ChatGPTはアメリカのOpenAIが開発した、会話型のAIサービスです。
次のように様々な使い方ができて、副業にも活用できます。
- 文章生成
- 翻訳
- 音声認識音声変換
- プログラムコード生成
- 相談対応
ただ「ChatGPTを使った副業」に興味がありつつも、具体的な活用法がわからなかったり「AI初心者だから」とためらったりしている人も多いのではないでしょうか。
結論から言いますと、ChatGPTを使った副業は、初心者でも可能です。
ChatGPTに質問して回答をもらうことで疑問点や問題点を解決するなど、スキルや知識が足りない分野をサポートしてもらえるからですね。
またChatGPTを上手く使うことで、現在取り組んでいる副業を効率化でき、より短時間で稼ぐことも可能になります。
この記事ではChatGPTを使ってできるおすすめの副業や注意点について解説します。
最後まで読んでいただければ、「ChatGPTがあれば、自分でも副業で稼げるかも」と思えるはずです。
副業案件をChatGPTで効率化するのは初心者でも可能
ChatGPTを使った副業には、大きく分けて以下のような4つのタイプがあります。
- 副業案件をChatGPTで効率化する
- ChatGPT関連の開発案件を副業として受注する
- ChatGPTのプロンプト作成
- ChatGPTを教える
「副業案件をChatGPTで効率化する」については、初心者でも可能です。
ライティングや翻訳など初心者でも取り組みやすい副業を選び、さらにChatGPTで効率化することによって、初心者でも効率良く収入を得られます。
一方で以下の副業はChatGPTやシステム開発などの知識・経験が必要なので、初心者には難しいのが実情です。
- ChatGPT関連の開発案件を副業で受注する
- ChatGPTのプロンプト作成
- ChatGPTを教える
実際に開発やプロンプト作成の募集を見ていると、応募条件として「クライアントに提示できる実績」が求められるケースも多くなっています。
初心者はまず「ライティング」や「翻訳」などのエンジニアやプロンプト作成スキルを必要としない案件からおすすめします。
ChatGPTを利用する中で知識と経験を蓄えつつ、後々はより高収入が目指せる副業案件へトライしてみてはいかがでしょうか。
ChatGPTを使った7つの副業の種類や料金相場
ChatGPTを使った副業には、いくつかの種類があります。
ChatGPTを使ったおすすめの副業7つについて、内容や料金相場を紹介します。
- ライティング
- 動画の台本作成
- 翻訳
- 画像制作
- チャットボット開発
- プロンプト作成代行
- ChatGPTを教える
ライティング
ChatGPTを使ったライティングの副業は、初心者におすすめです。
難易度の高いAIスキルを必要としないことに加え、ChatGPTを使うことでライティングを効率化できるからですね。
例えば構成案から作成する場合は、構成案や見出しをChatGPTに作成してもらうことで、記事作成のスピードアップが可能です。
「文章を書くのは好きだけど、記事構成を考えるのは時間がかかる」という人にとっては、大きな助けになるでしょう。
また土台となる文章を、ChatGPTに書いてもらうこともできます。
ChatGPTはWeb上にある膨大な情報を調べ、短時間で記事を生成する能力に長けているからです。
ライターはChatGPTが生成した構成案や原稿を確認し、事実確認や修正作業を行うだけで記事を納品できるようになります。
ChatGPTを使ったWebライティングの収入目安は1文字0.5円~5円程度で、ライターの資格・経験や記事の難易度によって異なります。
「長くて論理的な文章を書く自信がない」「記事構成を考えるのが苦手」という人は、ChatGPTを使ってライティングに挑戦してみてはいかがでしょうか。
動画の台本作成
動画の台本作成も、ChatGPTを使ってできる副業のひとつです。
既存の台本をもとにアイデア出しをしてもらえたり、構成案をもとに台本を書いてもらえたりします。
セリフが決まらないときにChatGPTに別の案を出してもらうことも可能ですし、台本ができたあとのチェックでもChatGPTを活用可能です。
台本作成の収入相場は動画の長さや内容などにもよりますが、5,000円~10,000円/本程度となっています。
YouTubeやTikTokの動画が人気であることから、クラウドソーシングなどでの「未経験者歓迎」の案件数も多いので、興味がある方は一度チェックしてみてください。
翻訳
ChatGPTは多言語の翻訳もできることを活かした翻訳の副業もできます。
最初の翻訳をChatGPTにさせたうえで、ワーカーが内容を確認して修正を加えることで、効率的に作業を進められます。
報酬の相場は以下の通りです。
