SNS広告は、「大きな広告効果が見込める」として人気を集めています。
しかしSNS広告を出稿する際には、「各SNSのユーザー特性に応じた戦略」を考えての広告運用ノウハウが必要。
そのため「自社でSNS広告の運用にチャレンジしてみたが、ほとんど効果はなく、広告費が無駄になった」という企業も少なくありません。
「自社で運用してみて失敗した」「興味はあるものの、自社内にSNS広告運用を担当できる人材がいない」と悩む企業の多くは、「SNS広告運用代行」の外注依頼を検討します。
しかし「外注依頼したいが、どこに依頼すればいいのかわからない」「SNS広告運用代行ができる会社をいくつか調べてみたが、どれも同じように見える」という方も多いのではないでしょうか。
結論から言いますと、SNS広告運用代行を外注する場合におすすめの外注先は2つです。
- 少額予算:単一SNSの広告運用代行なら「クラウドソーシングサービス」
- 高額予算:複数SNSの広告運用代行なら「SNS広告運用代行制作会社」
この記事では「SNS広告運用代行におすすめの外注先」「依頼方法」「費用相場」「注意点」について解説します。
記事を読み終わるころには、SNS広告運用代行の「最適な外注先」を探すポイントがわかるはずです。
【SNS広告運用代行におすすめの外注先2選】依頼方法も解説
SNS広告運用代行の外注先としておすすめは、「クラウドソーシングサービス」「SNS広告運用代行会社」の2つです。
この章では、上記外注先の「特徴」や「依頼方法」を解説していきます。
【クラウドソーシングサービス】SNS広告運用の外注費用を抑えたい人向け
クラウドソーシングは、「仕事を依頼したいクライアント」と「仕事を受注したいワーカー(個人・法人)」をつなぐサービスです。
SNS広告運用の外注費用を抑えたいなら、クラウドソーシングサービスの利用がおすすめ。
サービスを通してSNSの広告運用を得意とするフリーランスに依頼すれば、代行会社に依頼するよりも外注費用が安価になる可能性が高いからです。
代行会社が自社の集客のために使っている広告費や管理費など、諸経費が外注費用に上乗せされないからですね。
クラウドソーシングには、広告代理店などでSNS広告運用代行を経験したのち、フリーランスとして独立したり副業を始めたりしたワーカーが多く登録しています。
個人に直接依頼するので、気に入ったフリーランスが選べ、契約を解除しない限りは途中で担当が変わることもありません。
まとめると、クラウドソーシングを通じてフリーランスにSNS広告運用代行を依頼するメリットは以下のとおりです。
- 外注費用が安くなる
- SNS広告運用代行を請け負える個人・法人が集まっている
- 担当者が選べる
- 担当者が変わらない
一方でクラウドソーシングサービスには以下のような注意点もあります。
- 個人への外注だとこなせる仕事量が少ない
- 経験の浅いフリーランスもいる
そのためクラウドソーシングサービスでの依頼は、以下のようなケースでの利用がおすすめです。
- 広告運用代行を任せたいSNSがひとつだけ
- 広告予算が少なめ(50万円以下など)
- 外注先の経歴や実績を見極める自信がある
クラウドソーシングでの依頼方法は「プロジェクト方式」
クラウドソーシングでSNS広告運用代行を外注する場合には、一般的に「プロジェクト方式」を使います。
プロジェクト方式は、依頼者(クライアント)側が依頼内容や予算を提示し、登録者(ワーカー)からの提案を待つ方法のこと。
プロジェクト方式が一般的な理由は、ワーカーからの提案内容を比較検討し、最適なワーカーに外注できるからです。
プロジェクト方式での依頼は、以下のように進みます。
- 【依頼者側】依頼内容(広告運用したいSNS、予算、広告の目的など)を公開
- 【ワーカー側】依頼内容に対して提案
- 【依頼者側】気に入ったワーカーの提案を採用して外注依頼
SNSの広告運用において「高スキル」「求める条件に合う」ワーカーから提案してもらうためのコツは以下のとおりです。
- 予算を適正価格にする(安くしすぎない)
- 求める条件を詳細かつ明確に記載する
依頼内容の書き方がわからない場合は、クラウドソーシングサービス上で他社が出している「SNS広告運用代行の依頼」を参考にしましょう。
