- 「データ入力の在宅ワークに挑戦してみたい」
- 「タイピングが速く打てるようになりたい」
- 「初心者や未経験者でもパソコンのデータ入力なら稼げるって本当?」
特別なスキルを必要としないパソコンを使ったデータ入力やタイピングの仕事に興味がある人も多いと思います。
結論から言うと、タイピングの練習をすることでいまよりもデータ入力の仕事で稼げるようになります。
データ入力の仕事は、タイピングスピードと入力の正確性が収入に直結するからですね。
例えば、1分間に100文字入力できる人と1分間に200文字入力できる人で時間あたりの収入は二倍の差が付きます。
データ入力の仕事自体は、パソコンのタイピングスピードが速くなくても受注できても、稼ぐとなると話は別です。
この記事では、パソコンのデータ入力作業でいまよりも稼ぐためのタイピングスピードと入力の正確性を向上させる練習方法について紹介しています。
記事を読み終わる頃には、データ入力のスピードアップするためにやるべきことが明確にイメージできていることでしょう。
データ入力の仕事に必要なスキル
データ入力の仕事には3つのスキルが必要です。
- パソコンの基本操作
- タイピングスピード
- 入力の正確性
それぞれのスキルについて詳しく紹介します。
1.パソコンの基本操作ができる
データ入力はパソコンを使って行うため、パソコンの基本的な操作ができることが大前提となります。
在宅ワークの中にはスマホOKのデータ入力の案件もありますが、大半はパソコンを使用したデータ入力の案件です。
タイピングはもちろんですが、データを送受信する方法や、圧縮・解凍する方法なども押さえておきましょう。
また、WordやEXCELの基本操作が求められるデータ入力の案件もあるので、WordやExcelのスキルがあると有利になりますよ。
2.タイピングスピードが速い
タイピングスピードとは、パソコンのキーボードを使用して入力するスピードのことです。
データ入力の仕事をする上で、タイピングスピードが速いことはとても重要です。
なぜなら、タイピングスピードが速ければデータの打ち込み時間が短縮されるからですね。
在宅ワークの場合、文字や件数あたりの報酬単価の設定が行われているので、タイピングスピードは速いに越したことがありません。
3.入力の正確性
入力の正確性もデータ入力にとって重要なスキルです。
いくらタイピングスピードが速くても、入力内容が正しくなければ仕事として認められませんし、クライアントからの信用を失うことになります。
入力の正確性が高ければ、ミスを修正する時間を短縮することもでき、データ入力の効率アップに繋がりますよ。
タイピングスピードを向上させるコツと練習方法
タイピングスピードを向上させるためには、以下のコツと練習方法が有効です。
- ローマ字入力を選択する
- ブラインドタッチを習得する
- タイピング練習サイトやゲームで練習する
タイピングスピードを向上させるコツと練習方法を詳しく見てみましょう。
タイピングスピードを重視するならローマ字入力を選択する
タイピングスピードを向上させるためには、ローマ字入力を選択しましょう。
ローマ字入力は覚えるキー配列が26個と、かな入力より少なく、指の移動範囲も狭いからですね。
かな入力だと、単キー48個に加えてShiftキーとの組み合わせ12個を覚えなければならず、使用するキーが多いため打盤範囲も広くなります。
ブラインドタッチを習得しよう
ブラインドタッチとは、手元を見ずにキーボードのキーをタイプすることです。タッチタイピングとも呼ばれています。
タイピングスピードを向上させるためには、ブラインドタッチの習得が必須です。
なぜなら、入力のたびにわざわざキーボードを確認する必要がないので、スピーディーに入力することができるからですね。
ブラインドタッチの練習方法を紹介します。
指を置く位置とキーを押す指を覚える
まずは指を置く基本となる位置であるホームポジションと、キーを押す指を覚えましょう。
以下の画像を参考にしてくださいね。
キーボードを打ったあとの指は、必ずホームポジションに戻しましょう。
最初は打ちにくいかもしれませんが、慣れれば上手に打てるようになりますよ。
キーボードを見ずに入力する
指の位置を覚えたら、実際にキーボードを見ずに入力してみましょう。
何でもいいので単語や文章などを打って、正しく入力できていればOKです。
ブラインドタッチの練習ができるサイトやゲームもあるので、ぜひ試してみてくださいね。
- 「P検×Benesseマナビジョンタイピング練習(ホームポジション基本編)」
- 「タイピング練習道場」
どの指を使ってタッチすればいいのか教えてくれるので、ブラインドタッチ初心者におすすめ。
ただひたすら単語を入力するだけのシンプルな練習ができます。ひらがな初級~上級、カタカナ初級~上級コースあり。
無料でできるタイピング練習サイトやゲームで練習しよう
ブラインドタッチが習得できたら、無料でできるタイピング練習サイトやゲームで練習をしましょう。
練習を積むことでタイピングスピードが向上しますよ。
タイピング練習ができるフリーソフトもありますが、ダウンロードをする手間を考えたら、手軽に利用できる練習サイトやゲームがおすすめです。
タイピング練習サイトやゲームを利用して、タイピングのスピードアップを目指してくださいね。
- 「文字入力速度測定」
- 「寿司打」
30秒間でどれだけ入力できるか測定可能です。
スピードが必要とされる「速度必須」がおすすめ。
入力の正確性を向上させる練習方法
入力の正確性を向上させるおすすめの練習方法は、以下の無料でできるタイピング練習サイトやゲームを利用することです。
正誤率やミスの数が出てくるので、正解率100%・ミス0を目指してひたすら練習しましょう。
ミスの多い文字を表示してくれるサイトやゲームもあるので、自分がどの文字が苦手なのか、どの指の特訓をすればいいのかが分かりますよ。
- 「my Typing 歌詞のタイピング」
