ができるのでスタートのハードルが低く、報酬も高いのがメリット。

なおシステム・アプリ開発案件では、クライアント企業のPMや他のフリー・副業エンジニアと協力しながら作業する案件も多くなっています。

そのため「コミュニケーション力の高い方」「チームで働きたい方」におすすめです。

一方で、開発経験が浅い方向けに、簡単なテスト業務やデータ入力、既存コードの修正といったタスクもあります。

報酬は比較的低めですが、副業の第一歩として実績を作るのにおすすめです。

Webサイト制作・Web開発

Webサイト制作・Web開発も、エンジニアにおすすめできます。

具体的には「WordPressでのサイト・LP作成」「JavaScriptやCSSを使った実装」「プラグイン開発」などがあります。

おすすめする理由は以下の通りです。

  • エンジニアとしてのスキルを活かせる
  • 高単価な案件が多い(LP制作で10万円以上など。月額契約の場合は月5万円〜20万円程度が目安)
  • 在宅でできる

システム・アプリ開発同様、本業と似たような案件を選びやすく、取り組みやすいのがメリット。

また在宅でできる仕事が多いため、家で副業したい人にも向いています。

一方で納期が厳しめの設定になっていることもあるため、「無理のないスケジュールで、確実に納期を守れる案件か」を吟味する必要があります。

納期が短い案件を選んでしまうと、「週1回」「土日だけ」では納期に間に合わないかもしれません。

IT分野のライティング

IT分野のライティングも、ITエンジニアにおすすめ。

おすすめする理由は以下の通りです。

  • 専門分野を活かせる
  • 専門性が高ければ文字単価もあがる(1文字4円以上も可能。月数万円の収入が目安)
  • 隙間時間に取り組みやすい
  • 在宅でできる

専門分野を活かせるジャンルの記事なら、文字単価も高くなることが期待できます。

在宅で仕事できますし、納期さえ守れば作業時間は自由なのもメリット。

ライティングは「まずは手軽に取り組める副業から始めたい」という人におすすめです。

プログラミングスクールの講師やメンター

プログラミングスクールの講師も、エンジニアの副業としておすすめです。

とくに「人に教えるのが得意」「後輩・新人の指導経験がある」という人におすすめできます。

講師をおすすめする理由は以下の通りです。

  • 指導経験やコミュニケーション能力を活かせる
  • 需要が高まっている
  • 在宅でできる

オンラインスクールが増えているため、在宅で好きな時間に指導可能です。

「講師はちょっと自信がない」という方は、学習の進捗管理や質問対応がメインのメンターから始めるのもよいでしょう。

オンラインレッスン・アドバイスの案件を確認する

ITコンサルティング・技術アドバイザー

豊富な実務経験やマネジメント経験を持つハイレベルなエンジニアには、ITコンサルティングや技術アドバイザー(技術顧問)といった上流工程の副業がおすすめです。

企業のDX推進の相談に乗ったり、開発チームの技術選定に助言を与えたり、エンジニア組織の課題解決をサポートしたりするのが主な業務です。

週1日(月4回)程度の稼働でも、月額30万円〜80万円以上といった高単価が期待できるのが大きな魅力です。

ただし、特定の技術力だけでなく、経営視点での課題発見能力、プロジェクトマネジメントスキル、高いコミュニケーション能力といった複合的なスキルが求められます。

副業初心者のエンジニアへ案件選びの5つのポイント

副業初心者の場合、案件選びにはコツが必要です。

副業初心者のエンジニアが押さえておくべきポイントを5つ紹介します。

  • まずは実績づくりと心得よう
  • 応募前にポートフォリオを準備する
  • 短期・単発の案件
  • 依頼規模が小さい案件
  • 確実に自分のスキルで遂行できる案件

順番に解説していくので参考にしてみてください。

まずは実績づくりと心得よう

副業を始めたからといって、すぐに高単価の案件が獲得できるわけではない、という現実をまず受け止めましょう。

多くの企業は、副業エンジニアに対してまずはお試しで簡単な業務を依頼し、信頼できると判断してから徐々に重要な案件を任せる傾向があるためです。

最初のうちは「稼ぐこと」よりも、「実績を作り、クライアントからの信頼を得ること」を最優先してください。

たとえ単価が低くても、その経験がポートフォリオに掲載できる実績になるか、新しい技術に触れてスキルアップに繋がるか、といった「成長」の視点で案件を選ぶことが重要です。

