クラウディアで、クライアントに声がけされやすい効果的なプロフィールの書き方

クラウディア(クラウドソーシング)に登録したとき、まず困るのが「プロフィールをどうやって書いたらいいのか」ではないでしょうか。

プロフィールの充実ぶりによって、「クライアントからスカウトされる頻度」「提案が採用される可能性」が左右されるので、プロフィールの書き方はとても重要。

結論から言いますと、クライアントから声がけされやすい効果的なプロフィールを書くコツは以下の通りです。

  • 実績や経歴は必須
  • 画像を登録する
  • 表示名は専門分野がわかるように
  • 簡潔にわかりやすく書く
  • キーワードを意識する
  • 定期的に修正する
  • 実績あるワーカーのプロフィールを参考にする

この記事では「クラウドソーシングでクライアントから声がけされやすいプロフィールを書くコツ」を紹介します。

最後まで読んでいただければ、プロフィール作成にあたっての疑問がスッキリ解決し、案件獲得への意欲もわいてくるはずです。

クラウドソーシングでプロフィールが重要な理由

クラウドソーシングでプロフィールが重要な理由は、以下の2つに集約できます。

  • 案件獲得につながりやすくなる
  • ミスマッチな依頼を防げる

順番に紹介します。

案件獲得につながりやすくなる

きちんとしたプロフィールを書くことによって、クラウドソーシングでの案件獲得につながりやすくなります。

プロフィールが充実していると、クライアントに「この人に依頼しても大丈夫だ」という安心感を与えられるからです。

クラウドソーシングでは「顔が見えない状態での取引」になります。

そのためクライアントは発注にあたり以下のような不安を抱えています。

  • ワーカーが案件に必要な専門知識・スキルをもっているか
  • 誠実に対応してくれるワーカーか(納期・連絡頻度など)
  • ワーカーのコミュニケーション能力に問題はないか

プロフィールにより上記内容がクリアになっていれば、発注までのハードルが下がるでしょう。

またクラウディアの特徴のひとつに「クローズド案件」があります。

クローズド案件とは…
クラウディア運営事務局がワーカーをスカウトして直接依頼する案件のことで、クラウディア運営事務局が企業から受託した案件を、ワーカーに再委託しています。

実はクラウディア運営事務局もクライアントと同じように、プロフィールをもとに「クローズド案件に適任のワーカー」を探しています。

運営事務局経由の仕事は継続して依頼されるケースも多いため、クローズド案件を一度獲得できれば安定的な収入になりやすいのがメリット。

クライアントやクラウディア運営事務局から声がけされる機会を増やすため、ぜひプロフィールを充実させましょう。

>>詳細はこちら

ミスマッチな依頼を防げる

ミスマッチな依頼を防げるのも、プロフィールを充実させるメリットです。

プロフィールに「得意分野」「苦手分野」を明記しておくことで、苦手分野の仕事相談を受けにくくなるからですね。

例えばライターであれば、「得意な記事のジャンル」「苦手な記事のジャンル」を明記しておくと、苦手ジャンルの依頼は少なくなるはずです。

また受注する最低報酬単価を明記しておくことで、安すぎる案件(作業時間や労力に見合わない報酬の案件)の依頼もこなくなるでしょう。

「受けられない仕事が来たら断ればいいだけ」という人もいるでしょうが、仕事の合間を縫ってお断りの連絡を入れるのは、意外に手間なもの。

「せっかく相談してくれたのに悪いな」「断ったら二度と相談・依頼してもらえないかも」という残念な気持ちにもなります。

そのためプロフィールを使って、ミスマッチな依頼が来るのを予防するのがおすすめです。

クラウドソーシングのプロフィールの書き方のコツ・ポイント

クラウドソーシングに掲載するプロフィールの書き方のコツ・ポイントを紹介します。

  • 実績や経歴は必須
  • 画像を登録する
  • 表示名は専門分野がわかるように
  • 簡潔にわかりやすく書く
  • キーワードを意識する
  • 定期的に更新する
  • 実績あるワーカーのプロフィールを参考にする

