漫画作成におすすめの外注先4選とそれぞれへの依頼方法

漫画を作成すれば、文章よりもわかりやすかったり親しみやすい形で、商品やサービスについて伝えたいメッセージを届けやすいです。

「自社のサービスや商品を広く知ってもらうために、自社のカタログやホームページ内に漫画を取り入れたいと考えている方も多いと思います。

しかし「初めてだから誰にどう頼めばいいのか分からない……」という方のために、おすすめの漫画作成の外注依頼先を4種類取り上げ、依頼先選びのお手伝いをいたします。

記事を通して、おすすめの外注依頼先や、外注依頼の際のコツ、外注することのメリット・デメリットなどについて解説していきます。

事前に理解しておくことで、漫画作成をスムーズに外注し、プロジェクトを成功させることができるでしょう。

漫画作成におすすめの外注先4選とそれぞれへの依頼方法

漫画作成の主な外注依頼先には、以下の4種類があります。

  • クラウドソーシングの「コンペ形式」
  • クラウドソーシングの「プロジェクト形式」
  • 漫画制作の専門会社
  • 個人の漫画家

それぞれの依頼先について、特徴を確認していきましょう。

多くの選択肢から選べる|クラウドソーシングの「コンペ形式」

数多くの選択肢から気に入ったものを選びたいなら、クラウドソーシングサイト上の「コンペ形式」で募集はおすすめです。

なぜなら、多くのワーカーから提案を受けた中から気に入ったものをひとつだけ選択する仕組みなためですね。

欲しい漫画の内容や報酬金額、納期などの条件を掲示した上で、ワーカーから作品を募集していきましょう。

ただ、文章だけでは依頼方法がイメージできない方もいると思います。

クラウドソーシングにクライアントとして登録後、「漫画」や「コンペ形式」というキーワードで検索してみましょう。

具体的にどのようなコンペ形式の募集があるかチェックすると、依頼方法のイメージをつかめるからですね。

漫画制作者が探せる|クラウドソーシングの「プロジェクト形式」

漫画制作者を探すなら、クラウドソーシングの「プロジェクト形式」がおすすめです。

クラウドソーシング内でワーカーのプロフィールや制作実績を見ながら、自分たちの条件や好みにマッチした漫画の作成者を選んだ後、直接アプローチもできるからですね。

また、膨大なプロフィール情報すべてに目を通すのが面倒な方は、とりあえずプロジェクト応募してみるのもおすすめです。

なぜなら、条件にマッチしているワーカーの目に留まれば応募があるし、もし応募がなかったとしても費用の発生するリスクがないからですね。

また、クラウドソーシングを通すのは、「安全性」の面からみてもおすすめと言えるでしょう。

匿名登録もできるうえ、クラウドソーシングサービス運営者側が仲介してくれるため、何かしらのトラブルが出た際も間に入ってサポートしてくれるからです。

例えば、契約、支払い、納品されないといったトラブルなどが挙げられます。

【公式】https://www.craudia.com/

最小限の手間で作成依頼が可能|漫画制作専門会社

できるだけ手間をかけずに漫画作成したい場合、漫画制作を手がける専門の制作会社への依頼がおすすめです。

漫画作成の専門会社やエージェントには過去のノウハウが蓄積されているため、大まかなイメージを伝えるだけでも、漫画を形にするスキルや経験値があるからですね。

しかし、いくら相手にスキルがあるといっても、あまりに漠然とした発注しないよう注意しましょう。
伝えたいテーマとズレた内容や、個性のない平凡な漫画になってしまったりと、自分たちが本当に必要としている漫画が仕上がってこない可能性もあります。

