顧客や社員を対象にアンケート調査を実施したいときに便利なのが、「アンケートフォーム作成ツール」です。
しかし現在では多数のアンケートフォーム作成ツールがリリースされているため、「どのツールを使ったらいいのかわからない」と悩む方も多いでしょう。
結論から言いますと、おすすめのアンケートフォーム作成ツールは以下の10ツールです。
無料ツール |
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有料ツール |
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この記事では「おすすめのアンケートフォーム作成ツール」「アンケートフォーム作成ツールを利用するメリット・デメリット」について解説します。
最後まで読んでいただければ、使うべきアンケートフォーム作成ツールがわかるはずです。
目次
アンケートフォーム作成ツールとは
アンケートフォーム作成ツールとは、名前の通りアンケートフォームの独自作成ができるツールです。
特別なWebの知識はなくても、「ネットアンケートを作りたい」「自力でアンケート調査を実施したい」というニーズに応えるツールとなります。
ツールによって機能はさまざまですが、一般的に以下のことができます。
- アンケートフォーム作成
- アンケート配布・実施
- 回答の集計
- 結果の分析
より高度なツールになると、「顧客管理システム」なども備えています。
なおアンケートフォーム作成ツールと似たツールとしては、ネットリサーチツールが挙げられます。
ネットリサーチツールでは、調査会社が抱えているモニター(回答者)に依頼してネットアンケートを実施。
アンケートフォーム作成ツールよりも費用が高くなるものの、回答数が集まりやすいのはメリットです。
自社で十分な数の回答者を集められない場合は、ネットリサーチツールも検討してみましょう。
アンケートフォーム作成ツールを利用するメリット
アンケートフォーム作成ツールを利用するメリットは、主に以下の3つです。
- フォーム作成が簡単になる
- アンケート配布や回収が簡単にできる
- データ分析しやすい
順に解説します。
独自のアンケートフォーム作成が簡単にできる
アンケートフォーム作成ツールを使うと、独自のアンケートフォーム作成が簡単に行える。
ツールを使えば、ネットアンケートやプログラミングの専門知識なしでもアンケートが作れるからです。
具体的には、まずテンプレートを選択し、必要な質問や項目を追加していくタイプが多いですね。
あらかじめテンプレートがあるので、見やすくデザイン性の高いアンケートが作れます。
質問サンプルなども用意されているので、ツール未経験者でも質問文を作りやすくなっている点もメリットといえるでしょう。
また「回答数に上限をつける(選択肢から1つだけ選択可能、3つまで選択可能など)」といった条件付けも簡単に行えます。
ツールによっては、回答者の画像アップロード機能も使えるので、画像を集めたい場合にはおすすめです。
プログラミングの知識がなく自力でイチからアンケートフォームを作るのが難しいなら、アンケートフォーム作成ツールの利用してみてはいかがでしょうか。
アンケート配布や回収が簡単にできる
アンケートの配布や回収が簡単なのも、ツールのメリットです。
アンケートフォーム作成ツールによっては、作成したアンケートのQRコードやURLを発行できる機能もあるからですね。
URLやQRコードを使って、簡単にメール回答できます。
メール配信システムと連携し、アンケートをメールで一斉送信できるツールもあります。
紙で実施するアンケートのように、「アンケート用紙を印刷して郵送する」といった手間はかかりません。
また回答内容はそのままデータになるので、紙ベースのアンケートのように「封筒に入れて返送してもらう」「回収にまわる」といった手間はかかりません。
回答や回収に手間がかからないぶん、アンケートの回収率もアップすると期待できることでしょう。
さらには展示会・店頭などでiPadを利用してアンケートに答えてもらうことで、回収の手間を減らせます。
アンケート配布・回収の手間に悩んでいるなら、ツールを使ってみてはいかがでしょうか。
データ分析しやすい
データ分析が簡単になるのも、アンケートフォーム作成ツールのメリットです。
アンケートフォーム作成ツールを通じての回答結果は、自動でデータ化されるからです。
「集まった回答結果を表計算ソフトに手入力する」といった手間がかからないので、時間が節約できるだけでなく、入力ミス防止へとつながります。
また、回答データをグラフ形式で表示できるため、会議やプレゼンの資料を作る際にも便利です。