順に解説します。

実績や経歴は必須

プロフィールには、実績や経歴を必ず掲載しましょう。

実績や経歴が記載されていないと、クライアントが「あなたに仕事を依頼していいか」を判断できないからですね。

クライアントが何より知りたいのは「仕事を遂行できる能力があるか」「満足できるクオリティの成果物を納品してくれるか」という点です。

そのため以下のような「実績・経歴を証明できる内容」は必ず記載します。

  • 対応できる業務範囲
  • 職歴・経験年数・経験件数
  • 過去の実績・ポートフォリオ

なにか専門的な実績や経歴が必要なわけではありません。

仮に「○○のアルバイト」など、その時にどのような役割を担っていたかを具体的に記載するようにしましょう。

仕事内容に関係があるなら、「留学歴」「学歴・専攻」「資格」「部活動歴」なども記載しておくことをおすすめします。

画像を登録する

クラウディアのプロフィールには、「プロフィール画像」「サムネイル画像」「ポートフォリオ画像」を登録できます。

画像はできるだけ登録しましょう。

画像があると、クライアントがワーカーを検索するとき、目にとまりやすいからです。

具体的には以下のような画像がおすすめ。

  • プロフィール画像:自分の顔写真
  • サムネイル画像:スキルジャンルがわかる画像(フリー素材でもOK)
  • ポートフォリオ画像:作品(Webサイトやイラスト)

プロフィール画像として顔写真が掲載されていると信頼感につながりやすいですが、顔出ししたくない方は「似顔絵」「後ろ姿」「マスク姿」でもいいでしょう。

法人であれば、会社のロゴを使うのもOKです。

サムネイル画像はライターやITエンジニアなら「パソコン」、イラストレーターなら「自作のイラスト」などを使っている人が多いですね。

クライアントにあなたを見つけてもらうために、画像を効果的に使いましょう。

表示名は専門分野がわかるように

「クラウドソーシングでの表示名」は、できるだけ専門分野がわかるようにするのがおすすめです。

何が得意な人のか一目でわかるからですね。

例えば、アピールしたい資格がある場合には、以下のように資格名を表示名に入れておくとよいです。

  • 〇〇〇〇(管理栄養士)
  • 〇〇〇〇(社会保険労務士)

また法人名や屋号があるのであれば、表示名に入れておくといいでしょう。

簡潔にわかりやすく書く

プロフィールは簡潔にわかりやすく書きましょう。

クライアントは忙しいため、読みづらいプロフィールを熟読している暇はありません。

そのためあなたの「得意ジャンル」「スキル」などが、プロフィールを一目見ただけでわかるようにしておく必要があります。

プロフィールをわかりやすく書く方法は以下のとおりです。

  • 1文を短くして簡潔に書く
  • 必要に応じて「箇条書き」「見出し」「改行」を入れる

また誤字脱字や間違った言葉遣いをなくすことで、クライアントに対し「日本できちんとコミュニケーションできるワーカーだな」という印象も与えられます。

プロフィールは内容も大切ですが、「読みやすさ」にも留意しましょう。

キーワードを意識する

プロフィールを書く際には、キーワードも意識しましょう。

クライアントはキーワードでワーカーを探すことも多いからです。

そのため「職種(デザイナー、ライター、フロントエンドエンジニアなど)」や「精通しているジャンルに関するワード」を入れておくと、クライアントに見つけてもらいやすくなります。