- 英語から日本語:2円~4円/文字(ワード)
- 日本語から英語:3円~6円/文字(ワード)
クラウドソーシングでは、ChatGPTを使う初心者歓迎の翻訳案件も多くなっているので、興味がある方は確認してみてください。
そのため翻訳者としての経験がなくても、ChatGPTが生成した翻訳をチェックできるだけの英語力がある人には、おすすめの副業といえるでしょう。
画像制作
ChatGPTでは画像を生成する機能(DALL-E3)を活かして、画像制作の副業も可能になります。
具体的には「広告やSNSで使う画像」「ロゴ」などを生成できます。
デザインやイラストのスキルがなくても、ChatGPTへの指示さえうまくできれば、高クオリティな画像を生成可能です。
ChatGPTを始めとするAIを使った画像制作の報酬相場は、画像の内容や難易度にもよりますが、100円~/1画像程度です。
デザインの知識がなくChatGPTにもあまり慣れていない人は、初心者向けの案件を探しましょう。
なお無料版だと生成できる画像の数が1日2枚と限られるので、ChatGPTを使って画像生成するなら有料版の利用がおすすめです。
またデザインのアイデア出しや配色を考えるときにもいわゆる「壁打ち相手」としてChatGPTを活用できます。
チャットボット開発
チャットボットとは、ユーザーが音声やテキストでした質問に自動返答するプログラムのことです。
Webサイトを開くと右下に「AIでお答えします」などと表示されたり、LINEなどで企業やECショップに問い合わせをするときに使われたりしているので、見かけたことがある人も多いでしょう。
プログラミングスキルのある人には、ChatGPTを使ったチャットボット開発の副業もおすすめです。
アプリやECサイトなどにチャットボットを導入したい企業は増えていて、クラウドソーシングなどで募集される副業案件も増加傾向にあるからです。
求められるスキルが高くなる分、報酬相場は1件あたり50,000円~100,000円と高額になり、案件によっては200,000円~300,000円の報酬が見込めることも。
ChatGPTを用いたAIアプリケーション開発経験のあるエンジニアには、おすすめの案件のひとつです。
プロンプト作成代行
プロンプトとはChatGPTなどの生成AIに対する命令文です。
プロンプトの完成度の高さが、ChatGPTで生成される文章や画像の精度を左右します。
そしてプロンプト作成とは、ChatGPTから望ましい回答を引き出すプロンプト(命令)や、プロンプトのテンプレートを作成することです。
プロンプト作成に自信のある人には、プロンプト作成代行や販売の副業もおすすめします。
「望む結果がなかなか返ってこない」「効果的なプロンプトの書き方がわからない」と悩んでいる企業や個人は多く、プロンプト作成の副業も多いからですね。
プロンプト作成には、以下の2パターンがあります。
- クライアントの要望に応じてプロンプト作成する仕事
- 作成したプロンプトを「Prompt Works」などで不特定多数に販売する
プロンプト作成代行では5,000円/件程度、プロンプト販売では200円~3,000円/件程度が報酬の相場です。
またニーズが高く高精度で継続的に売れるプロンプトを作成して販売すれば、安定的な収入になると期待できます。
プロンプト作成はプログラミングスキルがなくてもできます。
そのためエンジニアでなくても、「ChatGPTを使いこなしており、ChatGPTに高精度な内容を返してもらえる自信がある」という人にはおすすめです。
ChatGPTの活用法を教える
ChatGPT上級者になれば、ChatGPTの活用法を教える副業も可能です。
「ChatGPTをビジネスやSNS運用に活用したいけれど、うまくいかない」と悩んでいる企業・個人は多く、ChatGPTに関する講座は需要が高いからですね。
当編集部がオンラインレッスンのプラットフォームを調べてみると、以下のような講座が出品され、実際に購入されています。
- ChatGPTの初心者向けに、基本操作や効果的なプロンプトを教える
- ChatGPTを使ってSNS運用を半自動化する
レッスン料の相場は1,000円~10,000円/時間程度で、「レッスンの難易度」「同時に受講する人数」「人気度」によって異なります。
ニーズの高い情報をわかりやすく伝える講座なら受講生が集まり、高評価のつく人気講座になれば、レッスン料が高くても受講生は集まるでしょう。
またエンジニアなら「ChatGPTを使ったチャットボット開発講座」など高度なレッスンも可能で、オンラインプログラミングスクールで講師として教えることもできます。
オンラインプログラミングスクールの講師になれば、自分で受講生を探す手間はありません。
「ChatGPTやChatGPTを使った開発について十分な知識がある上級者」かつ「人に教えることが得意・好き」なら、おすすめの副業です。