アンケート結果の集計や分析に手間をとられたくない方は、アンケートフォーム作成ツールを試してみてはいかがでしょうか。
おすすめの無料アンケートフォーム作成ツール7選
無料で使えるアンケートフォーム作成ツールは多数リリースされています。
とくにおすすめなのは以下の7つです。
- Googleフォーム
- Questant(クエスタント)
- Survey Monkey(サーベイモンキー)
- formrum(フォームラン)
- Custom Form(カスタムフォーム)
- SELECTTYPE(セレクトタイプ)
- MOMONGAアンケート(モモンガアンケート)
それぞれの特徴について詳しく解説します。
無料で複雑なアンケートをつくるならGoogleフォーム
Googleフォームは、Googleアカウントをもっていれば無料で使えるアンケートフォーム作成ツールです。
複雑なアンケートを無料で作成したいなら、Googleフォームがおすすめです。
Googleフォームには以下のような機能があるからですね。
- 設問数が無制限
- アンケート中に画像やYouTube動画を挿入できる
- 回答方式を「選択式」「記述式」などから選べる
- クイズ形式のアンケートも可能
- 回答による分岐・スキップが可能
また「Googleスプレッドシートとの連携」「CSVダウンロード」ができ、データ分析もしやすくなっています。
ただ無料だとデータの保存容量に制限があります。
Googleフォーム(無料)の特徴を3つにまとめました。
- 複雑なアンケートが作成可能
- CSNダウンロード可能
- 常時監視体制などセキュリティ充実
「無料かつ機能が充実しているフォーム作成ツール」を探している方には、Googleフォームがおすすめです。
【公式】 https://www.google.com/intl/ja/forms/about/
とにかく簡単にアンケートフォーム作成したいならQuestant
Questant(クエスタント)は、ネットリサーチ大手のマクロミルが提供しているアンケートフォーム作成ツールです。
多くの企業で使われているので、「Questantで作成されたアンケートに回答したことがある」という人も多いのではないでしょうか。
とにかく簡単にアンケートフォームを作成したいなら、Questantがおすすめ。
Questantにはマクロミルが蓄積してきたネットリサーチのノウハウが生かされており、初心者でも直感的にアンケートを作成できるからです。
パソコンでもスマホでも見やすい画面が表示されるのもメリットです。
アンケート結果(グラフ)のカスタマイズも簡単で、会議やプレゼンテーションにも生かしやすいでしょう。
ただし無料プランですと「設問数が10問まで」「結果のCSVダウンロードができない」などの制限があります。
Questant(無料)の特徴を3つにまとめました。
- 初心者でも使いやすい
- 結果のカスタマイズがしやすい
- ネットリサーチ大手のマクロミルが提供しており安心
設問数が少ない顧客アンケートなどなら、無料プランでも十分使えます。
「とにかく簡単に、かつ安心して使いたい」という方には、Questantがおすすめです。
【公式】 https://questant.jp/
小規模アンケートを作成するならSurvey Monkey
Survey Monkey(サーベイモンキー)はアメリカの企業が開発し、世界中で使われているアンケートフォーム作成ツールです。
日本語でのサポートがあるので、英語ができなくても問題なく使えます。
小規模アンケートを作成するなら、Survey Monkeyの無料プランがおすすめです。
設問数10個までのアンケートなら、Survey Monkeyで簡単に作成できるからですね。
テンプレートや質問サンプルが豊富なので、初めてでも手軽にアンケートを作成できるでしょう。
「データ結果を世界平均と比べる」「結果をフィルタリングしてグループごとの特徴を比較する」といった分析ができるのも、SurveyMonkeyのメリットです。
ただし無料ですと「デザインのカスタムが制限される」「回答形式が制限される」といったデメリットがあります。
Survey Monkey(無料)の特徴をまとめました。
- 簡単にアンケートを作成可能
- 独自の分析メニューを利用できる
- 年中無休の電話サポートあり
小規模なアンケートであれば、無料プランでも十分です。
より複雑なアンケート作成や詳細な分析を求めるなら、有料プランを利用しましょう。
【公式】https://jp.surveymonkey.com/
