- スーツも着ずに喫茶店で仕事とかラクそうだよな
- パソコン片手に旅しながら仕事って楽しそう
- スタバに行くといつもMac開いてるけどちゃんと仕事してるの?
ノマドワーカーに対して、「ラクそう」「うらやましい」と思う方もいれば、「何やってる人たちなの?ちゃんと稼げているの?」と、疑問を持っている方も多いと思います。
結論から言うと、ノマドワーカーならではのメリット、デメリットを理解したうえで取り組まないと失敗する確率が高いです。
なぜなら、決められた時間にオフィスで働くことには無い「ノマドワークならではのデメリット」があるからですね。
・・・というわけで、こんにちは。
クラレポのアドバイザー兼監修者であり、株式会社ビズヒッツ代表の伊藤陽介と申します。
実は私自身、フリーランスではなく会社経営者ではありますが、2011年から現在もノマドワークと在宅ワークを併用しながら働いています。伊藤のプロフィールはこちらです。
今回の記事は監修者としてではなく、私自身がノマドワーカーという働き方を9年以上続けてくる中で得た知識と経験を元に書いています。
記事を読み終わる頃には、「自分はノマドワーカーに向いているのか?」「どうすればもっと効率よくノマドワークができるのか?」といったことが明確になるように書かせていただきました。
これからノマドワーカーとして働きたい、いま働いているけれど上手くいっていない方にとって少しでも参考になれば幸いです。
ノマドワーカーとは
「ノマド (nomad)」とは英語で「遊牧民」を意味する言葉です。
ノマドワーカーとはその名の通り、遊牧民のように定住地を持たずにいろいろな場所で仕事をする人たちの総称です。
しかし、実際に遊牧民と同じ生活をするわけではありません。
ノートパソコンやスマホ、タブレットといったデジタルデバイスを使うことで、インターネットがつながる環境で仕事をしている人たちのことを指します。
ノマドワークという言葉自体が2009年あたりから使われ始め、ノマドを発展させたさまざまな呼ばれ方が生まれました。
- IT技術を使うことから「デジタルノマド」
- 海外旅行中や移住することで「海外ノマド」
- 世界中を飛び回っているから「ハイパーノマド」
しかし、現在は「ノマドワーク」もしくは「ノマド」の表現しかほとんど使われていません。
Wi-Fiがつながる場所であれば、ノマドワーカーはどこでも仕事ができます。
- スターバックスカフェ(スタバ)でノートパソコンを開いて仕事
- 海外旅行先のホテルやプールサイドで仕事
- インターネットカフェのパソコンを使って仕事
上記の中でも、スタバでMacのノートパソコンを使って仕事をしている人を見たことがある方は多いと思います。
ノマドワーカーになるには3つの条件が必要
ノマドワーカーとして働くためには3つの条件が必要です。
- ノマドワークができる仕事
- インターネットがつながる環境
- 自己管理能力
この章では、それぞれの条件について具体的に説明します。
1.ノマドワークができる仕事
ノマドワークはパソコンかスマホ、タブレットを使う仕事であれば大体なんでもできます。
ノマドで行う仕事の例としては、主に以下の職種がよく挙げられますね。
- WEBライティング
- Webデザイン
- プログラミング
- アフィリエイト
- ネットショップ運営
上記に挙げた内容以外でも、パソコンでできる仕事であれば基本的になんでもOKです。
「ノマドだから絶対にこの仕事ではないといけない」といった決まりはありません。
例えば、筆者が喫茶店でするノマドワークは、以下のような思考型の仕事が多いです。
職種や役職によって仕事内容は異なってくると思いますが、パソコンやスマホ、タブレットを使って仕事をする部分だけは共通しています。
なお、これからパソコンを使ってノマドワークができる仕事を探すのであれば、「クラウドソーシング」がおすすめですね。
なぜなら、パソコンを使った仕事が大多数を占めるうえ、登録すれば即日で仕事をスタートすることも可能だからです。
クラウドソーシングに興味がある方は以下の記事も参考にしてみてくださいね。
※参考⇒ クラウドソーシングの始め方|登録方法・仕事受注・支払いまとめ
※参考⇒ クラウドソーシング初心者におすすめの仕事や収入を稼ぐためのコツ
2.インターネットがつながる環境
ノマドワークを行うには、インターネットがつながる仕事環境は必須です。