ChatGPTを使った副業の事例紹介
ChatGPTを使った副業の事例を紹介します。
ChatGPTを活用した記事作成
ChatGPTを使った記事作成の案件例は、以下の通りです。
依頼内容 |
|
---|---|
単価 | 0.5円/1文字 |
ChatGPTを使ったYouTube動画シナリオの制作
ChatGPTを使ったYouTube動画シナリオの制作例は、以下の通りです。
依頼内容 |
|
---|---|
単価 | 1,000円~3,000円 ※別途インセンティブあり |
ChatGPTを使った書籍翻訳
ChatGPTを使う書籍翻訳の案件例は、以下の通りです。
依頼内容 |
|
---|---|
単価 | 要相談 |
ChatGPTを使った画像生成
ChatGPTを使った画像生成の案件例は、以下の通りです。
依頼内容 |
|
---|---|
単価 | 550円/1枚 |
ChatGPTを使ったチャットボット開発
ChatGPTを使ったチャットボット開発の案件例は、以下の通りです。
依頼内容 |
|
---|---|
単価 | 10万円程度 |
ChatGPTのプロンプト作成
ChatGPTのプロンプト作成案件の例は、以下の通りです。
依頼内容 |
|
---|---|
単価 | 10,000円程度 |
ChatGPTに関するオンライン講座
ChatGPTに関するオンライン講座の例は、以下の通りです。
依頼内容 |
|
---|---|
単価 | 2,000円/1時間 |
ChatGPTを使った副業の注意点
ChatGPTを使った副業の注意点を紹介します。
- ChatGPTの回答を直接納品しない
- 無料版だと精度が落ちる
- ChatGPTを利用できる案件かチェックする
- 機密情報・個人情報は入力しない
ChatGPTの回答を直接納品しない
ChatGPTの回答を直接納品しないように注意しましょう。
ChatGPTが生成した回答には、以下のような問題点が含まれる可能性もあるからです。
- 自然な文章ではない(日本語も外国語も)
- クライアントやワーカーの意図とずれている
- 生成内容が事実とは異なったり、古かったりする
- 生成した画像に個性がない
- 著作権を侵害している
そのため「AIツールの使用はOKだが、手直しなしで納品するのは禁止」と明記してある副業案件もあります。
ChatGPTによる生成内容の正確性やニュアンスをチェックしてから納品しないと、納品物の質が低いと判断されかねません。
また著作権を侵害してしまうと、損害賠償や差止などの法的問題が発生する可能性すらあります。
上記理由から、ChatGPTで生成した内容を必ず人の目でチェックしましょう。
無料版だと精度が落ちる
ChatGPTには有料版と無料版があり、無料版だと有料版に比べて生成内容の精度が劣ります。
無料版と有料版で使っているモデルが違うからですね。
- 無料版:GPT-4o mini
- 有料版:GPT-4o
※2025年3月4日時点
簡単に言うと、有料版のほうが「質問の理解力が高くて、賢いAI」を使えます。
無料でも記事作成や画像生成はできるのですが、有料版のほうがアウトプットのクオリティは高く、さらに画像生成できる枚数も多くなるので、ストレス少なく利用できます。
ChatGPT有料版の料金プランは、以下の通りです。
- Plus:20ドル/月
- Pro:200ドル/月
- Team(チーム向け):25ドル~/月
- Enterprise(企業向け):要問い合わせ
ChatGPTを使った副業に本腰を入れる場合には、有料版を利用することも検討してみましょう。
ChatGPTを利用できる案件かチェックする
ChatGPTを使って副業したい場合には、「獲得したい副業がChatGPTを利用できる案件か」をチェックするのも大切です。
ChatGPTを始めとする生成AIの使用を禁じたり制限したりしているクライアントもいるからですね。
例えば「現役看護師の転職体験談」など、ライター自身の経験や資格を反映させたい記事については、生成AIの使用は禁止されることが多くなっています。
「ChatGPTなどの生成AI使用禁止」「アイデア出しのみ利用許可」など、案件ごとにChatGPTの利用可否や利用できる範囲をチェックしましょう。
生成AIを使っているかチェックできるツールもありますので、「バレないだろう」と思ってChatGPTで生成した記事などを納品しても、バレる可能性があります。
募集内容に「ChatGPTや生成AIを使っていいかどうか」の記載がない場合には、クライアントに個別質問して確認することをおすすめします。
機密情報・個人情報は入力しない
ChatGPTには、クライアントから預かった機密情報や個人情報は入力しないようにしましょう。