回答率アップ機能が充実している formrum
アンケートの回答率を高めたい場合におすすめなのが、formrum(フォームラン)です。
formrumだと、無料プランでも以下のような機能が利用できるからですね。
- 条件によって回答を分岐させる
- マトリクス形式の質問が可能
- 個別メール送信
目的別のアンケートテンプレートが用意されているので、初心者でも簡単にアンケートフォームが作成できるのもメリットです。
また無料プランでも設問数や回答受付数は無制限なので、「長めのアンケート」や「回答数の多いアンケート」にも向いています。
ただし無料プランだと「フォーム作成数」「添付ファイルの保存容量」などに限りがあり、CSVダウンロードもできないので注意してください。
formrum(無料)の特徴を3つにまとめました。
- アンケートフォーム作成が簡単
- アンケートフォームを短くでき、回答率アップが見込める
- 無料プランはCSVダウンロードできない
「CSVダウンロードが不要」「アンケート実施数が少ない」という場合は、無料プランでも十分満足できるでしょう。
無料で多くのアンケートを実施したいならCustom Form
無料ツール・無料プランですと、作成可能なアンケートフォーム数が制限されているものもあります。
しかし無料でたくさんのアンケートを実施したいなら、Custom Form(カスタムフォーム)がおすすめです。
Custom Formなら、無料プランでも作成フォーム数が無制限だからですね。
受付できる回答数も無制限なので、たくさんの回答を集めたいアンケートにも向いています。
また回答者側から画像投稿もできるので、「フォトコンテストの応募受付フォーム」としても利用可能。
ただし無料プランですとフォーム内に広告が表示されます。
Custom Form(無料)の特徴を3つにまとめました。
- 作成フォーム数・回答データ数が無制限
- CSVダウンロード可能
- 画像投稿フォームも利用可能
広告表示が気にならないなら、無料プランでも十分満足できるでしょう。
メンバー限定アンケートなら「SELECTTYPE」がおすすめ
「社内」「学内」「会員のみ」のアンケートを実施したい場合におすすめなのが、SELECTTYPE(セレクトタイプ)です。
SELECTTYPEならメンバー認証方式によるアンケートの実施が可能だからですね。
「どこからでも見られてしまう」というアンケートにはならないので、メンバー内でのアンケートに最適です。
また「かわいい」から「ナチュラル」までさまざまなイメージのテンプレートが選べるので、イメージに合わせたおしゃれなアンケートが作成できます。
ただし無料プランだと「フォーム数が3まで」「設問数が10まで」「1フォームの回答数が100まで」などの制限があります。
SELECTTYPE(無料)の特徴を3つにまとめました。
- メンバー・会員限定のアンケートを作成可能
- テンプレートが豊富
- CSVダウンロード可能
メンバー限定アンケートで実施数が少ないなら、SELECTTYPEの無料プランがおすすめです。
店頭・展示会でのアンケート実施ならMOMONGAアンケート
店頭・展示会などのオフラインイベントでアンケートを実施したいなら、MOMONGAアンケート(モモンガアンケート)の利用がおすすめです。
MOMONGAアンケートは、iPadでのアンケート実施ができるサービスだからですね。
MOMONGAアンケートアプリをiPadにインストールし、アンケートを準備しておけば、展示会やイベントの来場者にその場で回答してもらえます。
また「営業先でのアンケート方式のヒアリング」「セミナーで出席者の意見をリアルタイムに収集する」といった使い方も可能。
名刺撮影機能がついているのもメリットです。
MOMONGAアンケートの特徴を3つにまとめました。
- 展示会・店頭などオフラインでのアンケートに適している
- CSVダウンロード可能
- 6,000社以上が導入
店頭や展示会などでのアンケート収集を考えているならMOMONGAアンケートがおすすめです。
【公式】https://www.it-momonga.com/enquete/
おすすめの有料アンケートフォーム作成ツール3選
有料のアンケートフォーム作成ツールは、無料ツールや無料プランに比べて機能が充実しています。
そのため本格的なアンケート調査を長期間・頻繁に実施するなら、有料アンケートフォーム作成ツールが向いています。
おすすめの有料アンケートフォーム作成ツールは以下の3つです。
- CREATIVE SURVEY(クリエイティブサーベイ)
- Form Bridge(フォームブリッジ)
- Anky(アンキー)