好きなアーティストやお気に入りの曲の歌詞でタイピングの練習ができます。
ミスした内容のみ、やり直せる機能があるので苦手な文字を克服したい人におすすめ。
句読点のタイピング練習もできます。無料でP検5級にチャレンジすることも可能。
ショートカットキーを利用しよう
ショートカットキーとは、マウスを使って行う操作をキーの組み合わせで行う機能のことです。
「コピー」や「ペースト」など、データ入力をする際によく使う機能は、ショートカットキーを利用しましょう。
なぜなら、わざわざ何回もマウスをクリックしたり動かしたりすることなく、キーボードだけで「コピー」や「ペースト」などの機能を操作することができるため、データ入力がより効率的に行えるからですね。
数あるショートカットキーの中から、データ入力に役立つショートカットキーを紹介するので、ぜひ活用してください。
覚えておくとデータ入力に役立つショートカットキー一覧
機能 | ショートカットキー |
---|---|
元に戻す | 「Ctrl」+「Z」 |
切り取り | 「Ctrl」+「X」 |
コピー | 「Ctrl」+「C」 |
ペースト(貼り付け) | 「Ctrl」+「V」 |
全て選択 | 「Ctrl」+「A」 |
文字検索 | 「Ctrl」+「F」 |
前の動作に戻る | 「Ctrl」+「Z」 |
やり直す(戻した動作を戻す) | 「Ctrl」+「Y」 |
入力文字を別の文字に置き換える | 「Ctrl」+「H」 |
保存 | 「Ctrl」+「S」 |
行の先頭にカーソルを移動 | 「Home」 |
行末にカーソルを移動 | 「End」 |
数字入力はテンキーを利用しよう
数字入力にはテンキーをおすすめします。
なぜなら、テンキーは数字のキーが一箇所に集まっているので、指の移動範囲が狭くスムーズに数字入力ができるからですね。
キーボードにテンキーが付いていなくても、外付けできるテンキーを購入して使うことができます。
Amazonのテンキー売れ筋ランキングを見てみると、安ければ600円台でテンキーの購入が可能です。
数字のデータ入力が頻繁に発生する場合、テンキーを購入してデータ入力の効率アップを目指しましょう。
テンキーのホームポジションとキー操作を覚えよう
テンキーのホームポジションとキー操作の指を覚えましょう。
テンキーも文字入力同様、ホームポジションとキー操作をする指が決まっています。
テンキーのホームポジションやキー操作をする指を覚えれば、よりスムーズにテンキーを使うことができますよ。
- 「5」右手の中指
- 「4」人差し指
- 「6」薬指
- 「0」親指
- 「+」小指
- 「1.4.7」人差し指
- 「2.5.8」中指
- 「3.6.9」薬指
- 「0」親指
- 「Enter」小指
テンキーに慣れるために練習ができるサイトやゲームで練習する
スピーディーかつ正確にテンキー入力をするためには、テンキーに慣れる必要があります。
テンキーに慣れるためには、以下の無料サイトや無料ゲームでテンキーの練習をしてみてくださいね。
- 「テンキー数字のみタイピングゲーム」
ミスの数や苦手キーを教えてくれます。
キーボードを非表示にして練習することをおすすめします。
タイピングの練習で得られるメリット3つ
タイピングの練習で得られるメリットは以下の3つです。
1.データ入力のスピードがアップすることで効率的に稼げる
タイピングの練習をすれば、データ入力のスピードがアップすることで効率的に稼ぐことができます。
データ入力は、クラウドソーシングサイト「クラウディア」のデータ入力・タイピングの仕事・依頼を見ても分かるとおり、
- 1文字1円
- 1件50円
といった報酬設定になっているので、入力スピードが上がれば上がるほど、文字数や件数をこなすことができ、効率的に稼ぐことが可能だということですね。
例えば、1分間に100文字入力できる人と、1分間に200文字入力できる人のデータ入力の報酬を、時給換算して比較してみると差は歴然です。
- 1分に100文字入力できる人
0.1円×100字/分=10円/分 10円/分×60分=時給600円
- 1分に200文字入力できる人
0.1円×200字/分=20円/分 20円×60分=時給1200円
2.納品が早いとクライアントから信頼を得られる
タイピングスピードが速くなることに比例して、仕事開始から納品までのサイクルも早まります。
結論から言うと、納品が速くなることでクライアントからの信頼を得ることができます。
なぜなら、正確なデータを早く納品してくれる人と、ミスが多いデータを納期ギリギリに納品する人とでは、どちらの人に継続して仕事を依頼したいかは明らかですよね。
クライアントからの信頼を得ることができれば、継続してデータ入力の案件を依頼してもらえますし、報酬の単価アップも期待できますよ。
3.データ入力以外の仕事にも活かすことができる
タイピングの練習成果は、データ入力の仕事以外にも活かすことができます。
データ入力以外の、タイピングスキルが活かせる仕事は以下の職種です。
- ライティング(記事作成)
- プログラマー
- チャットやメールサポート
- 事務など
正確かつスピーディーなタイピングスキルがあれば効率的に仕事ができるので、「データ入力とライティング」「データ入力とメールサポート」といった具合に、仕事を掛け持ちすることもできますよ。
まとめ
在宅ワークのデータ入力で稼ぐためには、タイピングスピードと入力の正確性が必須だということが理解できたのではないでしょうか。
タイピングスピードや入力の正確性のスキルを身につけるためには、練習あるのみです。
今は、無料でできるタイピングサイトやゲームがたくさんあるので、ぜひスキルアップを目指して練習を積み重ねましょう。
タイピングの練習だけでなく、パソコンの基本操作やショートカットキーの知識を得ること、テンキーの利用なども取り入れて、効率的にデータ入力の仕事をこなして稼いでくださいね。