ChatGPTは入力された情報を記憶するので、記憶した内容を別の利用者に対して吐き出してしまう可能性があるからです。
意図せず情報漏洩につながる恐れがあるのですね。
「個人情報」「クレジットカードなどの金融系の情報」「パスワード」などが漏洩してしまうと、深刻な問題になります。
副業での利用に限った注意点ではありませんが、とくに個人情報や機密情報をクライアントから預かる場合の取り扱いには、注意が必要です。
ChatGPTを使った副業の始め方
ChatGPTを使った副業の始め方を紹介します。
- やりたい副業について学ぶ
- ChatGPTの基本的な使い方について学ぶ
- クラウドソーシングで副業案件を探す
やりたい副業について学ぶ
副業自体をやったことがない人の場合は、まずはやりたい副業について学びましょう。
生成された内容のチェックや修正を行うためには、副業するジャンルについての知識が必要となります。
例を挙げると、副業のジャンルによって以下のようなスキルが必要となります。
- ライティング:正しい日本語表現、SEO、コンテンツマーケティングなど
- 動画の台本制作:シナリオライティング、各プラットフォームで受ける文章についての知識など
- 翻訳:語学力など
- ChatGPT関連:プログラミングスキルなど
責任をもって成果物を納品するためには自分でスキルを身につけることも重要です。
「全自動ではできるほど甘い仕事ではない」と認識しておきましょう。
ChatGPTの基本的な使い方について学ぶ
ChatGPTの基本的な使い方についても学んでおく必要があります。
すでにあるノウハウやテクニックを活用することで、自己流でChatGPTを使った副業に取り組むより、効率的に収入を得られると考えられるからですね。
学び方の例は以下の通りです。
- 参考書を読む
- YouTubeの解説動画を見る
- オンラインレッスンのプラットフォームでChatGPT関連の講座を探す
- クラウドソーシングなどでメンターを探し、開発系のスキルを個人指導してもらう
自己流で効率的なやり方を見つけていく方法もありますが、天才的な人でなければ時間がかかると考えられます。
YouTubeやUdemyなどで多数の講座や使い方も見られるので、経験者の動画をチェックしてみてください。
クラウドソーシングで副業案件を探す
副業やChatGPTについての知識が身についたら、クラウドソーシングに登録して副業を探してみましょう。
クラウドソーシングには、副業向けの単発案件や比較的難易度の低い案件が多いからです。
「AI使用可能なライティング」「翻訳」「画像生成」「チャットボット開発」「プロンプト作成」など、募集されている仕事のジャンルが多岐にわたるのも特徴といえます。
中でも初心者でも応募しやすい案件は、「ライティング」「翻訳」「台本制作」「画像生成」などです。
クラウドソーシングの初心者向け案件で実績を積み、「自信」「スキル」「実績」を蓄積することによって、高単価の案件にも挑戦できるようになるでしょう。
またスキルが上がってくればプロンプトを別のプラットフォームで売ることもできますし、「ChatGPT関連の講師」「ChatGPT関連のコンサル」になることも可能です。
まずはクラウドソーシングの初心者向け案件で、実務経験を積んでいきましょう。
ChatGPTを使った副業探しにおすすめのサービス4選
ChatGPTを使った副業探しにおすすめのサービスを紹介します。
- クラウディア
- クラウドワークス
- ココナラ
- Prompt Works
順番に解説するので参考にしてみてください。
クラウディア
クラウディアは、ChatGPTを使った副業の希望者におすすめのクラウドソーシングです。
「ChatGPTを使ったSNS投稿文作成」「台本作成」などのお仕事が募集されているからですね。
またクラウディアには高単価マッチングサービスの「クラウディアPRO」があり、開発系など高難易度・高報酬の案件を紹介してもらえるチャンスもあります。
一般的な副業エージェントやフリーランスエージェントだと、「週3~5日稼働」という案件も多く、副業として取り組むには時間・労力面で正直しんどいことも少なくありません。
しかしクラウディアPROなら「週1日~」「週5時間~」など、短時間でOKな案件も多くなっています。
登録するだけでオファーが届き、スキルによってはクラウディア運営事務局からの直接オファーも受けられます。
スキルに自信がある人はぜひクラウディアPROに登録しましょう。
クラウドワークス
ChatGPTを使った副業なら、クラウドワークスの利用もおすすめです。
クラウドワークスは日本最大級のクラウドソーシングであり、ChatGPT関連の案件の数も豊富だからですね。
ChatGPTでのコンテンツ(記事・画像など)生成の案件が豊富ですし、「API連携でのチャットアプリ開発」「業務効率化ツールの開発」といった案件も増加傾向にあります。
