ネーミングにおすすめの外注先2選とそれぞれへの依頼方法

商品やサービスのネーミングは簡単なようで、「覚えやすさ」「呼びやすさ」「セールスポイントの伝わりやすさ」など、検討すべき要素がいくつもあります。

そのため「社内公募では案が十分に集まらない」「社員がアイディアを出すと、どの案も似たりよったりになってしまう」というケースも。

社内で納得いくネーミング案が出ない場合に検討されるのが、「ネーミングの外注」です。

しかし「ネーミングって、どこにどうやって外注すればいいんだろう」と迷う方も多いのではないでしょうか。

結論から言いますと、ネーミングを外注する場合におすすめの外注先は2つです。

  • 量を重視するなら「クラウドソーシングサービス」
  • 質を重視するなら「ネーミング制作会社」

この記事では「ネーミングにおすすめの外注先」「依頼方法」「費用相場」「注意点」について解説します。

記事を読み終わるころには、ネーミングの「最適な外注先」を探すコツがわかるはずです。

ネーミングにおすすめの外注先2選とそれぞれへの依頼方法

ネーミングにおすすめの外注先としては、以下の2つがあります。

  • クラウドソーシングサービス
  • ネーミング制作会社

この章ではネーミングでおすすめの外注先について、特徴や依頼方法を紹介します。

なおネーミングを請け負っているフリーのコピーライター・クリエイターをSNSなどで探し、直接依頼する方法もありますが、この記事では説明しません。

コネなしでフリーのコピーライターを探し、十分な実績があるかを確認し、依頼までこぎつけるのはかなり難しいからです。

ネーミング案をたくさん集めたいならクラウドソーシングサービス

クラウドソーシングは「仕事を依頼したい人や企業(クライアント)」と、「仕事を探している登録者(ワーカー)」をマッチングさせるサービスです。

ネーミング案をたくさん集めたいなら、クラウドソーシングサービスの利用をおすすめします。

クラウドソーシングには多くのワーカーが登録しているため、短期間の募集で多くの提案を集められるからです。

「初期費用が不要で比較的安価に募集をかけられる」「一般消費者の感覚に近いネーミングが集まる」のも、クラウドソーシングサービスのメリット。

しかし実績のないワーカーから提案を受ける可能性もあるため、「全提案の質が高い」というケースは少ないでしょう。

「多少は低レベルな提案が混じってもいいから、とにかく数を集めたい」「たくさんの提案に目を通す余裕がある」という場合におすすめです。

クラウドソーシングの依頼方法は「コンペ方式」

クラウドソーシングでネーミングを外注する場合には、「コンペ方式」を使うのが一般的です。

コンペ方式は、個人や企業からネーミング案を募り、優秀な1案を採用して支払いを行う方式のこと。

クラウドソーシングでコンペ方式が一般的な理由は、短期間で多くの提案を集められるからです。

コンペ方式での依頼は、以下の流れで進みます。

  1. 【依頼者側】採用金額を仮払いし、募集内容を公開
  2. 【ワーカー側】ネーミング案を提案
  3. 【依頼者側】気に入ったネーミング1案を採用して支払い

ただ「わざわざクラウドソーシングでコンペを開催しても、採用したいネーミングが1案もなかったらどうしよう」と不安な方もいるでしょう。

各クラウドソーシングサービスによりますが、採用したいネーミングがなかった場合には、以下のような対応が可能です。

  • 気になるネーミングに対し、修正依頼する
  • 「必ず1案以上採用する」と約束していない場合には、採用しなくてもいい

またクラウドソーシングサービスによっては、「提案数の下限保証」を設けています。

提案数が少なく「保証された数」に達しない場合には、仮払いした採用金額が返金されるので、安心して利用できます。

ただクラウドソーシングサービスで「採用金額が少なすぎる」「難易度が高すぎる」というケースでなければ、提案は十分に集まるでしょう。

例えばクラウドソーシングの『Craudia(クラウディア)』には100万人以上が登録しているので、短時間で多くのネーミング案が集まる可能性もあります。

またCraudia上でネーミングが得意なクリエイターやコピーライターを検索し、直接依頼してもOKです。

直接依頼する場合に提出されるネーミングの数は、依頼内容にもよりますが「1クリエイターにつき数件程度」になるでしょう。

【公式】https://www.craudia.com/

数より質を重視するならネーミング制作会社

ネーミング制作会社とは、ネーミング開発を専門に行う会社です。

ネーミングの応募数よりもクオリティを重視するなら、ネーミング制作会社への依頼をおすすめします。

素人では思いつかないような高品質のネーミングが期待できるからです。

ネーミング制作会社がクオリティの高いネーミングを提出できる理由は、以下のとおりです。

  • 実績やノウハウが豊富
  • 依頼者側のイメージやニーズをヒアリングしながら案を提出する

