ステッカーは、屋内使用、屋外使用、また高温加熱といった特殊な環境で使用するなど、貼る場所や用途は様々です。
ステッカー作成の外注先は「格安で依頼したい」「早く納品がしたい」「実績のある企業が良い」など、条件によっても異なります。
本記事では、ステッカー作成におすすめの外注先や依頼方法のコツ、メリット・デメリットについて解説しますね。
ステッカー作成におすすめの外注先6選とそれぞれへの依頼方法
ステッカーの用途は幅広く、個人で使用する分には自作で問題ないでしょう。
しかし、仲間内で使用するには自作では厳しく、業者を利用するのが良いですね。
特に、近年では安価な価格で作ってくれる業者も多く、インターネットを利用して見つけることができます。
この章では、ステッカー作成におすすめの外注先6選とそれぞれへの依頼方法を紹介しますね。
面積の小さいステッカーの大量発注におすすめの「デジタ」
面積の小さいステッカーの大量発注におすすめの外注先は「デジタ」です。
面積が2㎠以内であれば、上質紙で100枚958円(税込)と、リーズナブルな価格での作成が可能となっています。
さらに1,000円以上の注文で全国送料無料、代行出荷無料などのサービスも用意されていますね。
また「屋内用」「屋外用」など種類豊富なステッカーが選べ、リピート率の高い会社です。
入稿データ作成ソフトを持っていない場合でも、Web上でデザイン作成できる「デザインシミュレーター」が用意されており、便利ですね。
24時間いつでも注文、入稿が可能
24時間いつでも注文、入稿できます。
「デジタ」専用フォームからの注文で、ネット環境さえあれば、いつでもどこからでも注文、入稿ができるからですね。
商品を選択し、価格表から適切なものを選ぶだけで、簡単に注文ができます。
注文後、確認メールを受け取り、作成した印刷データを入稿ページより入稿します。(24時間いつでも可)
専門スタッフによるデータチェック後、受付が完了し、商品の製造、発送が行われますね。
また、刷り増し注文や請求書後払い、代行出荷サービスも無料で行えるのも便利です。
高画質で安いのは「グラフィック」
高画質で安いステッカー作成をしたい方におすすめの外注先は「グラフィック」です。
最新のデジタルマネージメントシステムの採用による高品質と、一貫製作によるコストダウンが図られているからですね。
特に、屋外用ステッカーの依頼は、種類も豊富でお得です。
また、実績も申し分なく顧客満足度の高い会社なので、安心して依頼できますね。
「グラフィック」にデザインテンプレートはありませんが、illustratorやPhotoshopに加え、Office入稿も可能なので、初心者の方でも依頼しやすくなっています。
無料会員登録でお得な特典が付く
初めに無料の会員登録をすると、お得な特典が付きます。
ポイント進呈による割引や、会員のみが使えるお得機能やサービスが利用できるからですね。
例えば、大部数の場合、1カートに同じデータを印刷すると「同データ入稿指定割引」や「ボリュームディスカウント」のサービスを利用できます。
また、当日発送納期が利用できたり、「Officeファイル入稿」の利用、「PDF入稿」や「ダイレクト入稿」によるポイント還元など、さまざまな特典がありますよ。
依頼の流れは、まず注文フォームより商品を選択し、自身で作成した印刷データを入稿します。
専門スタッフによるデータ確認が行われ、受付が確定後、発送されるという流れですね。
入稿オプションも豊富で、さまざまなファイルにも対応していて便利です。
屋内用ステッカーの格安作成におすすめの「アドプリント」
業務用から個人用まで幅広く依頼が可能で、屋内用ステッカーの格安作成におすすめの外注先は「アドプリント」です。
1枚だけでも注文可能で、無駄なくステッカーを作成できて、「アドプリント」の小ロット印刷は、種類も豊富だからですね。
例えば、「選べるフレームシール」という機能は、100種類もあるフレームから選べ、オリジナルシールを簡単に作成できます。
1万円以上の注文で送料も無料となり、大量発注する際にも助かりますよ。
また、IllustratorやPhotoshopを使えずに困っている非デザイナーでも、利用しやすいサービスとなっています。