いくら高性能のスマホやパソコンを持っていても、ネットがつながらないと仕事にならないからですね。
「文章を書くだけの仕事なら、ネット環境は必要ないのでは?」と思う方もいるかもしれません。
たしかに文章は、ネットにつながっていなくてもワードやメモ帳があれば書くことができます。
しかし、記事を書くうえでYahooやGoogleを使って「言葉の意味や使い方」を調べることは多々あります。
さらに筆者の場合は、仕事中のスタッフや取引先とのやり取りには、チャットワーク、LINE、フェイスブックを利用しているため、ネットがつながらないと外部と連絡を取り合うこともできません。
クラウドソーシングなどで仕事を受注している方の場合も、ネットがつながらないと、クライアントからの連絡にすぐに対応できなかったり、疑問点を解決できなかったりという不便が生じます。
上記の理由から、ノマドワークをするのであれば、できる限りFree Wi-Fiがつながっている喫茶店を選びましょう。
念の為にポケットWi-Fiも持っているのですが、一ヶ月の使用量なども決まっているため常時使い続けることはおすすめできません。
その他、ノマドワークするうえで必要な持ち物や便利ツールはこちらの記事にまとめてあるので、合わせて参考にしてみてくださいね。
3.自己管理ができる
ノマドワーカーは、自己管理ができる人以外やってはいけません。
なぜなら、いくらでも仕事をサボることができるからです。
具体例として、実際に筆者自身がサボったことがある内容をご紹介します。
- You Tubeで趣味の動画を何時間も観てしまった
- ランチの後に眠くなり、家に帰って寝てしまった
- TwitterやFacebookを観ていたら夕方になっていた
喫茶店でパソコンを開いてはいるものの、実はダラダラとネットサーフィンしているだけで仕事をしていない人も多いです。
パソコンで仕事ができるのに、わざわざオフィスに集まって仕事をするのは一見ムダに思えますが、自己管理が苦手な人にとっては、素晴らしい仕事環境と言えます。
自己ルールが作れない人は、ノマドワーカーになることをやめておいたほうが良いでしょう。
ノマドワーカー歴9年でわかった6つのメリット
ノマドワーカー歴9年でわかった6つのメリットがあります。
- 好きな場所で働くことができる
- 出社と通勤の必要がない
- オフィスで誰かと一緒に居るよりも人間関係の煩わしさが少ない
- 服装や髪型といった身だしなみに気を使う必要がない
- 業務内容によってはスマホだけで仕事ができる
- 仕事中に話しかけられることがないため集中力を保てる
この章で順次ご紹介していきますね。
1.好きな場所で働くことができる
仕事ができるパソコンやスマホがあり、インターネットにつながる場所であればどこでも働くことができます。
喫茶店、ファミレス、ホテルのフロントといった屋内だけでなく、ポケットWi-Fiを持っていれば海辺や公園といった屋外でも仕事ができるからですね。
筆者も色々な場所でノマドワークを試してきました。
ノマドワークにおすすめの場所とイマイチな場所をこちらの記事にまとめてあるので興味がある方は合わせて読んでみてくださいね。
2.出社と通勤の必要がない
ノマドワークでは、働く場所が決められていないため、出社をする必要もなければ、それに伴う通勤をする必要もありません。
通勤時間と交通費の削減ができるのは、ノマドワークならではのメリットと言えるでしょう。
さらに、交通費だけでなく家賃の費用を抑えることにもつながります。
会社の近くに住む必要がないため、家賃の安い郊外に住んでも問題ないからです。
ノマドワークの話とは少しズレるかもしれませんが、都心に本社を持ちながらも田舎にサテライトオフィスを作って、スタッフが田舎へ移住したりその地域の人を雇ったりする企業もどんどん増えてきていますね。
総務省の「おためしサテライトオフィス」のサイトで、さまざまな事例が紹介されているので興味がある方はチェックしてみてください。
3.オフィスで誰かと一緒にいるよりも人間関係の煩わしさが少ない
オフィス内の人数に比例して人間関係の繋がりも増えてきます。
スタッフ全員仲良く一体感があるのは理想ですが、「三人集まれば派閥ができる」という言葉がある通り、残念ながら人間関係が上手くいっていない職場も多いでしょう。
- 上司が高圧的で苦手
- 社内に別れた恋人がいるので気まずい