小さな実績でも一つずつ積み重ねることで、それが次の高単価案件に繋がる推薦状となります。

焦らず長期的な視点でキャリアを築く意識を持ちましょう。

応募前にポートフォリオを準備する

案件に応募する前に、自身のスキルレベルを客観的に証明するポートフォリオ(実績集)を必ず準備しましょう。

これは副業案件獲得における必須ステップです。

具体的には、学習で作ったWebサイトやアプリケーション、個人開発したツールなどをGitHubでソースコードと共に公開しておくのが最も効果的です。

これにより、採用担当者はあなたの技術力を具体的に評価できます。

もし公開できる実績がない場合は、架空のサービスを想定して小規模なアプリケーションを開発してみるのも良いでしょう。

ポートフォリオがないと、あなたのスキルは適切に伝わらず、書類選考の段階で見送られる可能性が非常に高まります。

少し手間はかかりますが、この準備が案件獲得率を大きく左右します。

短期・単発の案件を選ぶ

副業案件を探すにあたり「長期安定的に稼ぎたい」と考えて、定期的に仕事をもらえる「継続案件」を重点的に探す人も少なくありません。

しかし副業初心者なら、短期・単発の案件を選びましょう。

短期・単発の案件を受けてみて、「本業と副業とのバランス」「副業にかけられる時間の目安」を確認するためです。

本業と副業のバランスをつかめないうちから長期の案件に参画してしまうと、「スケジュールがきつい」「時間が足りない」といった問題が起こりやすいです。

もし途中で仕事をキャンセルすれば、クライアントの信頼を失ってしまいます。

慣れている業務のつもりでも、やってみないとわからないことも多いので注意しましょう。

そのため副業初心者の方は「まずはお試し」という気持ちで、短期・単発の案件から探してみてください。

依頼規模が小さい案件を選ぶ

向上心が高く「副業でスキルや経験を積みたい」と思っている方は、大型プロジェクトに惹かれることもあるのではないでしょうか。

しかし副業初心者はまず「規模が小さい案件」からこなしていくのがおすすめ。

副業エンジニアとしての実績が少ない段階では、大型プロジェクトに応募しても不採用になる可能性が高いからです。

例えば個人事業主や店舗オーナーが募集している案件などは、簡単に手掛けられるものが多くておすすめです。

また規模の小さい案件なら「短期・単発」という条件も同時に満たしているケースも多い点からもおすすめといえるでしょう。

応募しているライバルとの競争率も低いため、まずは小さい案件で実績を積み重ねてみてください。

確実に自分のスキルで遂行できる案件を選ぶ

副業初心者は「確実に自分のスキルで遂行できる案件」を選びましょう。

受注したあとに「やっぱりできませんでした」とキャンセルしてしまうと、クライアントからの信頼を失ってしまうからです。

同じクライアントからの受注が絶望的になると同時に、「キャンセル履歴」や「低評価」が残ってしまい、他クライアントからの受注にも影響する恐れがあります。

プロジェクトごとに「求めるスキル」が違いますので、応募条件をよく確認したうえで、最後まで仕事できそうか判断しましょう。

事前にポートフォリオを提示することで、クライアントとのスキルレベルの認識齟齬を防ぐ効果もあります。

募集内容だけで難易度がつかみにくいときには、応募前にクライアントへ質問してもOKです。

エンジニア副業案件の探し方

エンジニア副業案件の探し方を4つ紹介します。

  • クラウドソーシングを利用する
  • 副業エージェントを利用する
  • 知人などから紹介してもらう
  • SNSで探す・SNSから営業する

順番に紹介するので参考にしてみてください。

クラウドソーシングを利用する

まずはクラウドソーシングを利用する方法があります。

クラウドソーシングなら、初心者向けの単発・短期案件からベテラン向けの高単価案件まで、幅広い案件が見つかるからです。

もちろん「週1日」「週末だけ」の案件も豊富。

クラウドソーシングの特徴やメリット・デメリットをまとめました。

特徴 「仕事を外注したいクライアント」と「案件を探しているエンジニア」をマッチングするサービス。
利用方法 まずは各クラウドソーシングにプロフィールやポートフォリオを登録。主に「クライアントが公開している案件に応募する」または「エンジニア側がスキル・ポートフォリオを公開して、クライアントからの打診を待つ」という使い方ができる。
メリット
  • 人脈がなくても案件を探せる
  • 案件のジャンルが豊富(LP作成、講師・メンター、システム開発など)
  • 小規模な案件も多く、初心者でも応募しやすい
  • 「週1回」「土日だけ」の案件も多く、副業に向いている
デメリット
  • クライアントとの直接契約なので、契約トラブルに注意が必要
  • 短納期の案件が多い
  • 簡単な案件は単価が安くなりがち
  • 報酬受け取り時にシステム手数料がかかる

エンジニア向け副業案件が豊富なクラウドソーシングを紹介します。

  • Lancers(ランサーズ)
  • CrowdWorks(クラウドワークス)
  • Craudia(クラウディア)
  • coconala(ココナラ)

Lancers(ランサーズ)