明確な絵柄やキャラクターをお願いできる|特定の漫画家

求める絵柄やキャラクターが明確なら、特定の漫画家に外注依頼がおすすめです。

なぜなら、漫画家ごとに絵の描き方は異なるため、似た絵柄の人を探すよりも本人に頼んでしまったほうが確実なためですね。

ただし、外注依頼に対応してくれるうえ、予算の範囲内で作成してくれる漫画家のみに限ります。

実際に依頼してみるまで分かりませんが、漫画作成に大きな価値や意義を感じているなら、ダメ元で依頼してみるのもひとつの選択肢となります。

しかし、他の依頼方法とは違って、漫画家もしくはマネージャーと直接交渉となるため、契約については報酬や著作権などの点で、細心の注意を払う必要があります。

どれくらいかかる?漫画作成を外注依頼する場合の費用相場

漫画を外注依頼して作成する場合の費用相場はピンキリです。

なぜなら、求めるクオリティ、コマ数、登場するキャラクターの数などによって、金額差が大きいためです。

筆者が漫画作成の外注依頼した際の経験だけでいうと、クラウドソーシングでは1コマあたり3,000円~5,000円の提示されるワーカーさんが多かったです。

また、漫画制作会社へ相見積もりした際は、1コマ20,000円~30,000円の料金提示されるケースが多かったです。

ただ、あくまで参考程度に考えていただければと思います。

なぜなら、漫画家の人気に比例して、単価もアップしていくからですね。

最初は1コマ3,000円で依頼できてた人が、他のクライアントからも仕事依頼が殺到したことで、1コマ10,000円以上へアップするケースも多々ありました。

クリエイター自身が有名でスキルも人気も高い場合は、数ページの漫画作成に数十万円かかることも珍しくないでしょう。

さらにウェブのランディングページ(LP)に使用する場合と、パンフレットに印刷して使用する場合でも、求められるものや漫画作成時の作業内容と費用が異なるため、見積もりが必要です。