- 周りから避けられて孤立している
- 同僚の愚痴を聞くのが面倒
- プロジェクトチームのメンバーと仲が悪く仕事がやりにくい
- 行きたくもないランチや飲み会に誘われる
いかがでしょうか?他にも挙げたらキリがありません。
ノマドワークは、オフィスで誰かと一緒に居るよりも人間関係の煩わしさが少ないです。
基本的には自分ひとりで好きな場所で仕事をしていることから、直接誰かと会うことがないからですね。
仕事内容によっては、苦手な人とテレビ会議で打ち合わせが必要な場合もあるでしょうが、オフィスで一緒に居続けることに比べたらラクなことは間違いありません。
4.服装や髪型といった身だしなみに気を使う必要がない
ノマドワークの場合、服装や髪型といった身だしなみに気を使う必要がありません。
職場の上司や部下、同僚と一緒に働くことがないことから、身だしなみ面でのビジネスマナーを気にしなくて良いからですね。
例えば、
- 半パンにビーサン
- 髪の毛に寝癖がついている
- ユニクロのスエット
- 化粧をせずすっぴんのまま
- 職場にはふさわしくない派手な服や個性的な服
など、オフィスに出社する必要がないためどんな服装や髪型をしていてもOKです。
ただし、WEB会議などWEBカメラでお互いの顔が観れる状況の場合は、きちんと身だしなみを整えましょうね。
5.業務内容によってはスマホだけで仕事ができる
業務内容によっては、パソコンを持たずにスマホだけで仕事をすることができます。
- チャットやメールの送信・返信作業
- Chromeやサファリのアプリで検索しての調べ物
- SNSの更新作業
スマホだけでOKな場合はパソコンを置くスペースすら必要がなく、外で立ったままやジムでエアロバイクを漕ぎながら仕事をすることも可能です。
ただ、歩きスマホは危険なのでおすすめできません。
6.仕事中に話しかけられることがないため集中力を保てる
- 「ごめん、ちょっと教えてもらえるかな?」
- 「これ、どこにしまっておけば良いか知ってる?」
- 「今いいかな?聞きたいことがあるんだけど」
オフィスにいると、周りの同僚から仕事中に声をかけられることが頻繁にあります。
メールやビジネスチャットでやり取りするよりも、目の前にいることから気軽に話しかけやすいからですね。
せっかく仕事に集中できていたのに、話しかけられたことで集中が切れてしまいイラっとした経験がある人も多いと思います。
集中力を乱されるのがイヤという理由から、会社に行かなかったり出社時間を遅くしたりする経営者も少なくありません。
結論を言うと、ノマドワークであれば周りから話しかけられることがないため集中力を保てます。
質問のほとんどはチャットやメール、緊急事態があった場合のみ電話といったカタチになるからですね。
チャットやメールは見るタイミングを自分で選択できるので、集中する時間内は一切見ないようにすれば集中力を保つことができます。
ノマドワーカー歴9年からわかった6つのデメリット
ノマドワーカーを9年してきて6つのメリットがわかったのですが、同じくデメリットも6つあります。
- Wi-Fiが繋がらない・繋がりにくい環境だと仕事ができない
- カフェやファミレスの運営者・利用者から邪魔者扱いされる
- トイレに行けなくて困ることがある
- コーヒーなどの飲食費は経費で落ちない
- ノマドワークならではのセキュリティリスクがある
- 周りにいる人の仕草・会話・行動に気が散って仕事に集中できない
この章ではデメリットについても順次ご紹介していきますね。
1.Wi-Fiが繋がらない・繋がりにくい環境だと仕事ができない
ノマドワークの仕事は基本的にパソコンを使った仕事です。
結論から言うと、Wi-Fiが繋がらない、もしくは繋がりにくい環境だと仕事ができません。
インターネットに一切つなぐ必要のない作業であれば可能ですが、実際にはほとんどないのが実情です。
こういった話を聞くと、「考えるだけの仕事ならネットは必要ないんじゃないの?」「文章を書くだけなら大丈夫なのでは?」と思う方もいるかしれません。
たしかに作業単位で見たらインターネットが必要ない場合もありますが、ずっとつながらない状態での仕事は一部の例外を除いては難しいです。
さらに、Free Wi-Fiが設置されていても、回線が途切れやすい場合は難しいです。
サクサクと作業が進んでいる最中にネットがつながらなくなると、集中力が切れて仕事の進行に悪影響が出ます。