クラウドソーシングを利用するなら、まずはランサーズに登録するのがおすすめ。

ランサーズは日本最大級のクラウドソーシングであり、仕事のジャンルも案件数も豊富だからですね。

ランサーズで応募できるITエンジニア向けの主な仕事ジャンルは以下の通りです。

「悪質な案件の通報制度」などのサポートも充実しているため、利用者の満足が高いのも特徴。

独自基準を満たすと「認定ランサー」となり、クライアントからの信頼度がアップするので、ランサーズ内で実績を積むほど仕事は獲得しやすくなるでしょう。

副業初心者がクラウドソーシングで案件を探すなら、まずランサーズには登録しておきましょう。

CrowdWorks(クラウドワークス)

ランサーズと並んでおすすめなのが、クラウドワークスです。

クラウドワークスも日本最大級のクラウドソーシングであり、ランサーズと同じく仕事のジャンル・案件数が豊富だからですね。

クラウドワークスで応募できるITエンジニア向けの仕事としては、以下のようなものがあります。

  • システム開発
  • アプリ・スマートフォン開発
  • ホームページ制作・Webデザイン
  • ECサイト・ネットショップ構築
  • Web・ITコンサルティング
  • ライティング
  • 講師、メンター

経験者向けの案件から初心者でも取り組みやすい案件まで、難易度も幅広いです。

上場企業が運営しており、安心安全に働ける環境づくりに力を入れているため、安心感もあります。

一方クラウドワークスは案件数が多いだけに「悪質な案件が多い」というコメントも多くみられます。

クライアントの評価をチェックし、「優良クライアントかどうか」を確認しながら利用しましょう。

Craudia(クラウディア)

ランサーズ・クラウドワークスに加えて、Craudiaへの登録もおすすめです。

Craudiaは、高単価な案件と充実したサポート体制が魅力のクラウドソーシングサービスです。

特徴的なのは、運営が提供する高単価副業サービス「Craudia PRO」を併用できる点にあります。

これにより、一般的なクラウドソーシングでは見つけにくい「週1日・短時間」から稼働できる専門性の高い案件と出会える可能性が高まります。

例えば「週5時間〜」といった柔軟な条件の案件も見つかるため、本業が忙しい中でも始めやすいのが大きなメリットです。

単に案件を探すだけでなく、エージェントサービスに近い手厚いサポートを受けながら、安心して高単-価の副業に挑戦したい方に最適なプラットフォームと言えるでしょう。

クラウドソーシングの【クラウディア】について詳しく見る

高単価副業サービス【クラウディアPRO】について詳しく見る

coconala(ココナラ)

ココナラもおすすめできるクラウドソーシングのひとつです。

ココナラは日本最大級のスキルマーケットだからですね。

スキルマーケットであるココナラでは、主に「エンジニア側が自分のスキルを出品し、クライアントがスキルを購入する」というかたちでの取引が行われます。

そのため「自分で案件を探すのではなく、仕事の打診を待ちたい」「自分で時給や報酬額を設定したい(スキルを安売りしたくない)」という人におすすめです。

ランサーズやCraudiaでもスキル出品型サービスが提供されているものの、スキルマーケットの老舗はココナラ。

そのため「スキルマーケットタイプをメインで使いたい」という方は、ぜひココナラに登録しておきましょう。

ただスキルを出品しても必ず売れるとは限りませんので、積極的に副業したい方はランサーズやCraudiaと併用することをおすすめします。

https://coconala.com/

副業エージェントを利用する

経験豊富なエンジニアなら、副業専門のエージェントを利用するのもおすすめです。

エージェントに登録すれば、自分のスキルや希望に合った案件を専門の担当者が紹介してくれます。

特に週1日といった希少な案件は非公開で扱われることも多いため、効率的に探す上で非常に有効です。

ただし、各エージェントで得意な案件の傾向が大きく異なるため、特徴を理解して選ぶことが重要です。

以下に副業エージェントの特徴やメリット・デメリットをまとめました。

特徴 「案件を探しているフリーランス・副業エンジニア」をクライアント企業に紹介するサービス。
利用方法 各エージェントに登録申請。職務経歴書やポートフォリオを提出し、エージェントとの面談を行う。あとはエージェントからの案件紹介を待つだけ。
メリット
  • 人脈がなくても案件を探せる
  • 営業力が必要ない
  • 高単価の案件を紹介してもらえることも多い
  • エージェントが間に入るので、契約トラブルの可能性が低い
デメリット
  • 経験が浅いと案件を紹介してもらえないケースが多い
  • 登録にあたり面談などが必要なエージェントも多く、面倒に感じる人もいる
  • 「週1回」「土日だけ」の案件をあまり扱っていないエージェントもある