一方で厳選された案のみが納品されるため、提案数が少なくなってしまうのはデメリットです。

そのため「提案数が多すぎると選べなさそう」といった場合におすすめします。

ネーミング会社への外注依頼方法は「提案方式」

ネーミング会社に外注する場合は「提案方式」での依頼が一般的。

提案方式は、商品のコンセプトや概要を伝え、希望する数のネーミング案を提案してもらう方法です。

提案方式で依頼することによって、「希望するイメージのすり合わせができる」など、コミュニケーションがきちんととれ、納品されるネーミングの質が高まります。

ネーミング制作会社への外注フローを紹介します。

  1. 【依頼者側】問い合わせ
  2. 【依頼者側・ネーミング会社側】希望内容のすり合わせ(ヒアリング、オリエンテーション)
  3. 【ネーミング会社側】ネーミング案を作成し、納品(プレゼンテーション)

ネーミング制作会社へのファーストコンタクトは、電話や問い合わせフォームです。

なおネーミング制作会社には「ZYXYZ(ジザイズ)」「日本ネーミング&リサーチ」などがあります。

ネーミング開発を行っているデザイン会社や、ネーミングを含めたブランディング開発全般に携わっている企業もあります。

ネーミングを外注依頼する時の費用相場

ネーミングを外注依頼する際にかかる費用の相場を紹介します。

ネーミング制作会社の費用相場は「20案で15万円程度」

ネーミング制作会社に依頼する場合、費用相場は20案で15万円程度です。

20案で15万円は高いように思いますが、「20案に絞るまでのアイデア出しの量」などを考えると、妥当な金額といえます。

ただネーミングの費用については、制作会社によりかなり差があります。

ざっと調べてみるだけでも、安価なところだと「30案で1万円」、高いところだと「3案で5万円」などとなっていて、かなり差が大きい印象です。

また商標調査や商標登録も併せて依頼する場合には、追加料金が必要です。

クラウドソーシングサービスでの費用相場は「2~3万円」

クラウドソーシングサービスのコンペ方式でネーミングを募集する場合の費用相場は、2~3万円です。

コンペの採用金額が安すぎると、なかなか提案数が集まらないからですね。

クラウドソーシングサービスによっては「採用金額は○円以上にしてください」と、最低発注金額が決められていることも。

なお2~3万円でどれくらいの提案数が集まるかは、案件の内容や募集期間により異なります。

募集期間が1週間程度の場合、多ければ2万円で100~200件、3万円で200~300件程度が集まっていたりします。

個別にコピーライター・クリエイターに直接依頼する場合は「5案で1万円」程度から依頼可能です。

「コンペの採用実績がある」などの実績があるクリエイターですと「5案で2万円」など費用は高くなりますが、クオリティには期待できます。

【公式】https://www.craudia.com/

ネーミングを外注依頼する際に抑えておきたい3つのコツ

ネーミングを外注する前にチェックしておきたいコツを3つ紹介します。

商品やサービスのコンセプトを明確に伝える

まずはネーミングを依頼する商品やサービスのコンセプトを、外注先に明確に伝えましょう。

コンセプトがきちんと伝わることで、ネーミングの質が上がるからです。

反対に「コンセプトが伝わっていない」「外注先の理解が曖昧」という状態だと、的はずれな案が提出されるかもしれません。

伝えておきたい点には、以下のようなものがあります。

  • 開発コンセプト
  • 考えている商品イメージ(爽やか、和風、上質、ポップなど)
  • ターゲット
  • 特徴・アピールポイント
  • 原料や特筆すべき成分
  • 価格帯
  • 予定している販売チャネル・プロモーション施策
  • 競合商品

外注前に上記の点を整理しておくことによって、自社内でも「目指す方向性の理解や共有」が深められます。

ネーミングの方向性を決めておく

ネーミングには「名前を聞いただけではどんな商品かわからないもの」と「名前を聞いただけで商品内容がかなりイメージできるもの」があります。

前者には例えば「GREEN DA・KA・RA(サントリー)」「霧ヶ峰(三菱電機)」などがありますね。

また後者としては「ただの炭酸水(日本生協連)」などが挙げられるでしょう。

希望があるならば、どちらのタイプの名前にするのか、ネーミングの方向性を決めておくのがおすすめです。

希望を伝えておくことで、全く希望に沿わないネーミングが提出されることを防げます。

外注先の実績をチェックする

外注先を決める前には、実績をチェックしましょう。

外注先によっては「得意ジャンル」や「対応していない商品分野」があるからです。

例えば「幅広い商品ジャンルに対応しており、店名・商品名・サービス名などのネーミング実績があります」という外注先もあれば、「サプリメントや化粧品のネーミングには対応できない」というところもあります。