副業を探すなら、クラウドワークスはまず登録しておきたいクラウドソーシングです。
ココナラ
ココナラはクライアントが掲載した案件に応募するのではなく、主に「スキルを出品して待つ」というスタイルで利用するスキルマーケットとなっています。
ココナラをおすすめしたいのは、以下のような人です。
- ChatGPTを教えたい
- プロンプトを売りたい
ココナラには「ChatGPTに関する講座」や「プロンプト作成のスキル」が多数出品され、実際に購入されているからですね。
ChatGPTについて学びたい人やプロンプトを買いたい人が集まっているので、取引相手を見つけやすいプラットフォームです。
ただ人が集まっている分ライバルも多いので、しっかり売り上げを立てていくには、他の出品者との差別化が重要です。
差別化の例を紹介します。
- API連携やチャットボット開発に特化する
- SEO記事生成に特化する
- 本職の経歴や実績で差別化する
まずはココナラで実際に売れているChatGPT関連のスキルをチェックし、ニーズの高い講座やプロンプトを知ったうえで、差別化できるポイントを考えてみましょう。
Prompt Works
ChatGPTのプロンプトを販売するなら、Prompt Worksがおすすめです。
Prompt Worksは日本企業が運営していて、日本語のプロンプトを売りやすく買いやすいプラットフォームになっているからですね。
プロンプトのカテゴリは70種類以上あり、以下のようにバラエティに富んでいるので、どんなジャンルにもおすすめです。
- 広告コピー作成
- 営業スクリプト生成
- 文章生成・校正
- コード生成
- プロジェクト管理・タスク自動化
- ビデオ編集・アニメーション
- 予算・財務分析
- 治療プラン提案
- 問題集・クイズ生成
- 旅行プラン・スケジュール作成
また対応しているAIツールも以下の通り豊富なので、ChatGPT以外の生成AIにまで守備範囲を広げたあとも使いやすいと考えられます。
- ChatGPT
- DALL·E
- Midjourney
- Notion AI
- Stable Diffusion
- Canva AI
- Stable Animation SDK
- Bard
- Bing AI
なおPrompt Worksの利用には以下の料金がかかります。
- プラットフォーム利用料:0%(有料になる可能性あり)
- 決済手数料:販売価格の5%+50円
- 振込手数料:300円
出品者(プロンプター)として登録するにあたって資格や実績などは必要ありませんが、プロンプト出品時には審査があります。
プロンプト作成スキルに自信がある人は、一度Prompt Worksを覗いてみてはいかがでしょうか。
ChatGPTを使った副業におすすめのスキルや資格
ChatGPTを使った副業で効率良く収入を得たいなら、プロンプト作成のスキルを身につけましょう。
プロンプトの質が、生成内容の質を左右するからですね。
「以下の文章を英語に翻訳してください」といった単純なプロンプトならスキルなどいらないのですが、生成してほしい内容が複雑になると、プロンプトの重要度も高まります。
「質の悪い結果しか得られないプロンプト」「意図に沿わない結果が返ってくるプロンプト」だと、逆に効率が悪くなってしまいます。
実際にChatGPTにプロンプトを打ち込んでみた経験がある人なら、「そうじゃないんだよなぁ」「なんでこの指示でこの結果が返ってくるんだよ」と感じたこともあるでしょう。
そのため以下のようなプロンプトを知っておく必要があります。
- 出力される文章のスタイルやレギュレーションを指定できるプロンプト
- 誤字脱字を防止・修正できるプロンプト
- イメージ通りの画像を出力できるプロンプト
またプロンプト作成の副業をしようと思った場合には、誰にでも書ける単純なプロンプトでは差別化できません。
副業を始める前にプロンプトの勉強をしたうえで、副業を通じてさらにスキルを磨いていく必要があります。
まとめ
まとめますと、ChatGPTを使って副業を効率化することは、初心者でもできます。
実際に初心者OKの「ChatGPTを使った大量のブログ記事作成やSNS投稿作成」といった案件も多いです。
しかし上記のような案件は、難易度が低いだけに報酬も低めになってしまうことには注意してください。
一方ChatGPTを使った開発案件やプロンプト作成といった副業は高単価が見込めるものの、ChatGPTやプログラミングのスキルが必要となり、初心者には難易度が高いと言えます。
ただ初心者でも経験を積んでいけば、今後プロンプターなどとして副業収入を得られる可能性は十分にあります。
初心者はまずクラウドソーシングに登録し、簡単なChatGPT関連案件から受注してみましょう。