「データ作成代行サービス」も行っているので、イメージするデザインを担当者へ伝えることでデザインから作成依頼できるからですね。
入稿、入金締め切りに注意
依頼する際は、入稿、入金締め切りの確認をおすすめします。
入稿締め切りは午後3時(一部は午後5時)まで、入金締め切りも午後3時までだからですね。
入稿データの確認と入金確認完了後、受付完了状態となり、発送予定日は受付完了日の翌営業日より適用されるので、注意が必要です。
依頼の流れは、まず注文フォームより希望の商品を注文し、作成データを入稿します。
データチェックが行われ、入金完了後に発送という流れですね。
入稿時は、それぞれの商品に応じての専用テンプレートも用意されていますが、デザインテンプレートは用意されていないので、既に画像データを用意しておきましょう。
初めての方やお試しでステッカー作成をしたい方におすすめ「ラクスル」
ステッカーの外注依頼が初めてで不安な方や、お試しで1枚だけ印刷してみたい方におすすめの外注先は「ラクスル」です。
1枚から印刷可能で、価格も最安の440円から、送料無料で依頼できるからですね。
また、データ入稿時には、無料利用できるデザインテンプレートも豊富に用意されており、初心者でもサクッと作成できるのも魅力です。
編集ソフトは直感的に操作できるので、すぐに使いこなせ、初めてデータを作成する方でも、オペレーターさんが目視で、問題ないかチェックしてくれるのため安心です。
無料会員登録でお得なクーポンが貰える
無料会員登録をすると、お得なクーポンが貰えます。
「ラクスル」では、無料の会員登録をするだけで、1,000円または1万円(条件あり)のクーポンを貰える特典があるからですね。
依頼の流れは、まず印刷用データを用意し、注文フォームより商品を注文します。
データ入稿とチェックを行い、支払いが完了後、発送という流れですね。
印刷用データは、オンラインデザイン、もしくは各種ソフトを使った作成方法があって、注文前に予め用意する必要があります。
高品質なシール印刷をしたい方におすすめなのは「メガプリント」
株式会社 NEXPRINT運営のネット印刷サービスが「「印刷通販メガプリント」」となります。
「メガプリント」は、高品質なシール印刷をしたい方におすすめの外注先です。
インクが上にしっかりと密着する技術、「オフセット印刷」を使用していることからですね。
個人用から本格的な企業用のものまで幅広く対応でき、シールサイズも1mm単位から指定できます。
また、送料はネコポス150円に対応していて、5,000円以上からは無料となるのも嬉しいポイントですね。
多彩な決済方法が用意されている
多彩な決済方法が用意されていて、法人・個人事業主の方にも便利です。
銀行振込やクレジット・コンビニ支払いに加え、代行発送や後払いサービスも完備されているからですね。
依頼の流れは、まず注文フォームより商品を選択し、注文します。
この際、シールやステッカーなど規定のサイズが無い商品はサイズ入力があり、注文フォームが違う点には注意しましょう。
そして、データ入稿を行い、データチェック後に支払い、発送という流れです。
データチェックは、営業時間内であれば30分以内を目安に行われ、速やかに依頼完了まで進められます。
スピーディーな納品が可能なのは「ヤンバ」
スピーディーな納品をしたい方におすすめの外注先は「ヤンバ」です。
午前中までの注文、データ入稿であれば翌営業日の発送も可能だからですね。
また、短縮納期のオプション(+1,500円)で当日発送にも対応しています。
シール1枚から数万点の大ロットまで幅広く印刷が可能で、送料無料なのもメリットですね。
また、印刷機器も充実していて、15種類の素材から幅広いニーズのシール作成が可能です。
「PDF」「JPEG」「Officeデータ」での入稿、店舗での直接受け取りも可能
データ入稿は「PDF」「JPEG」「Officeデータ」でも可能、店舗での直接受け取りも可能です。
受け取りは18:30までで、商品をいち早く受け取りたい方におすすめのサービスと言えるでしょう。
依頼の流れは、まず注文フォームより商品を注文し、データ入稿をします。(24時間いつでも可)
注文時には、「シングルタイプ」「マルチタイプ」「訂正シール」や、追加オプションなど、用途に合わせて幅広く指定できますね。
