商品撮影代行サービスおすすめ15選|料金の目安と依頼前に確かめる条件

商品撮影代行サービスおすすめ15選|料金の目安と依頼前に確かめる条件 取材・撮影
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商品ページの写真をどうにかしたいと思いながら、手が回らないまま同じ画像を使い続けていませんか。

社内で撮ると、明るさも背景も商品ごとにばらついて、一覧で並べたときに統一感が出ません。

かといって外注しようとすると、そもそも何を基準に相手を選べばいいのか見当が付きません。

  • 1カット◯円と書いてあっても、切り抜きや背景加工が別料金なのか分からない
  • 商品を送っている数日のあいだ、在庫が動かせなくなるのが不安
  • 撮ってもらった写真をチラシや広告にも使っていいのか、はっきりしない
  • 反射する容器や透明なボトルを、どこに頼めばきれいに撮れるのか見当がつかない

商品撮影の外注でつまずく原因は、撮影費以外の条件が料金表の外側で決まっていることにあります。

どこに商品を持っていけばいいのか、預けているあいだ在庫はどうするのか、届いた写真は広告にも使えるのか。

この3つは、どの会社に頼むかによってまるごと変わります。

当記事では、各社の一次情報をもとに商品撮影代行サービス15選を厳選紹介。あわせて、撮りたいものと頼み方で分けたおすすめのサービスも取り上げます。

料金の比較だけでなく、商品を預けるあいだの条件と写真の使える範囲まで整理しているので、発注の前にひととおり目を通してみてくださいね。

※「インタビュー・取材記事制作のおすすめ代行会社18選|費用や企業の選び方も解説」の記事も参考になりますので、ぜひあわせてご覧ください!

  1. 商品撮影代行サービスのおすすめ15選
    1. TORUNなら見積もりから納品までオンラインで進められる
    2. 物撮り本舗ならオプション料金を気にせず発注できる
    3. バーチャルフォトならモールごとの画像制作までまとめて頼める
    4. おまかせWEB商品撮影なら注文の前に金額が確定する
    5. 商品写真どっとコムなら撮影の難しさが料金ランクで分かる
    6. AirPhotoなら仕上がりを見てから買う写真を選べる
    7. イーノクリエーションなら立ち会いか郵送かを撮影ごとに選べる
    8. スタジオ エイト・バイ・テンなら時間貸切で立ち会いながら撮り切れる
    9. ABstudioなら反射する商品の撮り方を2段階から選べる
    10. MAGICPORTなら必要なカット数から予算を組み立てられる
    11. ラズスタジオなら写真の使用範囲を契約で決めてから撮れる
    12. ビードなら預けた商品の賠償の範囲が先に決まっている
    13. スタジオキャドルならカタログ1冊分をまとめて撮り切れる
    14. deltaphotoなら商品を動かさずにカメラマンを呼べる
    15. IMAGICA GEEQなら大型商品は出張、小物はスタジオと使い分けられる
  2. 【撮りたいもの別】商品撮影代行サービスのおすすめ
    1. 食品や料理を撮ってほしい方におすすめのサービス
    2. 服やバッグをモデルに着せて見せたい方におすすめのサービス
    3. 工業製品や精密機器をまとめて撮りたい方におすすめのサービス
    4. 商品の動画もあわせて作りたい方におすすめのサービス
  3. 【頼み方別】商品撮影代行サービスのおすすめ
    1. 相見積もりで費用感をつかみたい方におすすめのサービス
    2. 1点だけ単発で頼んでみたい方におすすめのサービス
    3. 撮影から商品登録まで任せたい方におすすめのサービス
    4. 毎月続けて撮っていく前提の方におすすめのサービス
  4. 商品撮影を代行に頼むメリット
    1. 商品ごとにばらついていた見た目がそろう
    2. 撮影と加工に取られていた社内の時間が空く
    3. 自分では作れない光の当て方で質感が伝わる
  5. 商品撮影を代行に頼むときの注意点
    1. 加工を進めるほど届いた商品との差が開く
    2. 指示が足りないと撮り直しが有料になる
    3. 繁忙期は撮りたい時期に枠が取れない
  6. 商品撮影代行サービスの選び方
    1. 商品をどう届けるかで最初に絞り込む
    2. 実際に撮るのが誰なのかを確かめる
    3. 見積もりに入っていない作業を洗い出す
  7. 商品を預けているあいだの条件で確かめておきたいこと
    1. 往復の送料はどちらが持つのかが分かれる
    2. 撮影が終わった商品はいつ戻ってくるのか
    3. 包装や状態が元通りにならないことがある
    4. 預けているあいだに壊れたときの扱いを見ておく
  8. 納品された商品写真をどこまで使えるのか
    1. 写真の権利は撮った側にあるのが出発点
    2. 譲渡と書いてあっても加工の権利は残ることがある
    3. 譲渡ではなく利用の許諾という形もある
    4. ECサイトに載せるのと紙に刷るのは別の権利
  9. 商品撮影代行サービスに関するよくある質問

商品撮影代行サービスのおすすめ15選

ここからは、商品撮影を請け負っているサービスを15社紹介していきます。

前半は商品を送るだけで完結する会社、中盤は直営のスタジオを持っていて立ち会いもできる会社、後半は現場まで来てもらえる会社という並びです。

手元の商品をどう動かせるかを思い浮かべながら読んでみてくださいね。

TORUNなら見積もりから納品までオンラインで進められる

TORUNの特徴
  • EC・D2C事業者向けのオンライン物撮り商品撮影サービス
  • 見積もり・打ち合わせ・商品郵送・納品の3ステップで完結
  • 1枚から発注できる従量制で単品カットは980円から(※1)
  • お試し・サブスク・エンタープライズの3プランを用意
  • 特急便なら商品到着から最短5営業日で納品

