「韓国語翻訳 外注」などと検索してみると、「翻訳会社」「スマホアプリ」などさまざまな選択肢が出てくるので、どれを選べばいいのか迷ってしまいますね。
結論から言いますと、韓国語翻訳におすすめの外注先は以下の4つです。
- 費用重視なら「総合型クラウドソーシング」
- 納期重視なら「翻訳特化型クラウドソーシング」
- 翻訳してほしい原文が多いなら「翻訳会社」
- 頻繁に翻訳が必要なら「スマホアプリ・Webサービス」
この記事では「韓国語翻訳におすすめの外注先」「外注費用の相場」「外注時のコツ」について解説しています。
記事を読み終わるころには、最適な外注先を選ぶコツがわかるはずです。
韓国語翻訳におすすめの外注先4選とそれぞれへの依頼方法
韓国語翻訳におすすめの外注先には、以下の4つがあります。
- 総合型クラウドソーシング
- 翻訳特化型クラウドソーシング
- 翻訳会社
- スマホアプリ・Webサービス
他に「フリーランスの韓国語翻訳者に直接依頼する」の選択肢もありますが、この記事では説明しません。
ツテがない状態から自力でフリーランス翻訳者を見つけて依頼するのは、かなり手間がかかるからです。
この章では、韓国語翻訳のおすすめ外注先について、特徴・依頼方法を紹介します。
費用重視ならクラウドソーシング
クラウドソーシングとは「翻訳を外注したいクライアント」と「受注したい翻訳者」をつなぐサービスです。
クラウドソーシングには翻訳に特化した「翻訳特化型」と、翻訳以外の仕事(記事作成、動画編集、データ入力など)も依頼できる「総合型」があります。
韓国語翻訳の外注費用を低く抑えたいなら、総合型クラウドソーシングがおすすめ。
総合型クラウドソーシングであれば、安価な費用で韓国語翻訳を請け負ってくれる翻訳者が見つかりやすいからです。
また総合型クラウドソーシングには以下のようなメリットもあります。
- 短納期に対応できる翻訳者を探せる
- 翻訳以外の外注でも使える
一方で以下のようなデメリット・注意点もあります。
- 経験値の低い韓国語翻訳者も登録している
- クロスチェック・ネイティブチェックのないケースがある
- フリーランス翻訳者だと大量の依頼には対応できない
- 進捗管理を自社で行う必要がある
例えば経験も未熟かつクロスチェック・ネイティブチェックをしていない翻訳者に依頼してしまうと、誤訳・誤植等の可能性が高まります。
そのため依頼前には翻訳者のスキルや実績のチェックをしておきましょう。
韓国語のスキルを証明する資格としては、以下のようなものがあります。
- 「ハングル」能力試験(1級が最上級
- 韓国語能力試験(6級が最上級)
- 全国通訳案内士試験
また原文をいくつかのパートに分けて複数の翻訳者に依頼する場合、かえって手間になることもあるので注意しましょう。
自社で「進捗管理」や「成果物の文体が統一されているかのチェック」が必要となってくるためです。
クラウドソーシングでの外注依頼は、「文章量が少ない」「全体チェックを自分でできる」などのケースにおすすめです。
総合型クラウドソーシングでの依頼は「プロジェクト方式」
総合型クラウドソーシングで韓国語翻訳を依頼する場合、プロジェクト方式を使うのが一般的です。
総合型クラウドソーシングには「タスク」「プロジェクト」「時間制」「直接依頼」などの依頼方式が用意されています。
「プロジェクト方式」を使う理由は、翻訳者の実績・レベルを確認したうえで、適任者に外注依頼できるからですね。
プロジェクト方式を使う場合の依頼の流れは、以下のとおりです。
- 【依頼者側】依頼したい内容を公開
- 【翻訳者側】案件に応募して見積もり・納期等を提案
- 【依頼者側】応募者の中から適任者を選び、発注
総合型クラウドソーシングでは依頼者側が依頼内容や予算目安を提示し、依頼内容に納得した翻訳者だけが応募してきます。
また依頼公開中に翻訳者から質問を受け付けられるなど、細かな条件をクライアントと翻訳者間の個別相談で決定できるのも特徴です。
韓国語翻訳を依頼できる総合型クラウドソーシングは複数あります。
例えばクラウドソーシングの『Craudia(クラウディア)』には月間1,000人以上(※1)が登録しているので、「安価かつ満足できるスキルを持つ韓国語翻訳者」と出会える可能性があります。
「安価で韓国語翻訳をしてほしい」という方は、Craudiaでの外注依頼を試してみてはいかがでしょうか。
