「Googleスプレッドシート」は、Googleが提供している表計算ソフトです。
Webブラウザ上で閲覧や編集ができ、ひとつのシートを複数人で共有できるため、普段の業務で利用している方も多いでしょう。
しかし「スプレッドシートのテンプレート作成に時間をとられている」「関数やGASを使いこなせず、作業を効率化できていない」という方もいるかもしれません。
上記のような場合には、スプレッドシート作成を外注するのがおすすめ。
おすすめの外注先は以下の3つです。
- 安価に依頼したいならクラウドソーシングのクラウディア
- 継続的にスプレッドシート作成を依頼したいならCraudiaアシスタント
- 高スキルなオンラインアシスタントが必要ならi-STAFF
この記事では「スプレッドシート作成代行におすすめの外注先」や「スプレッドシート作成を外注するメリット・デメリット」を紹介します。
最後まで読んでいただければ、あなたにとって最適な外注先がわかるはずです。
スプレッドシート作成におすすめの外注先3選とそれぞれへの依頼方法
スプレッドシート作成におすすめの外注先は、以下の3つです。
- クラウドソーシング
- Craudiaアシスタント
- i-STAFF
概要や依頼方法を紹介します。
安価に依頼したいならクラウドソーシングのクラウディア
クラウドソーシングとは、「仕事を外注したい人(クライアント)」と「受注したい人(ワーカー)」をマッチングするサービスです。
安価にスプレッドシート作成を外注したいなら、クラウドソーシングのCraudia(クラウディア)がおすすめ。
クラウディアには個人のワーカーが多く登録しているため、企業に外注するより安く作業を請け負ってくれるからです。
「データ整理」「リスト作成」などの比較的簡単な作業を格安料金で請け負ってくれるワーカーも多数登録しています。
クラウディアのメリットや注意点をまとめました。
メリット |
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注意点 |
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クラウディアでスプレッドシート作成してくれるワーカーを探す手順は以下の通りです。
- クライアントメニューで「仕事を依頼する」をクリック
- 依頼したいカテゴリーで「タスク・軽作業・事務>リスト作成」や「システム開発・運用>Excelマクロ・VBA開発」など、適したジャンルを選ぶ
- 採用方式はプロジェクト方式が一般的
- 仕事内容の詳細や「予算」「納品希望日」を入力して募集開始
GASを使って自動化や他アプリケーションと連携させるようなスプレッドシートを想定しているなら、「Excelマクロ・VBA開発」で募集しましょう。
Googleが提供するプログラミング言語。GASを使うと、「スプレッドシート」「Gmail」「Googleカレンダー」などのGoogleサービスを連携・自動化することが可能。「Microsoft Office(Excel)におけるVBAのGoogle版」と考えればわかりやすい。[GASの詳細はコチラ]
またクラウディア上で「スプレッドシート GAS」や「スプレッドシート テンプレート作成」などと検索し、スキルをもっていそうなワーカーに直接相談する方法もあります。
安く個人に作業を依頼したいなら、ぜひクラウディアで外注先を探しましょう。
クラウディアで【スプレッドシート作成】の仕事を依頼・発注する
継続的にスプレッドシート作成を依頼したいならCraudiaアシスタント
継続的にスプレッドシート作成を依頼したいなら、オンラインアシスタントのCraudiaアシスタントがおすすめです。
Craudiaアシスタントはオンラインアシスタントの中でも価格が安価で、継続利用しやすいからですね。
最も安いプランなら、時給2,000円~2,500円程度でスプレッドシート作成をお願いできます。
オンライン(リモート)で企業の業務を代行してくれるサービス。月額制(月30時間稼働で〇円など)で契約する。代行できる業務はオンラインアシスタントにより異なるが、主に「資料作成」「経理」「メール対応」「データ入力」など。依頼したい業務に合わせたスタッフをアサインしてもらえる。
Craudiaアシスタントのメリットや注意点をまとめました。
メリット |
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注意点 |
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Craudiaアシスタントに仕事を依頼したい場合は、下記より連絡しましょう。
高スキルなオンラインアシスタントが必要ならi-STAFF
高スキルなオンラインアシスタントが必要なら、i-STAFFをおすすめします。
i-STAFFでは、「採用率1%のテスト」に合格した優秀なアシスタントがスプレッドシート作成を担当してくれるからです。
「各専門業務のテスト」を通過した人のみがスタッフとして働いているので、「仕事の質が早くて丁寧」と定評があります。
i-STAFFのメリットや注意点をまとめました。
メリット |
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注意点 |
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計測的にスプレッドシート作成を依頼する予定があり、クオリティの高い仕事を求めるなら、i-STAFFがおすすめ。
i-STAFFに仕事を依頼する場合は、公式サイトのお問い合わせフォームや電話で問い合わせましょう。
関連記事:Excel(エクセル)作成におすすめの代行外注先4選|希望に合った依頼先が見つかる!