そのため、ノマドワークをするのであれば、急にインターネットが繋がらなくなる可能性も考慮し、ポケットWi-Fiを常備することをおすすめします。
2.カフェやファミレスの運営者・利用者から邪魔者扱いされる
同じカフェで3時間~5時間と長時間仕事をするノマドワーカーも多いです。
結論から言うと、カフェやファミレスの運営者や利用者から邪魔者扱いされることもあります。
ノマドワーカーがコーヒー一杯で長時間居座ることで、座れないお客様が出たり店側の売上もあがらないためですね。
実際、Googleで「ノマドワーカー」を検索してみると、「ノマドワーカー うざい」「ノマドワーカー 邪魔」といった関連ワードが多数出てきます。
邪魔者扱いされないため、特に気をつけたい場所は「ファミレス」です。
長時間いることを禁止している張り紙が貼ってあるお店が多いからですね。
なぜなら、ファミレスはカフェと違い、食事メインのお店です。
ドリンクバーでドリンクを何杯でもおかわりできるからと、同じお客様に長時間居座り続けられると店の売上に大きな影響が出ます。
そのため、ドリンクバーのみで長く居座るネットワークビジネス関連のお客様禁止の張り紙をしているファミレスも多く、中には仕事目的での利用自体を禁止しているお店もありますね。
3.トイレに行けなくて困ることがある
ノマドワークをしている最中にもよおしたら、基本的にはお店の中にあるトイレを借りることになります。
結論から言うと、ノマドワーク中にトイレへ行けなくて困ることがあります。
- 先に誰かが入っててなかなか出てこない
- 前に使用した人の使い方が悪くてトイレが汚れている
- トイレが故障している
- トイレが清掃中になっている
筆者の経験上、トイレ自体が使用できないケースはほとんどありません。
トイレが汚れていたり多少の故障であれば、店員さんに言うことですぐ対応してもらえるからです。
ただ、トイレ待ちの人が多いことから待たされるケースは多いです。
待ち時間で並んでいる間はスマホでできる仕事をすることもありますが、それでも手持ち無沙汰になってしまうことがあります。
そのため、朝イチで行く店はトイレが2つ以上あるお店を選んでいます。
朝はトイレが混み合うことが特に多く、トイレがひとつしかないとその分、待たされてムダな時間を使う確率が高くなるからですね。
4.コーヒーなどの飲食費は経費で落ちない
ノマドワーカーの中には、注文した食べ物や飲み物を飲食費として経費で落とせると考える方も多いと思います。
結論から言うと、ノマドワークを一人する中で注文したパンやコーヒーの飲食費は経費で落とせません。
しかし、自分だけではなく、誰かと一緒にいる場合は経費で落とせます。
打ち合わせであれば会議費として認められるからですね。
わざわざ領収書をもらわなくても、注文したレシートの裏に「一緒に居た人の名前」を書いておけば問題ありません。
確定申告の際にも会議費として経費で落とすことができますが、ビデオ会議や電話など離れた人と打ち合わせをしている場合は当てはまらないのでご注意ください。
なお、飲食費を会議費として落とすことを目的として、本当は一緒にいないのに虚偽の名前を書く人もいますが、脱税行為となるためやめておきましょうね。
5.ノマドワークならではのセキュリティリスクがある
オフィスで仕事をするのと違い、ノマドワークならではのセキュリティリスクがあります。
- トイレで席から離れた際にバッグやパソコンが盗まれた
- 仕事中のモニター画面を後ろから覗き見されていた
- Free Wi-Fiへつなぐことへのハッキングリスク
上記の理由から、ノマドワーカーとして働く前に知っておきたいセキュリティ対策をご紹介します。
- 席を立つ場合、パソコンをカバンに入れて持っていく
- パソコンモニター画面に覗き見防止フィルターを貼る
- お店のFree Wi-Fiへ接続する場合はVPNを使う
- 電話打ち合わせや動画会議は周りに誰もいない場所で行う
席を離れる場合に持ち物を持っていくこと、モニター画面防止に関しては説明不要でしょう。
悪意のある第三者からのパソコンや情報の盗難を防ぐためですね。
どうしても持ち運びが面倒な場合は、「モニタリングアラームTRENE(トレネ)」を使うことでセキュリティ対策していきましょう。