総合型クラウドソーシングでは個別アカウントへの「直接依頼」もできる
総合型クラウドソーシングでは、個別アカウントに向けての「直接依頼」もできます。
登録者の中には、自身の韓国語翻訳スキルを「商品」として出品し、クライアントからの打診・相談を待っている人もいるからです。
直接依頼の流れを紹介します。
- 【依頼者側】クラウドソーシングの絞り込み検索で、韓国語翻訳者を探す
- 【依頼者側】依頼したい翻訳者を見つけたら、メッセージで依頼を打診
- 【依頼者・翻訳者側】予算・納期等について相談
- 【依頼者側】双方が条件に納得したら発注
「実績が豊富」「依頼したいジャンルに詳しそう」など、気になる翻訳者に直接アプローチできるのが、直接依頼のメリット。
また「プロジェクト方式では、適任者が応募してこなかった」といった場合に直接依頼を試すのもひとつの方法です。
直接依頼で仕事の打診をする際には、翻訳者が依頼内容を把握しやすいように、以下のポイントを整理して伝えます。
- 依頼内容(文章のジャンルや量)
- 納期
- 予算
参考サイト・動画があるなら、打診時に提示することをおすすめします。
クラウディアでも直接依頼は可能なので、興味がある方はワーカをチェックしてみてください。
納期重視なら翻訳特化型クラウドソーシング
納期・スピード重視で韓国語翻訳を依頼したい方におすすめなのは、翻訳特化型のクラウドソーシングサービス。
翻訳特化型クラウドソーシングの中には、短時間で翻訳が完成するものも多いからです。
例えば翻訳特化型クラウドソーシングのひとつ「gengo(ゲンゴ)」では、20分以内に翻訳が開始されます。
また以下のようなメリットを備えた翻訳特化型クラウドソーシングもあります。
- 翻訳者が世界中にいるため24時間365日対応
- テストに合格した翻訳者だけが登録している
一方で翻訳特化型クラウドソーシングには以下のようなデメリットもあります。
- 翻訳者と直接やりとりするのが難しい
- 気に入った翻訳者に直接依頼できない
- 文字単価が決まっており、ハイレベルな翻訳者への依頼は高い
韓国語に対応している翻訳特化型クラウドソーシングとしては「gengo(ゲンゴ)」が有名です。
「希望納品日が迫っている」などスピードを優先したい場合は、特化型クラウドソーシングを検討してみましょう。
翻訳特化型クラウドソーシングの依頼方法は「サイト上で原文登録」
翻訳特化型クラウドソーシングでの依頼は、サイト上で「翻訳したい原文」を登録すれば完了です。
文字単価が決まっているので、原文を登録すればその場で外注費用がわかるからです。
また翻訳者が早いもの勝ちで翻訳作業を行うため、「依頼先を選定する作業」もありません。
翻訳特化型クラウドソーシングを使う場合の流れを紹介します。
- 【依頼者側】原文を登録し、表示される費用を確認
- 【依頼者側】発注
- 【翻訳者側】翻訳して納品
翻訳者が早いもの勝ちで案件を獲得する翻訳特化型クラウドソーシングでは、クライアント側が依頼したい人を選べません。
ただ翻訳者のレベル(gengoではスタンダードとプレミアム)は発注時に選択できます。
翻訳者のレベルが高くなれば文字単価もあがりますので、求める品質と予算のバランスで選んでください。
翻訳したい原文が多い場合は翻訳会社がおすすめ
翻訳したい原文が多いなら、専門の翻訳会社への外注依頼がおすすめです。
企業ならではの、大規模・短納期の案件にも対応できる仕組みが整っているからですね。
例えば「社員が手分けして翻訳する」「業務委託契約しているプロ翻訳者に仕事を再委託する」などの方法で翻訳が進みます。
また翻訳会社には以下のメリットもあります。
- 翻訳者のレベルが担保されている
- チェック体制が整備されている
- 進捗管理を任せられる
- 文章全体の整合性をとるためのリライトも任せられる
ただし翻訳会社には以下のようなデメリットもあります。
- 費用が高め
- 営業・窓口担当者と翻訳者が違うため、意思疎通が上手く行かないケースもある
- 社内ルールに則って作業するため、柔軟な対応が難しいケースもある
翻訳会社への依頼は、「大量の原文を翻訳したい」「重要な翻訳なのでミスを極力減らしたい」「予算に余裕がある」などの場合におすすめといえるでしょう。
翻訳会社への依頼方法は「原文を送付し見積もり」
翻訳会社への依頼は、「原文を送付して見積もりを依頼する」ことから始まります。