なおワーカーからの提案内容をチェックする際には、スキルや運用実績の確認はもちろん、「依頼内容をきちんと読み理解したうえで提案しているか」などを吟味してください。
SNS広告運用代行を外注できるクラウドソーシングサービスは多く存在します。
例えばクラウドソーシングの『Craudia(クラウディア)』には月間1,000人以上(※1)が登録しているので、求めるスキルや実績を備えたワーカー(マーケター)が見つかる可能性も高いです。
またCraudia上でSNS広告運用代行が得意なワーカーを検索し、直接依頼も可能。
Craudiaには個人だけはなく法人もワーカーとして登録しているので、複数SNSに対応可能な外注先が見つかる可能性もあります。
【SNS広告運用代行会社】複数SNSの広告運用を外注する人向け
複数SNSの広告運用を外注するなら、SNS広告運用代行会社がおすすめです。
企業ならではの組織力を持っていて、フェイスブック、ツイッター、インスタ、TikTokなど、幅広いSNSに対応できるからですね。
複数SNSの広告を一元管理できるため、効率が上がります。
そのため最初から複数SNSに広告出稿したい場合にはもちろん、途中から出稿先のSNSを変更したい場合にも便利です。
SNS広告だけではなく、他の種類の広告をカバーしている代行会社も多いので、広告戦略の切り替えも容易になります。
- リスティング広告:検索キーワードに関連して掲載される広告
- ディスプレイ広告:WEBサイトやアプリにバナー形式などで掲載される広告
つまりSNS広告運用代行会社を利用するメリットは以下のとおりです。
- 複数SNSに対応可能
- SNS広告以外にも対応可能
ただし以下のようなデメリットがあります。
- 費用が高め
- 広告費の最低金額が決められていることも
まとめるとSNS広告運用代行会社は以下のようなケースに向いています。
- 複数SNSの広告運用代行を外注したい
- SNS広告以外も検討している
- 広告予算が大きい
SNS広告運用代行会社への外注依頼方法は「まず問い合わせ」
SNS広告運用代行会社への外注依頼方法は、問い合わせから始まります。
「希望するSNS広告の運用代行」や「自社の目的に沿った運用代行」が可能か、まず確認すべきだからですね。
SNS広告運用代行会社への問い合わせから発注までは、おおまかに以下のように進みます。
- 【依頼者側】問い合わせ
- 【依頼者側・代行会社側】ヒアリング、料金についての説明
- 【依頼者側】料金や運用方針について納得すれば発注
複数社から見積もりをとり、以下の点を比較検討して外注先を決定してください。
- 料金(高すぎないか、低すぎないか)
- 運用方針や費用対効果の説明がわかりやすいか
- リスクや注意点についても説明してくれるか
SNS広告運用代行を外注依頼する際の費用目安を紹介
SNS広告運用代行を外注依頼する際にかかる費用の目安を紹介します。
SNS広告運用代行の費用目安は「広告費の20%」
SNS広告運用代行でかかる費用の目安は、「運用する広告費の20%」です。
固定費用ではなく「毎月、運用した広告費の○%」という料金形態を取っているフリーランスや代行会社がほとんど。
つまり広告費が100万円で手数料が20%なら、成果に関係なく20万円/月が外注費用となります。
自社にかかる負担は「広告費100万円+手数料20万円」で合計120万円/月です。
ただ外注先によって、手数料の割合には以下のような差があります。
- フリーランス:10%程度のケースもある
- 一般の代行会社:20%程度が一般的
- 高い実績をもち、付加サービスが多い代行会社:30%程度の手数料をとることも
少数ですが「固定金額制」や「成果報酬型」の料金体系を採用している外注先もあります。
初期費用やクリエイティブ制作費が別途必要になることも
広告費に応じた月々の手数料以外に、初期費用やクリエイティブ制作費が別途かかることもあります。
初期費用やクリエイティブ制作費が手数料に含まれない外注先もあるからですね。
初期費用とクリエイティブ制作費とは、以下のような費用です。
- 初期費用:アカウント構築などにかかる費用
- クリエイティブ制作費:広告に使用する画像・動画・テキストの制作費用
初期費用の相場は5~15万円程度です。
クリエイティブ制作費については、画像の場合だと数千円~数万円程度が相場となります。