それぞれの特徴について詳しく解説します。
サポートが手厚く使いやすいCREATIVE SURVEY
アンケートフォーム作成ツールにお金を払うなら、充実したサポートを期待する方も多いのではないでしょうか。
サポートが手厚いツールを求めているなら、CREATIVE SURVEY(クリエイティブサーベイ)がおすすめです。
CREATIVE SURVEYのカスタマーサポートは「アンケート調査への理解度が高く、レスポンスも早い」と評判だからですね。
例えばアンケートフォームを自由にカスタマイズして高度・複雑なアンケートを実施したい場合には、操作方法がわからないケースもでてきます。
上記のような場合にすぐカスタマーサポートに質問できるので、心強いですよね。
CREATIVE SURVEYの特徴を3つにまとめました。
- カスタマーサポートが充実
- 複雑なアンケートを実施・分析できる
- 多くの有名企業がマーケティング・カスタマーサクセス用などとして導入
充実したサポートのもと、アンケートをビジネスにしっかり生かしたい場合には、CREATIVE SURVEYがおすすめです。
【公式】https://jp.creativesurvey.com/
kintoneを利用しているならForm Bridgeがおすすめ
サイボウズが提供しているクラウドサービス「kintone(キントーン)」を利用しているなら、Form Bridge(フォームブリッジ)がおすすめ。
Form Bridgeで取得したデータは、自動的にkintoneに保存されるからです。
データを移動させる手間がなくなると、人為的なミスも作業時間も減らせます。
またForm Bridgeでは「自動入力・自動計算」「条件分岐」「IPアドレス制限」など、高度な機能も利用可能です。
From Bridgeの特徴を3つにまとめました。
- kintoneと連携できる
- 高度なアンケートフォームを作成可能
- 「お問い合わせフォーム」などにも使え、汎用性が高い
kintoneを使っているなら、ぜひ無料お試し(30日間)から始めてみてはいかがでしょうか。
From Bridgeはkintoneのライセンスがなくても登録可能です。
【公式】https://fb.kintoneapp.com/
展示会・イベントのアンケートを効率化するならAnky
展示会・イベントで実施するアンケートを効率化するなら、Anky(アンキー)がおすすめです。
AnkyはiPad用のアンケートツールで、展示会・イベントでのアンケート集計をラクにできるからですね。
Ankyを導入したiPadで回答してもらうことで、紙アンケートの回収・集計作業が不要に。
また簡単に名刺データとも紐づけできるので、短時間でアンケートと顧客情報をデータ化でき、スムーズなフォローにつながります。
iPadレンタルもサービスの一部なので、自社で端末を用意する必要がないのもメリットです。
Ankyの特徴を3つにまとめました。
- イベントでのアンケート実施がラクになる
- 見やすいアンケートを作成可能
- iPadのレンタル可能
イベントで実施したアンケートの集計・分析に困っているなら、利用を検討する価値はあるでしょう。
アンケートフォーム作成ツールの選び方ポイント
アンケートフォーム作成ツールはたくさんあります。
どのツールを選ぶか悩んだときは、以下のポイントを意識してみてください。
- 欲しい機能がある
- スマホでの回答に対応している
- セキュリティがしっかりしている
- ニーズに合った料金体系
順番に解説します。
欲しい機能がついている
まずは欲しい機能があるアンケートフォーム作成ツールを選びましょう。
備えている機能はツールによってさまざまだからです。
具体的には以下の点をチェックしてください。
- 設置できる設問数の上限
- 回答数の制限が可能か(5つの選択肢から2つだけ回答を選ぶなど)
- 回答内容による分岐ができるか(「はい」と答えた人と「いいえ」と答えた人で、次に表示する画面を変えるなど)
- アンケート画面に画像を挿入できるか
- データを自動集計できるか
- データのダウンロード(エクスポート)機能があるか
無料ツールですと、設問数が少なかったり、「複雑な条件設定」「データのCSVダウンロード」ができなかったりします。
ニーズに合わせてツールを選んでください。
スマホでの回答に対応している
スマホでの回答に対応しているかもチェックしましょう。
最近では「通勤中」「休憩時間」など、スキマ時間にスマホでアンケートに回答する人も多いからです。
パソコンでしか回答できないアンケートだと、回答数が少なくなってしまうと考えられます。