原文の確認後に「対応できるのか」や「料金・納期の目安」を決めていくからです。
翻訳会社への依頼の流れは以下のとおりです。
- 【依頼者側】原文を送付
- 【翻訳会社】料金・納期の見積もり作成
- 【依頼者側】見積もり・納期に納得すれば発注
発注前に打ち合わせが必要となりますが、オンライン・オフライン形式の両対応している翻訳会社もあります。
翻訳の外注が初めての場合、クオリティやサービス内容について詳しく確認したい場合などは、打ち合わせの中に質問することで不安を解消していきましょう。
韓国語翻訳を任せられて、事前打ち合わせが可能な翻訳会社には、「FUKUDAI」などがあります。
大小含めて数多くある翻訳会社の中から選びきれない場合は、「アイミツ」「EMEAO!(エミーオ)」などのコンシェルジュサービスを使い、外注先を無料相談してみるのもいいでしょう。
翻訳依頼を頻繁にするなら「スマホアプリ・Webサービス」
韓国語翻訳が頻繁に必要となる状況なのであれば、スマホアプリやWebサービスの利用もおすすめです。
現在では「韓国語翻訳のスマホアプリ」「オンラインで使える自動翻訳サービス」がたくさんあるからですね。
韓国語翻訳ができる代表的なスマホアプリ・Webサービスは以下のとおりです。
スマホアプリ | ・日本語韓国語翻訳 ・エキサイト翻訳 ・韓国語翻訳(iOSのみ) ・Google翻訳 ・日韓翻訳(Androidのみ) ・Papago(iOSのみ) |
---|---|
Webサービス | ・Google翻訳 ・エキサイト翻訳 |
スマホアプリやWebサービスのメリットは以下のとおりです。
- 無料で使えるアプリやWebサービスが多い
- いつでも気軽に使える
料金がかからないことから、プライベートメールの翻訳や、韓国語の動画・漫画を楽しむために利用時にも便利ですよ。
ただ無料アプリ・サービスについては、以下のような不安を抱く方も多いでしょう。
- 誤訳が多いのではないか
- ビジネスユースできるクオリティなのか
- セキュリティは大丈夫なのか
有料であれば、ビジネスユースに適したサービスもあります。
例えば法人向けのクラウド翻訳サービスとしては、「COTOHA Translator」「Mirai Translator」などがあり、月額固定料金で利用可能です。
「メールなど、短い文章を高頻度で翻訳する」といったケースでは、アプリやクラウド翻訳サービスを検討してみてはいかがでしょうか。
法人向けクラウド翻訳サービスの導入方法
韓国語翻訳のスマホアプリはスマホにダウンロード、Webサービスはサイトにアクセスすることで利用できます。
多くの方が日常的にアプリやWebサービスを利用されていると思いますので、使用するにあたりハードルは感じないでしょう。
そこでこの章では「COTOHA Translator(NTTコミュニケーションズ)」を例に、「法人向けクラウド翻訳サービス」の導入方法を紹介します。
法人向けクラウド翻訳サービスは、オンライン注文で導入します。
書面申し込みもできますが、オンラインのほうが簡単に手続きできておすすめです。
導入の流れは、以下のとおりです。
- 【利用者側】オンライン注文
- 【NTTコミュニケーションズ】申し込み受付
- 【利用者側】約8営業日後からサービス利用可能
COTOHA Translatorはデフォルトでは韓国語翻訳に対応していないので、韓国語翻訳を利用するためには「多言語オプション」を追加してください。
また「法務・財務モデルオプション」もありますので、翻訳したい書類の種類によっては追加を検討しましょう。
ベーシックプランに多言語オプションを追加した場合の月額料金は132,000円(税込、2022年6月時点)です。
COTOHA Translator には1ヶ月の無料トライアル期間がありますので、利用を検討している法人はトライアルを試してみてはいかがでしょうか。
韓国語翻訳を外注依頼する時の費用相場は1文字6~10円
韓国語翻訳の外注費用相場は、『日本語』から『韓国語』への翻訳する場合で1文字6~10円です。
逆に『韓国語』から『日本語』に翻訳する場合は、6~11円程度となります。
英語翻訳と比べて安いのは、韓国語と日本語は文章の構造などが似ていて、比較的翻訳しやすいからです。
ただし翻訳したい原文の「分野」「専門性」「難易度」「納期」によって、外注費用は変動します。