ネーミングを外注依頼するメリット

ネーミングを外注依頼した場合の主なメリットを紹介します。

ネーミング案が多数集まる

ネーミングを外注依頼するメリットのひとつめは、考えてもいなかったネーミング案が多数集まることです。

ネーミング制作会社に依頼すれば依頼した数だけネーミング案を納品してくれますし、クラウドソーシングのコンペで募集した場合も、数多くの応募が見込めるためですね。

社内でネーミングを考える場合には「社内公募したが、提案数が少なかった」といったケースも多いので、十分な数を集められるのは大きなメリットです。

件数が多ければ多いほど、いい案が見つかる可能性も高まるでしょう。

クオリティの高いネーミングが期待できる

ネーミングを外注依頼すると、自社スタッフから出てこないような高クオリティのネーミングが期待できます。

プロがネーミングを考えるときには、「膨大な候補案から納品するネーミングを絞る」「商品の売り方も考慮した上で案を出す」からです。

自社スタッフにはない新鮮な視点からネーミングを考えてもらえるのも、外注するメリットです。

「名前を考えるくらいなら、誰にでもできるのでは」「自社スタッフでも可能では」と考える人も多いかもしれません。

実際に小林製薬などは社内でユニークなネーミングを考えて成功していますよね。

しかし実際には「社内公募すると、社内の固定観念にとらわれてしまい、同じような案しか出てこない」「ネーミングのコツをおさえていない案が多い」というケースが多く見られます。

一方でプロに依頼すれば「商品の特徴やアピールポイントが伝わりやすい」「呼びやすく覚えやすい」といった条件を満たす高クオリティのネーミングの納品も期待できます。

最終的にネーミングを決定する経営陣にセンスがなくても、「どれを選んでもいい」状態になる可能性も高いと言えます。

またネーミング制作会社であればチェック体制もあるので、「消費者からクレームが寄せられそうなネーミング」が提出される可能性は低くなるでしょう。

商標登録代行も依頼できる

外注先によっては、ネーミング提案と同時に商標登録の代行を依頼できるのもメリットです。

ネーミング考案と同時に商標登録も依頼できれば、自社で特許事務所に依頼する時間とコストを削減できるからですね。

商標登録とは、「商品のネーミング」「ロゴ」「会社名」などを特許庁に登録することです。

商標登録すると、登録したネーミングやロゴを自社だけが使えるようになります。

ただしすべての外注先が商標登録の代行に対応できるわけではないので注意しましょう。

また「ロゴ作成」「パッケージデザイン」など、ネーミングに関連するデザイン制作などをまとめて外注できるところもあります。

ネーミングを外注依頼するデメリット

ネーミングを外注依頼する場合のデメリットについても紹介します。

イメージと異なるネーミングしか集まらない可能性

外注した場合、イメージと異なるネーミングしか集まらない可能性もあります。

理由としては「商品コンセプトなどがきちんと伝わっていない」ことが考えられます。

とくにクラウドソーシングのコンペの場合、たくさんの応募が見込めるため、数に比例して「的はずれなネーミングだな」と感じる案も多くなります。

予防法としては「外注先に商品コンセプトやイメージをわかりやすく伝える」「コンペの場合は、誰にでもわかるように依頼内容を書く」ことが挙げられます。

外注費用がかかる

ネーミングを外注する場合のデメリットは、外注費用がかかることです。

社内公募すればほとんどコストがかからないため、外注するかどうか迷うポイントでもあります。

社内にコピーライターやクリエイターを抱えているのではあれば、内製を試してみるのもいいでしょう。

ただ外注すれば「案が多く集まる」「クオリティが高く、新鮮な視点のネーミングが期待できる」というメリットはあります。

社内にネーミング作成ノウハウが蓄積しない

外注すると、社内にネーミング作成ノウハウが蓄積しないデメリットもあります。

「プロがどのようにネーミング案を作成・検討しているのか」のノウハウを教えてもらえなかったりするからです。

また、プロのネーミングライターへ依頼した場合、ネーミングをつけた理由などを聞いてもマネできなかったりします。

ノウハウが蓄積しないと、毎回ネーミングを外注に頼ることになるため、その度にコストがかかります。

「新商品のリリースが活発」「社内にネーミングのノウハウを蓄積したい」というのであれば、「あえて外注しない」という選択肢もあります。

その場合は「社員ひとりひとりに課すアイデア出しの数を多くする」などの工夫が必要でしょう。

まとめ

ネーミングのおすすめ外注先と、外注依頼するときのコツについてお伝えしました。

量より質を重視して高クオリティなネーミングを集めたいなら、ネーミング制作会社への依頼がおすすめ。

安価に多くのネーミング案を集めたいなら、クラウドソーシングのコンペ形式をおすすめします。

またネーミングの実績があるコピーライターやクリエイターをクラウドソーシング上で探して、直接依頼も可能です。

どこにどのように外注するとしても、依頼の際には「商品コンセプトやネーミングのイメージを具体的に外注先に伝える」ことを忘れないでください。

この記事がネーミングの外注依頼先選びに悩んでいる方の参考になれば幸いです。

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