SNS広告運用代行を外注依頼する際のチェック項目6つ
SNS広告運用代行を外注する際にチェックすべき項目を6つ紹介していきます。
1.取り扱っているSNS広告の種類をチェック
依頼前には外注先が扱っているSNS広告の種類を確認しましょう。
特定のSNSに特化していて、自社が希望するSNSでの運用実績がない外注先もあるからです。
例えば「Instagram広告に特化している」などですね。
運用途中で他のSNSに切り替えたくなる可能性もあるので、できれば複数のSNS広告の運用代行ができる外注先を選びましょう。
SNS広告では「Facebook」「Instagram」「Twitter」「LINE」がメジャーです。
ただ若年層がターゲットならTikTok広告の運用代行ができる外注先も検討するのがおすすめです。
いくつかの運用代行会社について、対応しているSNSを紹介します。
SNS広告運用代行会社 | 対応SNS |
---|---|
アーガイル株式会社 | Facebook |
株式会社ブレイク・フィールド社 | Facebook LINE |
デジマール株式会社 | Facebook LINE TikTok |
2.運用実績や資格をチェック
依頼前には外注先の運用実績と資格を必ずチェックしましょう。
「全体的に実績が浅く、スキルや運用ノウハウが少ない」といった外注先も多いからです。
実績・資格のチェックポイントは以下の通りです。
- 過去の実績をチェック(広告運用の効果)
- 各SNSの正規代理店・認定代理店かチェック
- 受賞歴などをチェック
参考として、各SNSから何らかの肩書き・認定を得ている運用代行会社を紹介します。
SNS広告運用代行会社 | 肩書き・認定 |
---|---|
株式会社メディックス | ・LINE Biz Partner Program『Sales Partner』認定 ・Facebook Business Partners |
株式会社グラッドキューブ | ・Facebook Business Partners ・Twitter広告正規代理店 |
アナグラム株式会社 | ・LINE Ads Platform(LINE広告) 正規認定代理店 ・Facebook Business Partners ・Facebook Marketing Partner ・Twitter広告正規代理店 |
ただ実績はそれほど豊富でなくても、特定ジャンル(ファッション系、飲食店系など)に強みをもつ外注先もあります。
運用実績の「数」が見劣りして見えても、任せたい商品のジャンルとピタリと合って結果を出している外注先なら、外注を検討してみてもいいでしょう。
3.広告の予算額に合っているかチェック
「広告の予算額」と外注先が合っているかも大切です。
「大規模な広告費の運用が得意」「少額での運用実績が豊富」など、広告費の規模によっても得意不得意があるからですね。
誤解しないでいただきたいのは、「大規模な広告費の運用ができるところはスゴイ」「小規模な予算しか扱えない外注先はスキルがない」のではなく、経験やノウハウの問題だということ。
広告費の額によって、できることや戦略が変わってくるからですね。
また外注先によっては、最低受注金額が決まっていることもあります。
例えば「広告費が数百万円規模でないと受注しない」といった外注先では、少額からの運用には応じてくれません。
「中小の運用代行会社」「地域密着型の運用代行会社」「フリーランス」であれば、少額から対応してくれるところが比較的多いです。
「少額から受注してくれる代行会社」「広告費の下限がない代行会社」をいくつか紹介します。」
SNS広告運用代行会社 | 最低受注金額 |
---|---|
株式会社アクシス | ・広告費の下限なし ・運用代行手数料は8万円~ |
株式会社ユニアド | 広告費の下限なし |
サイバーホルン株式会社 | 広告費の下限なし |
4.希望にあった広告運用ができるかをチェック
「希望にあったSNS広告運用ができるのか」もチェックします。
実績豊富で予算が見合っていたとしても、自社の目的やニーズに合う広告運用ができないと意味がないからですね。
SNS広告運用代行の目的には、例えば以下のようなものがあります。
- 商品やサービスの売上アップ