例えば「納期が短い」「公式文書の翻訳を依頼したい」等の場合は、文字単価が高くなると考えておきましょう。
参考としていくつかのサービスの翻訳費用を紹介します。
サービス | 翻訳費用 |
---|---|
総合型クラウドソーシング | 【韓→日】2円~ 【日→韓】2円~ |
翻訳特化型クラウドソーシング(gengo) | 【韓→日】4~9円 【日→韓】4~9円 |
翻訳会社(クリムゾン・ジャパン) | 【韓→日】10円~ 【日→韓】10円~ |
翻訳会社(FUKUDAI) | 【韓→日】9~14円 【日→韓】8~12円 |
上記のように文字単価はさまざまですので、依頼前には必ず複数の外注先候補から見積もりをとって比較しましょう。
また翻訳依頼する原文を絞り込めば、費用総額を安く抑えられておすすめです。
原文全てを翻訳する必要はない場合は、必要な箇所だけを抜き出して依頼しましょう。
文字単価以外に料金がかかることもある
韓国語翻訳では、文字単価以外に料金がかかることもあります。
依頼内容によっては、文字単価以外にオプション料金が加算されるからです。
オプション料金の例は以下のとおりです。
- ネイティブチェック
- 特急料金
またオプション料金とは別に、「ミニマムチャージ」と呼ばれる最低料金が設定されているケースもあります。
翻訳する文字数が少なく文字単価計算では2,000円でも、請求される金額は5,000円となります。
つまり翻訳の外注費用については、文字単価だけを見ても総額がわかりません。
そのため「必要なオプションを追加すると総額いくらになるのか」「ミニマムチャージの有無」についても、きちんと調べておきましょう。
韓国語翻訳を外注依頼する際に抑えておきたい4つのコツ
韓国語翻訳を外注する際におさえておきたい4つのコツを紹介します。
- 外注先の得意分野をチェックする
- 安さ・スピードだけにこだわらない
- 依頼内容によって外注先を使い分ける
- 原文を確定させてから依頼する
上記理由について順に説明します。
外注先の得意分野をチェックする
韓国語翻訳の外注依頼する際は、先方の得意分野をチェックしましょう。
同じ翻訳者でもジャンルごとに得手不得手があって、納品物のクオリティが変わるからです。
例えば「産業系」「法律系」「観光系」の翻訳に強いのか、「エンタメ系」「ファッション・コスメ系」の翻訳が得意なのかといった違いがあります。
依頼を考えている内容の翻訳実績が豊富な外注先を選びましょう。
安さ・スピードだけにこだわらない
韓国語翻訳を依頼するうえで、「外注費用の安さ」や「納品までのスピード」だけにこだわるのはやめましょう。
格安や特急仕上げが可能でも、翻訳のクオリティが低くて使い物にならなかったら最悪です。
新たに別の翻訳者・翻訳会社に依頼することになったりと、結果的に費用がかさんでしまいかねません。
また格安・特急仕上げの場合、ネイティブチェックやクロスチェックを行わない外注先もあります。
翻訳のクオリティを保つためにも必要な工程なので、多少費用が高くなってもチェック体制がある外注先選びをおすすめします。
外注先の翻訳クオリティを知りたい場合、実績をチェックするほか、「無料または格安のトライアル翻訳」を依頼してみるのもいいでしょう。
依頼内容により外注先を使い分ける
韓国語翻訳の依頼内容に応じて、外注先を使い分けるのもポイントです。
必要にあわせて依頼先を分けることで、費用対効果も高くなります。
例えば「公式なプレスリリースでネイティブチェックが必須」な場合は、チェック体制が整った翻訳会社に依頼するのが安心。
プレスリリースの頻度が高くないなら、それほど外注費用もかさまないはずです。
一方で「韓国支社や韓国にある取引先との日常的なメールのやりとり」を翻訳したいなら、Webアプリやクラウド翻訳サービスが適しています。
無料または月額制のサービスを利用すれば、高頻度で翻訳しても無料・一定額で利用できます。
翻訳クオリティ、納品スピード、費用面などを考えながら、外注先を使い分けてみてはいかがでしょうか。
原文を整理してから依頼する
原文を整理してから依頼するのも、外注依頼のポイントといえるでしょう。
自分でもわかる範囲内で無駄な文章を省いて文字数を少なくすることで、費用削減を見込めるからです。
また原文をきちんと確認しないまま発注し、発注後に文章を追加するケースも考えられます。