ネットアンケートを実施するなら、スマホでも快適に回答できるアンケートが作成可能なツールを選ぶ必要があります。
セキュリティがしっかりしている
セキュリティがしっかりしていることも重要です。
セキュリティ対策が甘いと、「集めたデータが漏えいする」「個人情報が流出する」といった問題に発展しかねないからですね。
問題が起きると、ユーザーへの説明や謝罪が必要となり、アンケートを実施した会社・団体への信頼も損なわれます。
各ツールのセキュリティ対策をチェックしたいときには、以下の項目を確認しましょう。
- プライバシーマーク取得
- ISMS認証取得
- SSL/TLSによる暗号化
- ファイアウォールやIPSの導入
ひとたび問題を起こったときのダメージが大きいので、料金だけで選ばずセキュリティ面はしっかりチェックしてください。
利用者のニーズに合った料金体系
アンケート作成ツール利用者のニーズに合った料金体系かも重要なポイントです。
ツールによって、「有料・無料」「有料プランの料金設定」が異なるからです。
有料の場合、「1回ごとに料金を支払うツール」「月額制料金のツール」などがあります。
「アンケートを実施する頻度」「調査にかけられる予算」に合わせてツールを選びましょう。
アンケートフォーム作成ツールの上手な活用法
効率的にアンケート調査を実施するため、アンケートフォーム作成ツールの正しい活用法を知っておきましょう。
主なポイントは以下の4点です。
- 調査対象に合わせたアンケート内容にする
- 設問数は少なめにする
- 回答期限は1週間前後
- 安心感を与える
順に解説します。
調査対象に合わせたアンケート内容にする
まずは調査対象に合わせたアンケート内容にすることが大切です。
アンケート内容と対象者の属性が合わないと、回答率が低くなるからですね。
「自分に関係ない設問・アンケートだ」と感じると、途中で回答を止めてしまう人もいます。
調査対象に合わせたアンケートを作成するには、まず対象者を絞り込む必要があります。
「年齢」「性別」はもちろん、「業種・職種」「居住地」「家族構成」なども絞り込んでおきましょう。
設問数は少なめにする
アンケートの設問数は少なめにしておきましょう。
設問数が多すぎると、面倒になって途中で回答を止めてしまう人が多いからです。
最後まで回答してくれた場合でも、後半部分の回答が雑になってしまうケースがあります。
具体的には「所要時間10分以内」がアンケートの目安です。
回答に手間がかかる「記述式の設問」を入れる場合は、とくに設問数に注意しましょう。
回答期限は1週間程度
アンケートの回答期限は1週間程度としましょう。
回答期限が長すぎると、回答を後回しにされて、そのまま忘れ去られることも多いからです。
一方で回答期限が短すぎても、十分な回答数を集められない可能性があります。
そのため長すぎず短すぎない1週間前後に設定しておくのがおすすめです。
安心感を与える
ネットアンケートでは回答者に安心感を与えることも重要です。
アンケートに不信感をもつと、回答してくれない人も多いからですね。
例えば「誰が実施しているかわからないアンケート」「何に利用されるかわからないアンケート」に回答するのは怖いですよね。
安心感を与えるためには、以下のような情報を回答者に提供することが大切です。
- アンケートを実施している企業の名前
- アンケートの目的
- 個人情報の取り扱い
- セキュリティ対策を実施していること
アンケートのトップページなどに「〇〇株式会社が〇〇の目的で実施しています。回答内容は個人を特定しないかたちで〇〇に利用します」などと、わかりやすく記載しておきましょう。
【まとめ】ツールではないがクラウドソーシングのタスク機能の利用もおすすめ
アンケート作成ツールを無料・有料含めて10種類紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
ツールとはいえませんが、クラウドソーシングのタスク機能を使ってのアンケート募集もおすすめです。
アンケート作成機能の使い勝手もよく、10件、20件といった小規模な募集も行えるからです。
具体的には、アンケートあたり5円~10円で50件や100件の募集も珍しくありません。
(※注意、クラウドソーシングのサービスによっては、『300円以上から募集可能』といったように募集条件が決められている場合もあります。)
多くの回答数を求める場合は、500件、1,000件といった数のアンケートも可能です。
クラウドソーシングでのタスク募集を試したい方は、月間新規会員登録1,000人以上(※1)の『Craudia(クラウディア)』でも行えます。