以下におすすめのエージェントを紹介します。

  • ITプロパートナーズ
  • レバテックフリーランス
  • FLEXY(フレキシ―)
  • Craudia PRO(クラウディアプロ)
  • クラウドテック

ITプロパートナーズ

「週2日〜3日稼働」の副業を探している人におすすめなのは、ITプロパートナーズです。

ITプロパートナーズには「週2日から稼働OKな案件」が豊富です。

週1日の案件は限られますが、少し稼働を増やせる方にとっては有力な選択肢となります。

「リモート可能」「高単価」「稼働時間が柔軟」といった案件が多いのも魅力。

スタートアップ企業への紹介も多いので、トレンド技術に触れる機会がほしい方にもおすすめできます。

気になる方はまず会員登録してみてください。

レバテックフリーランス

レバテックフリーランスもおすすめのエージェントです。

案件数は業界トップクラスですが、その多くは「週4日〜5日」の高単価案件が中心です。

非公開案件も多いのでスキルに自信のある経験豊富なエンジニアが、担当者に直接週1案件の有無を相談する、といった使い方が現実的でしょう。

また登録すれば「レバテックプラットフォーム」が利用でき、自分の市場価値やエンジニアから各企業に寄せられたリアルな評価をチェックできます。

気になる方はぜひ登録してみてください。

FLEXY(フレキシー)

フレキシーもぜひおすすめしたいエージェントのひとつです。

フレキシーには「週1日」から稼働できるハイレベル案件に強みがあります。

またエンジニア職だけではなく、CTO・技術顧問職の案件を数多く扱っているのもフレキシーの特徴。

そのため「自身の専門性を活かし、より上流工程で企業の課題解決に貢献したい」という方にぜひおすすめです。

勉強会や他エンジニアとの交流も活発なので、副業を通じて人脈を広げたい方はぜひ登録してみてはいかがでしょうか。

Craudia PRO(クラウディアプロ)

他の大手エージェントが週2日以上の案件を主力とする中で、特に「週1日・短時間稼働」に特化した高単価案件を探しているなら、Craudia PROが最も有力な選択肢となります。

最大の強みは、「週1日」や「週5時間〜」といった、まさに副業エンジニアが求める柔軟な働き方を前提とした案件が豊富に揃っている点です。

さらに、時給5,000円以上の専門性を活かせる高単価案件が多く、運営がクライアントとの契約交渉や手続きを全面的にサポートしてくれるため、営業活動に慣れていない方でも安心して副業に集中できる環境が整っています。