関連記事:資料作成におすすめの外注先7選とそれぞれへの依頼方法やコツ、メリット・デメリット
スプレッドシート作成を外注依頼時の費用相場
スプレッドシート作成を外注依頼する際の費用相場は、10,000円~100,000円程度です。
費用に幅があるのは、外注先や依頼内容の難易度によって料金体系が異なるからです。
依頼先ごとの料金相場をまとめました。
クラウディア |
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Craudiaアシスタント | 時給2,025円~ |
i-STAFF | 月額89,100円~ |
クラウドソーシングの場合は仕事の難易度に応じて報酬を変えられるので、「データの整理」「簡単なテンプレートの作成」などの仕事はかなり安く依頼できます。
一方オンラインアシスタント(Craudiaアシスタント、i-STAFF)では、どのような仕事を頼んでも月額料金は変わりません。
そのため「簡単な仕事を頼みたい」「単発の依頼である」といった場合は、クラウディアを選ぶとよいでしょう。
スプレッドシート作成を外注依頼する際のコツ
スプレッドシート作成を外注依頼する際のコツを紹介します。
- 複数社から見積もりをとる
- 依頼内容や仕様を明確にする
順に説明するので参考にしてみてください。
複数社から見積もりを取る
スプレッドシート作成を外注依頼する場合は、複数社から見積もりを取って比較しましょう。
クラウドソーシングを利用する場合であれば、応募者が提出してきた計画や予算を比較する必要があります。
一社だけに見積もり依頼した場合、見積もり費用が適切なのか判断できないからです。
「相場感」はこの記事でも紹介しましたが、見積もり金額は作業の難易度や量によって大きく変わります。
スプレッドシート作成を初めて外注する場合、判断基準がないことから、「いくらに設定すればいいのかわからない」と悩む方もいるのではないでしょうか。
複数社から見積もりを取って見比べることで、料金の相場感も見えてくるのでおすすめです。
費用面以外でも、「同じ品質が見込めて、価格はより安い外注先」に依頼できる可能性も高まります。
いくつもの業者に声がけするのは面倒に感じるかもしれませんが、見積もりはなるべく複数社から取るようにしていきましょう。
依頼内容や仕様を明確にする
依頼内容や仕様を明確にするのも重要なポイントです。
依頼内容や仕様が曖昧なまま外注先に作業を丸投げしてしまうと、期待とは違うスプレッドシートが納品されかねません。
最終的に思い通りのスプレッドシートができたとしても、修正が多くなって納期が遅れてしまうケースもあります。
「スプレッドシートでどんなことができるのかよくわからないので、依頼内容がぼんやりしている」という方もいるでしょう。
上記のような場合には、技術的な相談にのってくれる外注先を選んでください。
例えば「スプレッドシート化したい帳票」をもとに、「今抱えている課題」「どこを自動化したいか」を相談できれば、期待通りの納品物に近づけるはずです。
依頼内容や仕様を明確にし、イメージを外注先と共有するよう意識しましょう。
スプレッドシート作成を外注依頼するメリット
スプレッドシート作成を外注依頼するメリットは以下のとおりです。
- 業務効率がよくなる
- スプレッドシート関連の業務が安定する
順に紹介するので参考にしてみてください。
業務効率がよくなる
スプレッドシート作成を外注すると、業務効率がよくなります。
外注することで以下のような効果が期待できるからです。
- 自社社員がコア業務に集中できる
- プロが作成するのでミスが減る
- 適切な関数やGASで業務を自動化できる
今まで社員が慣れないスプレッドシートと格闘していた場合、外注による社員の負担軽減は大きなメリットとなります。