ITエンジニアやプログラマーは、扱えるプログラミング言語も必ず入れておきましょう。

定期的に更新する

プロフィールは定期的に更新しましょう。

時間が経つと、実績や保有資格が増えることも多いからですね。

また古い情報のままだと、「このワーカーは今稼働しているのかな」「積極的に活動していないのかな」と思われ、クライアントの発注意欲を削いでしまう可能性があります。

3か月に1度程度はプロフィールを見直すのがおすすめです。

実績あるワーカーのプロフィールを参考にする

プロフィールの書き方に迷ったら、実績あるワーカーのプロフィールを参考にしてみましょう。

自分と同じジャンルで活躍しているワーカーのプロフィールからは、学べることが多いからです。

クラウディアでワーカー一覧を表示して「採用実績数」で絞り込むと、実績豊富なワーカーが表示されます。

活躍中のワーカーがプロフィールでどのようなアピールをしているのか、ぜひチェックしてみましょう。

もしかしたら、この記事で紹介している意外の「職種に応じた書き方のコツ」が見つかるかもしれません。

クラウドソーシングでプロフィールを書くときの注意点

プロフィールを書くときの注意点は以下のとおりです。

  • プロフィールに掲載していい実績か確認
  • 掲載する画像・イラストが他人の権利を侵害していないか確認
  • クライアントに不安を与えるような内容は書かない

順番に解説します。

プロフィールに掲載していい実績か確認

プロフィールやポートフォリオに実績を掲載する前には、「掲載していい実績かどうか」を必ずチェックしてください。

クライアントから依頼を受けて作成した作品・記事は、秘密保持契約によって公開が禁止されていることも多いからです。

また「〇〇株式会社から受注経験あり」など、社名掲載もNGとしているクライアントもあります。

うっかり記載してしまうと契約違反になり、損害賠償を請求される可能性もあるので注意しましょう。

掲載可否がわからない場合は、勝手に判断するのではなく、クライアントに「実績として公開してもいいでしょうか?」と確認することをおすすめします。

公開可能な実績がない場合には「秘密保持契約の関係上公開できる記事はございませんが、企業オウンドメディアや店舗ブログの記事作成実績がございます」と書いておきましょう。

掲載する画像・イラストが他人の権利を侵害していないか確認

プロフィールでは画像を効果的に使うのがおすすめです。

ただ使用する画像・イラストが他人の権利を侵害していないかは、しっかりチェックしてください。

「顔写真の背景に他人が写っていた」「他人が書いたイラストを勝手に似顔絵として使った」などの場合、トラブルになるからです。

「フリー画像」や「フリーの似顔絵メーカーを使って作成したイラスト」でも、規約により「プロフィール画像には使用不可」と決められているケースがあります。

またプロフィール・サムネイル画像はクラウディアの登録者以外も見られる状態になるため、「勝手に画像を保存されて使われる」といったトラブルも起こりえます。

画像登録時は「広く公開していい画像かどうか」も考えましょう。

クライアントに不安を与えるような内容は書かない

プロフィールには、クライアントに不安を与えるような内容は書かないようにしましょう。

不安を与えると、クライアントから敬遠されてしまうからです。

例えば「まだまだライティング初心者です」「プログラミングは学習中です」といった言葉は、クライアントに不安を与えます。

クライアントは「初心者だから」「まだ始めたばかりだから」と自信がなさそうなワーカーよりも、経験者を選びたいと思うはずです。

いくら初心者の単価が安かったとしても、納品物が期待レベルを満たさなければ意味がないからですね。

始めたばかりだと不安になるのは当然ですが、自信をもってアピールすることが仕事につながります。

反対に「嘘の実績を書く」「スキルを誇張する」のもやめましょう。

クラウドソーシングのプロフィールの具体例

実際にプロフィールを書く場合には、以下の流れで書くとキレイにまとまります。

  1. 150~200程度の簡潔な自己紹介
  2. 対応可能な業務範囲や得意ジャンル
  3. 実績紹介
  4. 稼働時間の目安
  5. その他の強み・独自性
  6. 熱意をアピールするメッセージ