まさに、週末や限られた時間だけで効率的に収入と実績を両立させたいエンジニアのニーズに応える、特化型のエージェントサービスと言えるでしょう。

高単価副業サービス【クラウディアPRO】について詳しく見る

クラウドテック

クラウドテックもおすすめのエージェントです。

クラウドテックにはリモート可能な案件が多いからですね。

約71%の案件がリモート可能なので、在宅で副業したい人に向いています。

利用している企業が72万社と多いので案件数も豊富で、週2日以下の案件もあります。

継続率が90%と満足度の高さも伺えますので、長期的に副業したい方は登録を検討してみてください。

https://tech.crowdworks.jp/

知人などから紹介してもらう

「転職・フリー転身した元同僚」など、知人から副業案件を紹介してもらうのもおすすめ。

知人からの紹介なら、安心して仕事を始められるからです。

クラウドソーシングなどを通じて仕事を受注すると、クライアントの顔も知らないまま仕事することも多く、コミュニケーションに難しさを感じるケースもあります。

一方知人からの紹介なら、クライアントの人となりや仕事の難易度などを事前に確かめられるので安心。

ただし友人・知人だからこそ、金額面での交渉がしにくかったり、気心の知れた間柄だからこそ、契約があいまいになりがちになりやすいので注意してください。

気心がしれた友人であっても、トラブルを防ぐために「条件を明確にする」「契約書を作成する」などの手間は惜しまないようにしましょう。

SNSで探す・SNSから営業する

SNSで案件を探したり、企業に直接営業したりする方法もあります。

近年、SNSを活用して副業案件を探すエンジニアが急増しています。

特にリアルタイム性の高いX(旧Twitter)や、職歴を詳細に記載できるビジネス特化のLinkedInが主要なプラットフォームです。

探し方としては、「#エンジニア副業」「#業務委託募集」などのハッシュタグで検索すると、スピード感を重視するスタートアップからの直接募集に巡り会えます。

さらに重要なのは、待つだけでなく自ら発信する姿勢です。

プロフィールに技術スタックやGitHubリンクを明記した上で、日頃から技術記事の要約や個人開発の進捗を発信しましょう。

こうした活動はあなたの専門性と熱意を伝え、採用担当者の目に留まる絶好の機会となります。

企業と直接繋がれるため仲介手数料がなく、柔軟な条件交渉がしやすいのが大きな魅力ですが、契約周りは自己責任となる点には注意が必要です。

エンジニア副業で稼ぐコツ

エンジニアが副業で効率的に稼ぐためのコツは、以下の4つです。

  • 実績をアピールする
  • 慣れてきたら高単価案件を狙う
  • 技術力+αのソフトスキルを磨く
  • 固定報酬制の案件を選ぶ

順番に紹介していくので参考にしてみてください。

実績をアピールする

エンジニアが副業で稼ぐには、まず実績をアピールすることが大切です。

クライアントは、実績を参考にしてエンジニアを選ぶからです。

そのため「どのような業務・案件の経験があるのか」をクライアントに伝える必要があります。

できれば副業のプロジェクトに応募する前に、「今までの実績をまとめたポートフォリオ」を作成しておきましょう。

ポートフォリオには、携わったプロジェクトの内容、開発期間、担当業務や職位、使用言語、習得スキルなどを具体的に記載します。

その際、どのような課題をどう解決したのか、その結果どう改善されたのか(例:処理速度が20%向上など)を数値で示せると、より説得力が増します。

制作物がある場合はGitHubのリンクを掲載し、ソースコードを直接確認できるようにしておくことも極めて有効です。

慣れてきたら高単価案件を狙う

副業に慣れてきたら、高単価案件を狙いましょう。

単発で低単価の案件ばかり受注していても、副業収入は伸びないからです。

単発・短期間の小さな案件をいくつか経験して「副業の実績」ができたら、大規模・長期の案件に応募してみましょう。

最初のうちは実績作りのために単価を抑えて受注することも戦略の一つですが、そこで得た評価や実績は、次の案件でより良い条件を交渉するための重要な材料となります。

自信を持って自身のスキルと実績を提示し、少しずつでも単価の高い、より挑戦的な案件にステップアップしていく意識が、継続的に稼ぐためには不可欠です。

自分の市場価値を正しく把握し、臆せずに挑戦することが収入アップの鍵となります。

技術力+αのソフトスキルを磨く

高単価案件を継続的に受注するには、技術力だけでは不十分です。

クライアントとの信頼関係を築く円滑なコミュニケーション能力や、自身の価値を的確に伝える営業力といったソフトスキルが不可欠になります。

例えば、単に迅速に返信するだけでなく、定期的な進捗報告や課題発生時の代替案の提示など、相手を安心させる丁寧なコミュニケーションは信頼に直結します。

また、案件に応募する際には、なぜ自分がそのプロジェクトに適任なのかを、これまでの実績と結びつけて具体的に説明する能力も求められます。

こうしたソフトスキルを磨くことが、クライアントからの評価を高め、単価アップや継続的な依頼に繋がる重要な鍵となるのです。

固定報酬制の案件を選ぶ

固定報酬制とは「LP1枚作成につき100,000円」のように、仕事完了時点であらかじめ決められていた報酬が支払われる契約のこと。

明確な納品物がある場合に用いられることの多い形式となっています。

副業で効率よく稼ぎたい場合、固定報酬制の案件を選ぶのがおすすめです。

なぜなら、スキルが高く作業が速いエンジニアほど、実質的な時間単価が高まるという大きなメリットがあるからです。

例えば、Aさんが20時間かかる10万円の案件を、あなたが10時間で完了できれば、あなたの時給は1万円になります。

このように、自分のスキルと工夫次第で収益性を大きく高められるのが固定報酬制の魅力です。

もちろん、納期内であれば「週1日」や「週末のみ」といった柔軟な働き方がしやすい点も、本業と両立したいエンジニアにとって大きな利点と言えるでしょう。

週1エンジニア副業の単価相場と高単価戦略

週1日の副業で、エンジニアは一体いくら稼げるのでしょうか。

この章では、まず週1エンジニア副業のリアルな月額報酬相場を具体的な実例と共に解説します。

さらに、CTOやITコンサルタントといった超高単価のハイエンド案件や、自身の専門分野を活かせる開発系案件で、実際にどれほどの報酬が期待できるのかを深掘りします。

あなたの市場価値を正しく知り、高単価を実現するための戦略を探っていきましょう。

週1エンジニア副業の月額報酬相場と実例

週1日稼働のエンジニア副業における月額報酬は、スキルや経験によって大きく変動します。

時給換算では5,000円から10,000円を超える案件が多く、これを基に計算すると、週1日(月4回・1日8時間想定)の稼働で月額16万円から32万円程度が現実的な報酬レンジとなります。