VPNについては初めて聞く方もいると思います。VPNとは「Virtual Private Network」の略でインターネット上に仮想の専用線を作れる機能です。
VPNを使用することで回線が暗号化されるため、外部からのネットワーク回線の覗き見や改ざんリスクを防ぐことができます。
そして、電話打ち合わせや動画会議を行う場合は周りに誰もいない場所で行いましょう。
第三者に聞かれたら困る内容を一切話に出さずに打ち合わせをすることは難しいのと、店内で電話をする行為が他のお客様に迷惑をかけるからです。
おすすめの場所としては「自宅」、旅行時などは「ホテルの自室内」が挙げられます。
なぜなら、動画はデータ量が重たいこともあって、インターネット回線が安定してつながる場所が理想なためですね。
ポケットWi-Fiやスマホのテザリング機能は、長時間の動画会議には向いていません。
6.周りにいる人の仕草・会話・行動に気が散って仕事に集中できない
カフェで仕事をしていると、周りにいる人の仕草や会話、行動に気が散って仕事に集中できないこともあります。
実際、筆者がパっと思いつくだけでも、そばにいる人に集中力を乱される出来事は多々ありました。
- サラリーマンが大きな声で電話をしている
- 老夫婦が大喧嘩をしている
- おならをした人がいてニオイが気になる
- クチャクチャと食べる音が気になる
- 女性がつけている香水のニオイがきつい
- 考え事をしながらテーブルを指でトントンし続けている
- イヤホンから音漏れしている
- 貧乏ゆすりがひどい
- 悲しいことがあった女性が大号泣
解決策は、集中力を乱す人がそばにいたら、ガマンせずにすぐ場所を移動することです。
カフェであれば同じ店内でも気にならないぐらい離れた場所へ移動することですね。
「急に離れた席に座ることで不快に思われるのでは?」と気にしていた時期もありましたが、今は一切気にしませんし、何かのトラブルに発展したこともありません。
店内が満席、または狭いお店でどこにいても気になるといった場合は、割り切ってお店を変えています。
「早く帰ってくれないかな」と考えている時間のほうがムダですね。
ノマドワークと在宅ワークの使い分けもおすすめ
海外・国内問わず、旅をしながら仕事をする場合はノマドワーク一択となりますが、自宅近くの場所で仕事をする場合は、在宅ワーク勤務も可能です。
ただ、以下のケースのように、自宅で仕事をすることにストレスを感じる場合や、仕事ができる環境でない場合は難しいです。
- 「自宅では仕事モードにならない」
- 「自宅はプライベートだけで仕事は持ち込みたくない」
- 「奥さんや小さな子供がいて仕事に集中できない」
もし、在宅ワークでも問題なくできるのであれば、在宅ワークとノマドワークとの使い分けもおすすめです。
例えば、筆者は近くのカフェと自宅の部屋で切り分けて仕事をしています。
- 思考型の仕事はノマドワーク
- 作業型の仕事は在宅ワーク
自宅のパソコンはデスクトップで20インチ以上のモニターを使用、さらにはデュアルモニターにしてあることから、11インチのノートパソコンよりも作業だけで見れば単純にスピードが早いからですね。
こんな話を聞くと「それなら在宅ワークだけで良いんじゃないの?」と思った方もいるでしょう。
しかし、作業効率が良いからと朝から晩までずっと家の中にいると、仕事がはかどらず生産性が低くなることがわかりました。
そのため、ノマドワークと在宅ワークを使い分けることで生産性を上げています。
まとめ:ノマドワーカーになるのが向いている人
この記事で書いてきたノマドワーカーの条件、メリット、デメリットの中から大事な部分をまとめてみますね。
- ノマドワークでもできる仕事を持っている
- Wi-Fiがつながっている仕事環境
- 自己管理ができる
- カフェ・ファミレスなどで仕事をする場合はルールを守る
- 在宅ワークとの併用、使い分けもアリ
上記の中でもあえてノマドワークが向いている人として、一番大事な部分をあえて挙げるとすれば「自己管理ができる人」です。
ノマドワーカーは基本ずっと一人です。
ものすごく仕事ができて、良い仕事を受注できたとしても、自己管理ができずにダラダラとYou Tubeを観たりネットサーフィンをしているだけではノマドワーカーとして暮らしていけません。
自己管理のためにも、「ノマドワーカーとして働くうえでの自分ルール」を創意工夫しながら作っていくことをおすすめします。