2~5は書きやすさや重要性に応じて順番を変えてもOKです。

なおクラウディアの場合、「職歴」「資格」「ポートフォリオ」は自己紹介欄とは別に入力する欄が設けられています。

自己紹介文に入れても構いませんが、自己紹介が長くなるのを避けたい方は専用欄に入力してください。

なお自己紹介欄には画像・URLを記載できませんので、Web上にある記事・作品を見てほしい場合はポートフォリオ欄を使うのが便利です。

では職種別に、上記の流れにそった具体例を紹介します。

具体例:ライター(実績なし)の場合

まだお仕事の実績がないライターの場合は、「職歴」や「保有資格」に重点を置いた自己紹介にしましょう。

プロフィールに掲載できる記事の実績がないからです。

「〇〇として働いていたので〇〇の記事が書ける」「〇〇の勉強をしてきたので、〇〇の知識が豊富」などとアピールしましょう。

具体例を紹介します。

プロフィールをご覧いただきありがとうございます。フリーライターの〇〇です。

税理士試験2科目合格し会計事務所で3年間勤務しておりましたので、会計・税務関連の知識が豊富です。
また英会話や海外旅行を趣味としているため、英語学習や旅行系の記事執筆もできます。

「記事構成からのご依頼」「WordPress直接入稿」も可能です。

【お受けできる仕事】
・記事執筆
・記事構成の作成
・WordPress入稿

【得意ジャンル】
・会計・税務(確定申告、簿記、節税など)
・英語学習
・旅行

【ビジネス経験】
・会計事務所にて3年間税務申告や記帳代行業務に従事
・税理士科目2科目合格

【稼働時間】
平日9~18時
※土日でもご連絡可能です。

【費用】
1文字1.5円~

【納期】
5,000文字の場合3日程度

正確かつ丁寧な記事作成を心掛けております。
お気軽にご相談くださいませ。

得意分野の記事が受注できるよう、社会人経験や資格を冒頭でアピールし、箇条書きでもわかりやすく再掲しています。

なお「ライティングだけではなく、データ入力や記帳などの事務作業も請け負いたい」という場合は、対応可能業務に記載しておくといいでしょう。

具体例:イラストレーターの場合

イラストレーター(デザイナー)の場合は、クラウディアやクラウドソーシングでの実績有無にかかわらず、書き方は変わりません。

自作の「イラスト」「ロゴ」「Webサイト」などをポートフォリオとして見せられるからです。

卒業した学校によっては、「卒業制作」なども実績として紹介できるかもしれません。

とにかく何かしら作品を見てもらうようにしましょう。

具体例を紹介します。

プロフィールをご覧いただき、誠にありがとうございます。イラストレーターの〇〇です。

デザインの専門学校を卒業後、Webデザイナーとして働きながらイラストレーターをしております。
テイストは柔軟に対応できますが、とくにちびキャラ・美少女キャラのイラストが得意です。

【お受けできる仕事/経験ジャンル】
・イラスト作成
・ロゴ・バナー作成

【得意ジャンル】
・かわいい系・ほんわか系
・美少女系
・ガーリー系
・ゆるめのアニマルイラスト

【実績】
ポートフォリオをご覧ください。

【稼働時間】
・平日3時間
・土日8時間

【費用・納期】
イラストにより異なりますので、個別にご相談ください。
修正は3回まで無料とさせていただいております。
急ぎの対応も可能です。

【使用ソフト】
・Photoshop
・Illustrator

お仕事のご相談をお待ちしております。

イラスト作成は修正対応でトラブルになりやすいので、修正回数や修正にかかる費用について記載しておくのがおすすめです。

まとめ

プロフィールを書くにあたっては、「クライアントが知りたい情報(実績や対応可能業務)をわかりやすく書く」ことが大切です。

実績を掲載できない初心者の場合は、実績のかわりに職歴や資格をアピールしてください。

「画像はできるだけ登録する」「表示名は専門分野がわかるように」といったテクニックもありますが、一番大切なのは「能力と熱意を伝える」ことです。

この記事があなたの「クラウディアでの活躍」のサポートになれば幸いです。

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