もちろん、これは一定の実務経験を持つエンジニアの相場であり、Web制作からアプリ開発、インフラ構築まで幅広い案件が存在します。

専門性の高いスキルや上流工程の経験があればこの金額を大きく上回ることも珍しくありませんので、まずはこの範囲を目安に自身のスキルに見合った案件を探すのが良いでしょう。

超高単価を狙えるハイエンド案件:CTO・ITコンサルタント

豊富な実務経験を持つエンジニアにとって、週1稼働で超高単価を目指すならCTO(技術顧問)やITコンサルタントといった上流工程の案件が有力な選択肢です。

これらの役割では、自ら手を動かして開発するのではなく、企業の技術戦略の策定、開発プロセスの改善提案、チームの組織課題の解決など、経営層に近い立場で専門的な助言を提供します。

例えば、スタートアップ企業に対して週1回の技術戦略ミーティングや開発チームのメンタリングを行う技術顧問として、月額30万円以上の報酬を得るケースは珍しくありません。

単なる技術力だけでなく、ビジネス課題を理解する力やマネジメント経験が求められる、まさにハイエンドな専門職と言えるでしょう。

専門分野を活かす開発系案件の報酬例

CTOやコンサルタントだけでなく、専門分野を活かした開発業務でも週1日で高単価を実現することは可能です。

例えば、特定のフレームワークに精通したサーバサイドエンジニアが、既存システムの機能追加やパフォーマンス改善を週1日で担当し、月額25万円〜40万円の報酬を得る案件があります。

また、モダンなUI/UX設計が求められるフロントエンド開発も同様に高い需要を誇ります。

開発業務とは少し異なりますが、プログラミングスクールの講師として自身の知見を共有する働き方も選択肢の一つです。

重要なのは、自身の専門性を明確にし、それを高く評価してくれる企業とマッチングすることでしょう。

現役エンジニアが教える!週1副業を成功させるための時間管理術と体験談

週1日のエンジニア副業を成功させる鍵は、単なる技術力だけでなく、巧みな時間管理術にあります。

限られた時間の中で本業に支障をきたさず、副業でも着実に成果を出すには、戦略的な工夫が不可欠だからです。

この章では、現役エンジニアのリアルな報酬実例を交えた体験談から、具体的な時間管理術、そして副業の成功がキャリア全体にもたらす相乗効果までを、実践的な視点で詳しく解説していきます。

現役エンジニアの具体的な副業体験と報酬実例

ここでは、実務経験5年のWebエンジニアAさんが、週1日の副業を始めた実例を紹介します。

彼は土曜日を活用し、スタートアップ企業のサーバサイド開発支援を担当。

得意なRuby on Railsのスキルを活かし、月額20万円の固定報酬を得ています。

成功の要因は、本業で培った技術力に加え、密なコミュニケーションを徹底したことでした。

この副業を通じて、本業では扱わない最新のクラウド技術に触れる機会を得てスキルセットが拡大。

その経験が本業の業務改善提案にも繋がり、社内評価の向上という思わぬ相乗効果も生んでいます。

本業と両立するための実践的な時間管理術と工夫

週1副業と本業を無理なく両立させる秘訣は、気合ではなく「仕組み化」と「境界線の設定」にあります。

なぜなら、本業の疲れがある中で無計画に始めると、集中力が続かず心身ともに疲弊してしまうからですね。

具体的な工夫として、まずカレンダーに「副業時間」を固定の予定としてブロックし、その時間内は副業に集中します。

タスク管理ツールで作業を細分化し、小さなゴールを設けるのも有効です。

クライアントとは事前に稼働可能時間を共有し、期待値をコントロールすることも重要となります。

こうした仕組みを整え、長期的に両立を成功させるための土台を築きましょう。

副業成功が本業にもたらす相乗効果とキャリア成長

週1副業の成功は、単に収入を増やすだけでなく、本業での活躍や長期的なキャリア成長を加速させる強力な経験値となります。

なぜなら、副業という異なる環境での挑戦が、技術的にも精神的にも大きな成長を促すからですね。

例えば、副業で習得した最新技術を本業のプロジェクトに導入して開発効率を向上させたり、クライアントとの交渉で培った提案力を活かして社内での発言力を高めたりするケースがあります。