たいていの外注先は文章の追加に対応してくれますが、「納期が延びる」「追加費用がかかる」などの無駄が発生します。
外注費用と時間・労力の無駄をなくすためにも、外注前には原文に目を通しておきましょう。
韓国語翻訳を外注依頼するメリット
韓国語翻訳を外注依頼する主なメリットは以下のとおりです。
- クオリティの高い翻訳が可能
- コア業務に集中できる
上記理由について順に紹介します。
クオリティの高い翻訳が可能
「品質の高い翻訳ができること」も、韓国語翻訳を外注するメリットといえます。
翻訳のプロに任せることで、「韓国の文化」や「業界・分野ならではの特徴・慣習」に合った正しい文章選びができるからです。
正しく翻訳するうえで語学スキル以外にも、「韓国文化への理解」や「業界ならではの専門用語の知識」も必要です。
「文化の理解」「専門用語の知識」があってこそ、誰からも誤解を生まずに読みやすい翻訳が可能になります。
社内に韓国留学経験者・学習中の人・資格取得している人であっても、安易に翻訳を任せるのは危険です。
「韓国語で会話できる」「韓国語の読み書きができる」からといって、適切な翻訳ができるとは限らないのです。
品質にこだわるなら、プロの翻訳会社に任せるのが手堅いといえるでしょう。
コア業務に集中できる
コア業務とは、直接売上につながる業務のことをいいます。
例えば営業職であれば外回りや商談などがコア業務にあたります。
外部委託することでコア業務に集中できるのも、韓国語翻訳を外注するメリットです。
手間・時間のかかる翻訳を外注すれば、自社スタッフが「本来やるべき業務」に集中できるからです。
例えば「韓国から来た簡単なメールの返信に、30分~1時間くらいかかってしまった」という場合、かなり時間のロスになっていますよね。
また翻訳スキルのないスタッフが韓国語でのプレスリリースやマニュアルを作成するのは、時間がかかりすぎて現実的ではありません。
「無駄な時間減」「生産性アップ」を叶えるため、外注やWebアプリなどを上手に活用しましょう。
韓国語翻訳を外注依頼するデメリット
韓国語翻訳を外注依頼する場合のデメリットは以下のとおりです。
- 外注費がかかる
- 情報漏えいのリスクがある
上記理由について順に説明します。
外注費がかかる
韓国語翻訳を外注依頼するデメリットのひとつめは、外注費がかかることです。
プロのノウハウを活用するために、費用がかかるのは当然といえるでしょう。
オンラインで利用できる無料の翻訳サービスであれば費用はかかりませんが、間違いがないかを自分でチェックする必要が出てきます。
プロに対して質のよい翻訳を外注する場合は、成果物にみあった費用がかかってきます。
ただし、クラウドソーシングを利用したり原文を絞り込んだりすることで、費用を抑えることは十分可能です。
予算に限りがある場合は、できるだけ外注費用が少なくなるよう工夫してみてはいかがでしょうか。
情報漏えいのリスクがある
翻訳業務の外注時には、情報漏えいのリスクがあります。
翻訳外注時には、原文を外注先と再委託先に見せるからです。
原文に記載されている内容が「新製品の情報」「契約内容」といった機密性が高いデータの場合、漏えい時のダメージが大きくなります。
重要文書の翻訳依頼する場合には、手間であっても外注先と秘密保持契約(NDA)を結ぶことは行っておきましょう。
まとめ
韓国語翻訳のおすすめ外注先と、外注依頼するときのコツについてお伝えしました。
「安く気軽に韓国語の外注を試したい」なら、Craudia(クラウディア)などの総合型クラウドソーシングサービスがおすすめです。
総合型クラウドソーシングでは安価に翻訳を外注でき、翻訳者と直接やりとりしながら依頼を進められるからですね。
一方で総合型クラウドソーシングには「経験が浅い翻訳者も登録している」「大量の依頼には対応しにくい」というデメリットがあるので注意が必要です。
また「安さ」だけを重視してしまうと、質の悪い納品物が提出される可能性もあります。
そのため「原文の量が多くてチェックを重要視する」なら翻訳会社がおすすめ。
また高頻度で翻訳が必要なら、月額固定料金で使えるWebサービスも検討してみましょう。
外注先をひとつに絞る必要はありません。
ニーズに合わせて外注先を変えることで、必要なクオリティを担保しつつ外注費用も抑えてみてはいかがでしょうか。
この記事が韓国語翻訳の外注依頼に悩んでいる方の参考になれば幸いです。