- アカウントのフォロワー増
自社の目的を達成するための運用が可能なのか、確認してください。
5.説明がわかりやすい外注先かチェック
- 希望するSNSでの運用実績が申し分なく、目的にあわせた運用ができそう
- 予算的にも希望条件とマッチしている
- 担当者の方とコミュニケーションを取りやすい
外注先候補が複数あり、迷ってしまうこともあるでしょう。
選択肢を絞り込みたい場合には、「運用方針」や「期待できる効果」についてわかりやすく説明してくれる外注先を選んでください。
SNS広告運用代行は専門用語が多く、素人にはチンプンカンプンな略語が飛び交う分野です。
例えば、「CTR」「LTV」「CPA」「CVR」など、他にも広告運用で必要な単語が多数存在します。
また運用手法などのトレンドや、SNS自体の広告ルール変更など、業界自体が目まぐるしく変わっていきます。
SNS広告に必要な言葉や意味をわかりやすく説明できる担当者は、広告運用の本質やトレンドに精通し、顧客のニーズを的確に理解している可能性が高いといえるのです。
またわかりやすく話してくれることで「単純に安心感がある」「内製化に向けたノウハウを学びやすい」といったメリットもあります。
反対に専門用語を多用して「ふわっとした説明」「けむに巻くような説明」しかしてくれない担当者は、実際は広告運用や顧客のニーズについてよく理解していない可能性も。
また「任せて大丈夫だろうか」「わからないことがあるけれど、聞きにくい」と感じ、信頼関係を築けないデメリットもあります。
「広告費を信頼できる人に預けたいか?それとも信頼できない人に預けたいか?」と考えれば、答えは決まっていますよね。
6.料金体系が明確かチェック
料金体系が明確かどうかもチェックする必要があります。
サービス内容は普通なのに、相場よりかなり高い価格を提示する外注先もあるからです。
とくに「公式サイトに料金表がない」「相談時に価格表を見せてくれない」といった外注先には少し注意しましょう。
なお相場より高くても契約して問題ないのは以下のような場合です。
- コンサルティングなどのサービス内容が充実している
- 他社にはないサービスがある
- 過去の実績から大きな効果が期待できる
料金体系については「初期費用がかかるのか」「クリエイティブ制作費が別途必要なのか」などもチェックする必要があります。
SNS広告運用代行の外注依頼で得られるメリット3つ
SNS広告運用代行を外注すると、以下のようなメリットがあります。
社員が本業に専念できる
SNS広告運用代行を依頼すると、社員が本業に専念できます。
外注依頼することで、SNS広告運用にかかる労力と時間を大幅に減らせるからです。
広告運用には以下のような工程・作業があります。
- 商材に適しているSNS広告を調査・選定
- 広告の配信方式の違いや配信方法を学ぶ
- アカウントの初期設定
- クリエイティブ制作
- 広告配信
- 配信スケジュールの管理
- 配信結果から改善点を探し出し、次の広告配信に生かす
- 炎上対策
自社スタッフがイチから知識を習得してSNS広告を運用するには、かなりの時間と労力が必要になると、容易に想像できるのではないでしょうか。
一方でSNS広告運用代行を依頼すれば、時間も労力も節約できます。
効率的・効果的な広告運用が可能になる
SNS広告運用代行を依頼すれば、効率的・効果的な広告運用が可能になります。
広告運用の実績が豊富なプロのノウハウを利用できるからですね。
SNS広告運用は「素人でもなんとなく見栄えの良い広告を出せば、すぐに売上が増える」というラクなものではありません。
「クリックしてもらえるクリエイティブの特徴は?」「広告配信に最適なタイミングはいつか」など、さまざまな戦略やノウハウが必要です。
配信後もテストを繰り返し、絶えず「より良い広告配信方法」を探して実行していかなくてはいけません。
そのため戦略もノウハウもなしにスタートしてしまうと「広告費だけを消化して何も成果がない」といった失敗が起きます。
一方でSNS広告運用代行をプロに任せれば以下のような運用が可能です。
- すでにある知識やノウハウを活かせる
- より良い広告配信方法を見つけられる
- 戦略に基づいた正確な運用ができる(配信スケジュールなど)
炎上などのトラブルに対応できる