自ら案件を管理することで養われるビジネス感覚も、キャリアを大きく飛躍させるでしょう。

このように、副業を自身の市場価値を高める自己投資と捉え、キャリア全体に好循環を生み出していきましょう。

エンジニアが副業を始める際に知っておくべき3つの注意点

エンジニアが副業をする際には、以下のような注意点もあります。

  • 勤務先の規則確認と契約内容の徹底
  • 本業に支障が出ないようなスケジュールを組む
  • 税金の申告と「会社バレ」対策を徹底する

順番に解説するので参考にしてみてください。

勤務先の規則確認と契約内容の徹底

副業したい場合には、まず本業の勤務先の就業規則を必ず確認しましょう。

副業禁止ではないものの「副業許可の申請手続きが必要」「情報漏洩防止のため、同業他社での副業は禁止」としている会社もあります。

もし隠れて副業しているのがバレてしまった場合、最悪の場合は懲戒処分も有り得ます。

また、エンジニアの副業では、本業・副業双方の「守秘義務」を徹底することが極めて重要です。

業務で知り得た機密情報を漏らさないことはもちろん、副業で得た知見やソースコードを本業に流用することも契約違反となる可能性があります。

特にNDA(秘密保持契約)を結ぶ際は、その範囲を正確に理解しましょう。

さらに、業務委託契約書の内容を隅々まで確認し、業務範囲、報酬、納期、成果物の権利の帰属などを明確にしておくことで、後のトラブルを未然に防げます。

本業に支障が出ないようなスケジュールを組む

本業に支障が出ないようなスケジュールを組むことも大切です。

副業に没頭しすぎて、日中本業に取り組んでいる時間帯に集中できない可能性もあるからですね。

「責任感が強い」「細かい部分にまでこだわる」「のめり込みやすい」というタイプの方は、とくに注意が必要です。

反対に本業で残業や休日出勤が多くなると、副業の案件にまで手が回らなくなって納期を守れない可能性もあります。

まずは週末の数時間から始めるなど、小さな規模でスタートし、無理なく両立できるペースを掴むことが重要です。

カレンダーアプリやタスク管理ツールを活用し、「副業に取り組む時間」と「休息する時間」を明確に区別することで、心身の健康を保ち、長期的に安定して副業を続けられるようになります。

本業のパフォーマンス維持が、安心して副業に取り組むための大前提と心得ましょう。

税金の申告と「会社バレ」対策を徹底する

本業以外の所得(副業で得た所得)が年間20万円を超えたら、確定申告を行いましょう。

会社員であっても、副業での所得が20万円を超えると確定申告するよう定められているからです。

ただし、ここで最も注意すべきは住民税の扱いです。

所得が20万円以下で確定申告が不要な場合でも、住民税の申告は別途必要です。

そして、会社に副業が発覚する最大の原因がこの住民税にあります。

通常、会社は給与から住民税を天引き(特別徴収)しますが、副業収入分の住民税が上乗せされると、経理担当者に気づかれる可能性が高まります。

このリスクを避けるため、確定申告や住民税の申告を行う際に、副業収入分の住民税の徴収方法を「普通徴収」に切り替えてください。

これにより、副業分の住民税の納付書が自宅に届き、自分で納める形になるため、会社に通知が行くのを防げます。

エンジニア副業について6つのよくある質問と回答

エンジニアの副業についてよく寄せられる質問を6つ紹介します。

  • 完全在宅・フルリモートで働くことは可能ですか?
  • 最初の副業で目指すべき月収の目安は?
  • エンジニア歴が浅くても副業はできますか?
  • ニーズのある言語を教えてください。
  • どんな企業の案件を獲得するのがおすすめですか?
  • 将来的には独立したいです。副業をしておいたほうがよいでしょうか?

順番に回答していくので参考にしてみてください。

完全在宅・フルリモートで働くことは可能ですか?

はい、エンジニアの副業は完全在宅・フルリモートで働くことが十分に可能です。

Web制作、システム開発、ライティングといった多くの業務は、PCとインターネット環境さえあれば場所を選ばずに完結できるため、リモート可の案件が非常に豊富です。

特に「週1日・土日だけ」といった働き方では、通勤の必要がないフルリモート案件が中心となります。

コミュニケーションはSlackやZoom、プロジェクト管理はGitHubといったツールを活用して進めるのが一般的です。

ただし、プロジェクトのキックオフ時のみ出社が必要な案件や、セキュリティ上の理由から特定の環境での作業が求められる場合も稀にありますので、応募時には契約内容をしっかり確認することが大切です。

最初の副業で目指すべき月収の目安は?

副業を始めたばかりの段階では、最初から高収入を目指すのは現実的ではありません。

まずは「月3万円〜5万円」を目標にするのがおすすめです。

なぜなら、最初の数件は報酬額よりも「実績を作り、クライアントからの信頼を得ること」がはるかに重要だからです。

例えば、小規模なWebサイトの修正や、簡単なツールの作成、テスト業務などで着実に評価を積み重ねていきましょう。

この初期段階で得た実績と信頼が、次のステップで月10万円以上の高単価案件を獲得するための強力な武器となります。

焦らず、まずは副業のサイクルに慣れながら、着実に信頼と実績を築くことを最優先に考えてみてください。

エンジニア歴が浅くても副業はできますか?