スタッフによるデータチェック(営業日の17時までに入稿されたデータは当日中に可能)がされ、受付日確定後、発送という流れです。
また、会員登録不要で簡単に依頼できて小規模ながら取引実績も高いです。
ステッカーデザインのみクラウドソーシングの「コンペ依頼」もおすすめ
ステッカーを作成すること自体はきまっているけれど、デザインが決まっていない人や企業も多いと思います。
結論から言うと、クラウドソーシングの「コンペ形式」を使って依頼するのはおすすめです。
報酬や採用人数を前もって決め、多くの納品される成果物の中から優れた作品のみを採用する方法です。
ロゴ作成などデザイン的なお仕事に向いています。
なぜなら、コンペ募集に対して応募のあった中から、もっとも自身のイメージにマッチしたデザインを選べるからですね。
実例として、クラウドソーシング「クラウディア」でキャラクターのコンペ依頼を観てもらうとイメージしやすいです。
※参考⇒ 「アメフリ」公式キャラクター公募
クラウドソーシングのコンペであれば、応募数が1でも10でも、極端な話100であっても一緒です。
上記理由から、まだステッカーデザインの決まっていない人が利用するのにおすすめのサービスと言えるでしょう。
ステッカー作成外注の費用相場と格安にするコツ
この章では、ステッカー作成を外注依頼する際の費用相場と格安にするコツについて解説しますね。
ステッカーは、貼る場所や用途によって価格が変わる
ステッカーやシールは、貼る場所や用途により、価格が変わります。
屋内使用、屋外使用、また例えば高温加熱といった特殊な環境で使用するなど、素材によって価格も変化するからですね。
例えば、屋内使用で特に耐久性などを考慮しない場合、上質紙を使用するのが最も安く印刷する方法で、100枚あたり1,000円〜2,000円前後といった価格が相場です。
1枚あたりを最も安く印刷するには大ロットで注文する
1枚あたりの費用を最安にするには大ロットでの注文をおすすめします。
一度に大量生産したほうが、時間と手間がかからない分コストカットでき、単価を低く抑えられるからですね。
1,000枚以上だと、1枚あたり小ロットの3分の1くらいの価格で注文できますよ。
しかし、シールを必要以上に注文する場合、必要枚数と注文枚数のバランスも大切です。
保管中に色が褪せて廃棄処分しなければいけない無駄が発生し、結局は高くコストがつくケースもあるからですね。
ステッカー作成の外注依頼時のコツ
ステッカー作成が初めての方は、どの外注先を選べば良いのか不安になる方もいると思います。
この章では、外注先選びで失敗しないための依頼時のコツを解説します。
サービスやフォロー面がきちんとしているかを確認する
サービスやフォロー面がきちんとしている外注先かを確認しましょう。
ステッカーの作成は細部までこだわって考える必要もあって、費用面だけで選ぶと失敗する可能性もあるからですね。
代表的なのは「塗り足し」と呼ばれるもので、印刷機の性質上、印刷する部分がズレる可能性もあるので、3mmは余白をつけるようになっています。
上記のような印刷上の知識は、初めてステッカー作成をする人は知らないので、良い業者であればきちんと入稿時に説明したり、Webサイト上に注意書きされていたりしますね。
自前の印刷機材を持つ外注先を選ぶ
自前の印刷機材を持つ外注先を選ぶのをおすすめします。
スムーズなやり取りが可能になり、クライアントの要望にも柔軟に対応して貰えるからですね。
印刷会社の中には、実際の印刷を下請け業者に委託しているケースも多く、仲介会社や代理店を通じての情報伝達の行き違いや、細かい指示にズレが生じる可能性も出てくるからです。
また、代理店への仲介手数料が発生しない分、価格も安くなるメリットもありますよ。
積極的にプラン提供してくれる外注先を選ぶ
積極的にプランを提供してくれる外注先を選んでいきましょう。
クライアントごとに印刷物の用途はさまざまですが、販促を目的とする場合は、目的に応じたプラン提供できる外注先を選ぶほうが、売り上げに繋がりやすいからです。
加工方法やデザイン、紙質など、プラスアルファの提案が得られ、当初の想定以上のステッカーが納品されるケースも少なくありません。
また、「最小何部からの印刷に対応しているか」を確認することで、必要以上の出費や在庫を抱えずに済むメリットもあります。