SNS広告ではいわゆる「炎上」が起こる可能性もあります。
広告内容に対して「差別的だ」「不謹慎だ」などと批判・非難が集中してしまうのですね。
「炎上が怖いから」とSNS広告運用に踏み出せない企業もあるかもしれません。
SNS広告運用代行を依頼すると、炎上などのトラブルに対応できます。
運用代行を利用していれば、以下のようなことが可能だからですね。
- 広告配信前に外注先の意見を聞ける
- 批判的な反応が多い場合にすぐ配信を止められる
運用実績が豊富な外注先なら、1度や2度は炎上を経験したこともあるはずです。
経験をもとに「このクリエイティブやコピーでは炎上する可能性が高いからやめましょう」などと、プロの立場から意見してくれる外注先を選びましょう。
SNS広告運用代行を外注依頼するデメリット3つ
SNS広告運用代行を外注依頼ことで、以下のようなデメリットが考えられます。
デメリットについてもよく考慮したうえで、利用を検討しましょう。
外注費用がかかる
SNS広告運用代行を利用すると、外注費用がかかります。
プロのノウハウを利用するのですから当然です。
SNS広告運用代行を外注する場合、依頼者側の実質的な負担は「広告費+手数料(外注費用)」となります。
そのため「SNS広告は高い」「負担が大きい」と考える人もいるかもしれません。
しかし自社で運用する場合の人件費と労力を考えると、手数料20%は決して高くないといえます。
またプロに任せれば費用対効果も高くなりやすいです。
自力運用と外注で得られた利益を比較してみて、「外注費がかかっても、プロに任せたほうが利益は大きくなる」のであれば外注を選択するという判断になるでしょう。
自社にノウハウが蓄積しない
外注すると社内にSNS広告運用に関するノウハウが蓄積しません。
自社スタッフが実際の運用に関わらないためですね。
そのため「データからどのように改善点を読み取り、次の広告配信にどう反映させるのか」を判断できる人材が自社内に育ちません。
「将来的には自社でSNS広告運用をやりたい」という会社にとっては大きなデメリットです。
内製化・インハウス化を目指すなら、外注中に以下のような対策をしましょう。
・外注先から報告を受ける際には、「データを元に考えたことと具体的な施策」を聞く
・運用中のアカウント情報を共有し、実際の管理画面を確認する
- 外注先から報告を受ける際には、「データを元に考えたことと具体的な施策」を聞く
- 運用中のアカウント情報を共有し、実際の管理画面を確認する
またオプションプランなどで内製化支援が可能な外注先もあります。
対応スピードが遅い可能性
SNS広告運用代行を外注すると、緊急時の対応スピードが遅くなるかもしれません。
管理してもらっている広告になにかしらの変更を加える場合、外注先の担当者へ連絡して変更依頼する必要があるからです。
担当者が別件で多忙な場合などは、すぐに対応してもらえないことも考えられます。
SNS広告を運用していると「成果が悪いから、クリエイティブやコピーを変えたいな」という場面があるので、大きなデメリットです。
一方自社で運用していれば、「担当者に伝えるだけで」あるいは「自分で作業するだけで」すぐに設定変更などが可能ですね。
対応スピードを上げるための対処法には以下のようなものがあります。
- 急な方針転換ができるだけないよう、外注先と密にコミュニケーションを取る
- 緊急時のため、担当者に連絡がつきやすい方法を聞いておく
まとめ
SNS広告運用代行のおすすめ外注先と、外注依頼するときのコツについてお伝えしました。
できるだけ安価に少額の広告予算からSNS広告運用代行を外注したい場合には、「Craudia」のようなクラウドソーシングサービスの利用がおすすめです。
クラウドソーシングでフリーランスに外注依頼すれば、SNS広告運用代行会社よりも費用が安くなるからですね。
「広告予算が大きい」「複数SNSの広告運用を一括で任せたい」という場合には、SNS広告運用代行会社がおすすめ。
外注先を選ぶときには「対応できるSNS広告の種類」「実績」「自社の広告予算で依頼可能か」「料金体系」を比較してください。
複数の外注先候補で迷ったら、「説明がわかりやすい外注先」を選びましょう。
この記事がSNS広告運用代行の外注依頼先選びに悩んでいる方の参考になれば幸いです。