エンジニア歴が浅くても副業はできます。

「規模が小さい」「難易度が低い」など、経験が浅いエンジニアでもチャレンジしやすい副業案件は多いからです。

とくにクラウドソーシングでは、Webサイトの簡単な修正、テスト・デバッグ作業、CMSの更新、ドキュメント作成といった、経験が浅いエンジニア向けの案件も多くなっています。

こうした案件で小さな成功体験を積み、ポートフォリオに掲載できる実績を一つずつ作っていくことが重要です。

一方フリーランスエージェントの場合、未経験者・微経験者(実務経験2年未満)では仕事紹介に至らないケースが多くなっています。

まずはクラウドソーシングなどで実績を築き、自信がついたらエージェントに挑戦するのが良いでしょう。

複数のツール・プラットフォームを使ってみて、案件獲得に結びつきやすいものを探しましょう。

ニーズのある言語を教えてください

基本的に身につけておきたいのはHTML/CSSとPHPです。

上記2つは案件数が多いからですね。

副業でニーズのある言語をまとめると、以下のものが挙げられます。

  • HTML/CSS(Webサイト制作)
  • PHP(サーバーサイドの開発)
  • Java(大型案件)
  • Python(データ分析・AI)
  • JavaScript(Webデザイン)
  • C++(アプリ・ゲーム、ロボット)
  • C♯(Windows向けアプリ・ゲーム)
  • C言語(基幹システム、ゲーム・アプリ)
  • Ruby/Ruby on Rails(スタートアップ企業)
  • Swift(iOSアプリ)
  • Go(Webサービス開発、Webサーバー構築)

どの分野・ジャンルで副業したいかによって、おすすめの言語は異なります。

HTML/CSSとPHPにプラスするなら、スタートアップ企業で使われることが多いRuby/Ruby on Railsや、AI関連のPythonがおすすめ。

また「フロントエンドとバックエンドのどちらもわかる」といったスキルがあると、開発現場で重宝されます。

これから新たに言語を学ぶ方は、参考にしてください。

どんな企業の案件を獲得するのがおすすめですか?

開発関連なら、スタートアップ企業の案件をおすすめします。

スタートアップ企業ならではの知名度の低さから人員不足に陥るケースが多く、副業エンジニア・フリーランスエンジニアを求めていることが多いからです。

そのため副業エンジニアが採用されやすく、長期的に案件を受注できる可能性も高まります。

また、技術的にもモダンな開発環境(言語やフレームワーク、ツールなど)を採用していることが多く、自身のスキルアップに繋がる貴重な経験を積みやすいのも大きな魅力です。

少人数のチームで開発することも多いため、開発から運用まで幅広い工程に携われるチャンスもあります。

「人がいないから、どうか週1日だけでも手伝ってほしい」という企業もあるため、本業のスケジュールに合わせて働きやすいでしょう。

長期案件の採用確率をあげたいなら、スタートアップ企業の案件に応募してみましょう。

将来的に独立を考えている場合、副業しておいたほうがよいでしょうか?

独立・フリーランス転身を視野に入れている場合は、副業することはおすすめです。

なぜなら、副業は独立のための絶好の「予行演習」になるからです。

  • 人脈構築の機会になる
  • 契約事務や経理・税務関連事務の練習になる

クライアントとの人脈は、独立後の重要な顧客基盤となり得ます。

また、会社員時代には経験できない請求書の発行、経費の管理、そして確定申告といった一連の事務作業を、リスクの少ない形で実践できます。

さらに、自分のスキルが市場でどれくらいの価値があるのかを測り、「本当に独立してやっていけるのか」を冷静に見極めるための試金石にもなります。

まずは副業で自分の力を試し、自信と実績を蓄えてから独立に踏み切るのが、最も確実な道筋と言えるでしょう。

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まとめ

ITエンジニアの副業経験者率は約40%に達しています。

副業エンジニアを求めている企業が多く、「週1日」「週末だけ」「フルリモート」など、本業と両立しながらできる案件も多いからでしょう。

エンジニアが副業するメリットには、以下のようなものがあります。

  • 給与以外の収入源ができる
  • エンジニアとしての実績・経験値を増やせる
  • 自社以外の人脈を構築でき、転職・起業につながる
  • 隙間時間を有効活用できる

メリットが多いので、副業を考えている人はぜひ挑戦してみましょう。

副業案件を探す方法としては、クラウドソーシングやフリーランス・副業エージェントがあります。

副業初心者や実務経験が浅い人には「気軽に案件を探せるクラウドソーシング」、実務経験豊富な人には「高単価案件を紹介してもらえるエージェント」をおすすめします。

複数のサービスに登録すれば案件探しの幅が広がりますので、まずは2~3のサービスに登録してみましょう。

「高単価」「短時間の稼働」「リモート」の案件を探すなら、クラウディアプロがおすすめです。

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