ステッカー作成を外注依頼するメリット
ステッカーの用途は幅広く、個人使用であれば自作でも問題ないかもしれません。
しかし、仲間内で使用したり販促を目的とする場合には、自作では厳しいものがありますね。
この章では、ステッカー作成を外注依頼するメリットについて解説していきます。
手間がかからない
ステッカー作成を外注依頼することで、作成に必要な手間が省けます。
自作する際には、少なくとも「シール台」「デザイン案のデータ」「ステッカー印刷向きのプリンター」「切り抜く工具」などを揃える必要が出てくるからですね。
また、自分で画像編集ソフトを持っていない方でも、業者のWebサイトでデザインツール機能が完備されているところもあるので、そうした機能を利用できて便利です。
特に大部数作成したい場合は、手間や時間がかかるので、業者への依頼をおすすめします。
1枚からでも注文できる業者が増えてきているので、低価格からの少しだけお試し作成も対応可能です。
イメージ通りのステッカーを作成できる
ステッカー作成を外注依頼すると、よりイメージ通りの正確なステッカーが作成できます。
専門業者なので、ステッカーの使用目的、適した色や素材など、相談に応えて貰えるからですね。
自作の場合、家庭用プリンターで印刷することになりますが、失敗することも少なくありません。
例えば「希望の色に仕上がらない」「色調整するためにシール台紙を無駄にした」といったケースが挙げられます。
また、量販店で販売されている用紙には希望サイズがない場合もあるので、業者に頼むことで、より細かいサイズでのステッカー注文も可能です。
さらには、耐久性に優れた素材やインクも使用されているので、自身の持つパソコンプリンターで自作したステッカーよりも長持ちしやすいのもメリットです。
ステッカー作成を外注依頼するデメリット
自作でステッカー作成ができるなら試してみたい方もいると思いますがデメリットもあります。
この章では、ステッカー作成を外注依頼するデメリットについて解説していきます。
自作に比べて費用が高くつきやすい
ステッカー作成を外注依頼すると、自作に比べて費用は高くつく場合が多いです。
自作の場合、材料など100円均一ショップや量販店で揃えられて、業者に頼むよりも低コストで済むからですね。
例えば、「ラミネートシート」「プリントシート」「カッティングシート」を利用すれば、自作でも材料費を安く済ませられます。
ラミネートシートは、デザインをカットしラミネートする方法、プリントシートは印刷機を使用して作成するシートで、複数の色を同時使用できて、印刷機とパソコンだけでも作成可能です。
また、カッティングシートは、背面に粘着剤が付いた塩ビフィルムシートで、屋内外併用可能な上、カッターやハサミで加工が済むため、少ない道具での作成が可能ですね。
納期が思い通りにならない
ステッカー作成を外注依頼すると、納期が思い通りにならないこともあります。
業者に依頼すると、発注までにどうしても時間を要し、今すぐ欲しいという時に手に入らないからですね。
自作であれば、本人のやる気次第で作りたいと思った日に、即日で作成できるし、手作りならではの醍醐味も味わえます。
まとめ
今回は、ステッカー作成におすすめの外注先6選や依頼のコツ、メリット・デメリットなどについて解説しました。
屋内・屋外使用など、場所や用途に応じて、ステッカーの耐久性や用紙の種類・枚数を考慮していきましょう。
依頼する業者により、品質に差があるのも事実なので、印刷に関する積極的な提案やアドバイスをいただける業者選びも大切ですね。
オリジナルデザインやテンプレート使用など、多様なスタイルが選べ、Web上でデザインツールを提供しているところもありますね。
大量に外注依頼することで、1枚あたりの価格を下げられますが、1枚からでも対応している業者もあるので、目的に合わせて検討していきましょう。
また、自作でステッカー作成をすれば、材料も100円均一ショップなど安価に揃えられて、即日で自作ならではの醍醐味も味わえますね。
ただし、手間がかかるのも事実ですし、品質を重視するのであれば業者への依頼をおすすめします。
ご自身の目的に合った作成方法を選び、満足・納得できる素敵なステッカーが作成できることを願っています。