プロがスプレッドシートを作成するので、初心者が犯しがちなミスも予防できるでしょう。
またGASを使えば、以下のような自動化も可能となり、手入力が減ります。
- スプレッドシートの顧客リストからメールを自動送信する
- Webから情報を自動収集(スクレイピング)してスプレッドシートに登録する
- Googleフォームからスプレッドシートにデータを送信する際、データを加工して記録する
つまり外注することで、社員がスプレッドシートで作業する時間が大幅に減るはずです。
残業減や業務効率化を目指すなら、ぜひスプレッドシート作成の外注をおすすめします。
スプレッドシート関連の業務が安定する
スプレッドシート関連の業務が安定するのも、外注のメリットです。
外注することでリソース(スプレッドシート業務に関わる人材)を安定させられるからですね。
オンラインアシスタントはチーム制なので、誰かが休んでも別のスタッフが代わりに対応してくれます。
クラウドソーシングの場合は個人が対応するので、急に「忙しくなったので仕事を受けられません」といわれる可能性もあります。
しかし上記のような場合には、別のワーカーを探せばいいだけの話です。
一方社内スタッフがスプレッドシート業務を行っていると、「スプレッドシートに詳しい人」が退職・異動してしまった場合、突然リソース不足に陥ります。
つまり「スプレッドシートの操作を知っている人がいなくて、仕事が回らない」という事態になる可能性があります。
新たにスタッフを採用するには時間や費用がかかりますし、既存スタッフを教育するのも簡単ではありません。
社内にスプレッドシートのスキルをもつ人材が限られており、異動や退職の可能性がある場合には、外注がおすすめです。
スプレッドシート作成を外注依頼するデメリット
スプレッドシート作成を外注依頼するデメリットは以下のとおりです。
- データ漏洩のリスクがある
- 自社にノウハウが蓄積しない
順に説明するので参考にしてみてください。
データ漏洩のリスクがある
スプレッドシート作成を外注する場合、データ漏洩のリスクがあります。
リスト作成などでは多くのデータを取り扱いますし、重要な情報を外注先に渡すこともあるからです。
スプレッドシート内のデータは暗号化されますが、人為的なミスや故意で情報が漏洩してしまう可能性は、ゼロではありません。
外注先が行っているセキュリティ対策の内容についても事前に調べておきましょう。
自社内にノウハウが蓄積しない
スプレッドシート作成を外注すると、自社内にノウハウが蓄積しません。
外注すると、「自社スタッフがスプレッドシート作成を学ぶ機会」を奪ってしまうことになるからです。
すると「外注して作成したテンプレートをアレンジして使いたいとき」などに、社内では対応できず、都度外注へ依頼するしか選択肢がありません。
簡単な修正でも追加発注が必要になり、追加費用がかかってしまうのはデメリットといえるでしょう。
まとめ
「スプレッドシートを効率的に使いたいが、今は使いこなせていない」という人は、ぜひ外注して、使いやすいスプレッドシートを作ってもらいましょう。
スプレッドシート作成なら、外注先はクラウドソーシング「クラウディア」やオンラインアシスタントがおすすめです。
単発で小規模な依頼ならクラウドソーシング、継続的に利用するならオンラインアシスタントの「Craudiaアシスタント」や「i-STAFF」といった選択肢もありでしょう。
依頼する際には「スプレッドシートで何をしたいのか」「どんなスプレッドシートを作りたいのか」について、外注先とイメージを共有することが大切です。
スプレッドシートについて詳しくない方は、「相談に応じながら作成を進めてくれる外注先」を選びましょう。
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