漫画作成の外注依頼で押さえておきたい3つのコツ

漫画作成を外注依頼する際の主なコツは、3つあります。

  • 漫画の用途・目的を明確に伝える
  • 漫画を通してメッセージを伝えたいターゲットを確定しておく
  • 漫画の条件を明確にしてから外注する

外注作成する漫画の用途と目的を明確に伝える

外注作成する漫画の用途と目的を外注先に明確に伝えましょう。

漫画作成を外注依頼して満足のいく結果を得るために欠かせないポイントです。

例えば、以下のような用途が考えられます。

  • 紙のチラシやパンフレット用
  • ウェブページ掲載用
  • 動画用
  • SNS用
  • 社内向けのマニュアル用

それぞれのメディアの特性によって、漫画のフォーマットや内容、ページ展開やデザインなどが異なります。

外注先と自分たちの双方が、作成する漫画の使用方法と使用目的を共有することで、狙った効果の出る漫画を作ることにつながります。

漫画を読んでもらいたい「ターゲット層」を定める

漫画を読んでもらいたい「ターゲット層」を定めましょう。

なぜなら、想定する読者にあわせて工夫する必要があるからですね。

例えば、高齢者向けの漫画なら、老眼でも読みやすいように文字も大きくしてみたりといったことです。

また、宣伝したい商品の購入にとってプラスに働くイメージを与える漫画を作るために、絵柄一つとっても、さまざまなパターンが考えられます。

安心感を与える優しい絵柄が必要の場合もあれば、クールでおしゃれな絵柄が求められるケースもあります。

漫画作成を外注依頼する際には、あらかじめ自社のターゲット層を外注先に伝えておくことで、誰に何を伝える漫画なのかを共有し、スムーズに作成を進められます。

大雑把でも良いので事前に漫画のシナリオを用意する

漫画の素人が完璧なシナリオを作ったり、ラフデザインを描いたりするのは難しいでしょう。

大雑把でも良いので事前に漫画のシナリオ構成を用意、もしくは頭の中にイメージしておきましょう。

ただ丸投げ依頼するよりもスムーズに打ち合わせも進むからですね。

例えば、以下の情報が事前に用意されているだけで漫画制作者も作りやすくなります。

  • 大まかなストーリー展開
  • 絵柄のテイスト
  • コマ数、ページ数、カラーかモノクロかなど
  • 納品の方法、ファイルの形式

また、クオリティの高い漫画が仕上がってくる可能性もアップします。

漫画の内容についてブラッシュアップするための時間を多く取れるからですね。

上記理由から、必要だと思える情報を箇条書きのメモ程度でも良いので用意することをおすすめします。

漫画を外注依頼して作成する2つのメリット

漫画を外注依頼して作成するメリットには、主に以下の2つがあげられます。

・集客やプロモーション効果がある漫画を作成できる可能性が高い
・客観的に見て分かりやすい漫画になる

集客やプロモーション効果がある漫画を作成できる可能性が高い

漫画作成を専門に手がけるプロに外注依頼すれば、集客やプロモーションに効果のある漫画を作ってもらえる可能性がぐっと高まります。

なぜなら、漫画作成に特化して仕事をしてきたプロは、読者の目を引く印象的な漫画の作成方法を心得ているからですね。

例えば、読み手の立場からはすぐに気づかない細かい点にも、プロの技が生かされています。

なにげなく読み始めて、気が付いたら引き込まれてしまっているケースも多々あります。

プロとしての意見やアドバイスをもらい、提案を積極的に受け入れる姿勢で外注先と向き合うことで、互いにコラボレーションしやすくなるでしょう。

客観的に見て分かりやすい漫画作成につながる

社外の人から客観的に見ても分かりやすい内容の漫画が作成できる可能性は高いです。

外注依頼であれば、社内で作成する時に気づけない外部の視点から漫画を作成してもらえるからですね。

外注での漫画作成を通して、社内で制作していたら思いつかない商品やサービスの説明方法が出てくることもあります。

自分たちの欲しい漫画の要望を伝えただけで、独りよがりな漫画を作ってしまうリスクも防げますよ。

漫画を外注依頼して作成する3つのデメリット

漫画作成を外注依頼するデメリットには、主に以下の3点があります。

  • 外注で漫画を作成すると一定の費用がかかる
  • テキストのみに比べて漫画作成の時間がかかる
  • 漫画の二次利用制限が行われるケースもある

外注で漫画を作成すると一定の費用がかかる

外注依頼して漫画を作成する場合、制作のために必ず一定の費用がかかります。

なぜなら、作業時間やスキルの高さに応じて報酬が必要となってきます。

また、漫画を描く以外の費用がかかることも多いため注意しましょう。

例えば、制作のディレクションも外部に依頼したり、ラフやイラストの修正回数に応じて追加費用が必要となります。

そのため外注依頼時に、予算に応じて作成する漫画の選択肢が限られる場合も多々あります。

テキストのみに比べて漫画作成の時間がかかる

テキストのみのページ作成に比べて漫画作成の手間と時間はかかりやすいです。

なぜなら、作成工程の中でのチェック作業も多いからですね。

  1. シナリオ作成
  2. シナリオチェック&修正
  3. ラフデザイン作成
  4. ラフ原稿チェック&修正
  5. 本番を描く
  6. 本番のチェック&修正
  7. 問題なければ納品

また、人気の漫画作成者であるほど、待ち時間なども加わって、さらに作成時間がかかりやすいです。

なぜなら、複数のプロジェクトを併行して進めている可能性が高いからですね。

内容や作成作業の段取りにもよりますが、見積もりから納品までの時間は少なくとも1か月程度は見込んで取り組むのがおすすめです。

漫画の二次利用制限が行われるケースもある

自社制作の漫画とは違って、作成した漫画の二次利用に制限かかるケースもあります。

なぜなら、特別な契約をあらかじめ交わしていないかぎりは、漫画を作成した人には二次使用料を請求する権利があるからです。

外注依頼して作成した漫画を転用したい場合、著作権の扱いについて必ず確認しておきましょう。

漫画制作の依頼を受ける専門サイトや漫画制作専門会社には、二次使用についての許可のあるなしが書かれていたりします。

しかし、個人の漫画家に依頼する際や、クラウドソーシングを通して個人とやりとりをするケースには、とりわけ注意が必要なポイントです。

そのため、外注先と契約を結ぶ際、最初から「二次利用します」と明記しておくのがおすすめです。

あとから利用したい場合にわざわざ連絡する必要がないからですね。

自分たちにぴったりの漫画作成の外注先を選ぼう

ウェブには、発注から納品までオンラインで完結する漫画作成の外注依頼先が数多く存在します。

便利な反面、選択肢が多すぎて、どれが自分たちに適しているのか分かりづらいことがあります。

記事を通して、自分たちにぴったりの漫画作成の外注依頼先を見つけてくださいね。

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