TORUNなら、見積もりから納品までオンラインで進められます。

打ち合わせがオンライン、商品の受け渡しが郵送で完了するため、スタジオへ出向く日程を作らなくて済むからです。

流れは、かんたん見積もりとオンライン打ち合わせ、商品の発送、データの納品という3段階になっています。

撮影当日はリモートの撮影会に参加することもできますが、参加するかどうかは任意です。

料金は撮影した枚数で決まる従量制で、単品カットが980円から、集合カットが1,980円からという設定になっています(※1)。

イメージカットやモデルを使ったカットは5,980円から、動画は1本39,800円からです。

1回100枚から10,000枚規模の大量撮影に対応するエンタープライズプランがあり、専任担当が付きます。

継続して発注する場合は20%割引のサブスクプランも選べます。

納期は通常で商品到着から10営業日ほど、特急便を使うと最短5営業日です。

発注を決める前に枚数と単価だけ先に確かめたい方は、まず見積もりフォームから撮影内容を送ってみてください。

TORUNの基本データ
撮影の頼み方 商品を郵送してオンラインで完結(リモート撮影会は任意参加)
料金の目安 単品カット980円から、集合カット1,980円から、動画1本39,800円から(※1)
運営会社 株式会社Gyrus
公式サイトURL https://torun.studio/

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(※1)TORUNの自社公表値:2026年8月時点。2026年4月に価格改定が実施されています

物撮り本舗ならオプション料金を気にせず発注できる

物撮り本舗の特徴
  • 背景透過・アイロンがけ・背景色変更が全プランに込み
  • 物撮り撮影プランは1カット1,100円(税込)から(※1)
  • 1商品1カットから受付
  • 導入実績1,000社以上(※1)
  • 最大3,500px×3,500pxの高解像度納品に対応

物撮り本舗なら、オプション料金を気にせず発注できます。

追加費用になりがちな作業が、はじめから全プランの料金に含まれているからです。

込みになっているのは、背景の透過と切り抜き、撮影前のアイロンがけ、背景色の変更、高解像度での納品です。

平置き撮影とトルソー撮影と全身撮影も、いずれか1つを指定する形で料金内に入っています。

物撮り撮影プランは1カット1,100円(税込)から、360度の動画プランは1商品10秒で3,300円(税込)です(※1)。

撮影できるサイズは、三辺のうち最長の辺が200cm以下で重量が1商品あたり約30kgまでと決まっています。

商品が午前中に到着すれば最短で当日中に納品されるので、公開日が迫っているときに使えます。

撮り直しは、指示した内容と違っていた場合に限り、納品日を含む3営業日以内なら無料です。

公開日が迫っている商品があるなら、午前中に届く便で発送できるかどうかを先に押さえてみてはいかがでしょうか。

物撮り本舗の基本データ
撮影の頼み方 商品を郵送(急ぐ場合は持ち込みも相談可)
料金の目安 物撮り1カット1,100円(税込)から、動画3,300円(税込)、モデル撮影1時間8,800円(税込)から(※1)
運営会社 株式会社物撮り本舗
公式サイトURL https://butsudorihonpo.jp/

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(※1)物撮り本舗の自社公表値:2026年8月時点

バーチャルフォトならモールごとの画像制作までまとめて頼める

バーチャルフォトの特徴
  • Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングそれぞれに専用プラン
  • 物撮りは1カット400円から、5カットセットは1,800円(いずれも税別)(※1)
  • 初回限定の無料お試し撮影が1商品分
  • 白飛ばしや切り抜きなどの加工は1点100円から(※1)
  • Amazonのストア制作代行やブランドストーリー制作にも対応

バーチャルフォトなら、モールごとの画像制作までまとめて頼めます。

出店先ごとに求められる画像の形が違うため、モール別のプランが分かれて用意されているからです。

Amazon向けには商品カタログの撮影制作、ストア制作代行、ブランドストーリー制作のメニューがあります。

楽天市場とYahoo!ショッピングについても、それぞれ画像制作の窓口が別に立っています。

撮影そのものは物撮りが1カット400円から、5カットセットで1,800円という価格です(※1)。

トルソー撮影、ハンガー撮影、全身マネキン撮影、アイロンがけといったオプションも1点ごとの単価が出ています。

はじめて頼む場合は、初回限定の無料お試し撮影を1商品分だけ使って仕上がりを見ることができます。

出店しているモールが複数あって画像の作り分けに手が回っていない方は、モール別のプラン一覧から見てみてくださいね。

バーチャルフォトの基本データ
撮影の頼み方 商品を郵送(東京・札幌にオフィス)
料金の目安 物撮り1カット400円から、5カットセット1,800円、トルソー撮影1カット1,000円から(いずれも税別)(※1)
運営会社 株式会社バーチャルイン
公式サイトURL https://photo-o.com/

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(※1)バーチャルフォトの自社公表値:2026年8月時点

おまかせWEB商品撮影なら注文の前に金額が確定する

おまかせWEB商品撮影の特徴
  • プランと数量をカートで選んで注文する形式
  • 点数とカット数に応じた数量割引が自動で適用
  • 撮影依頼書のテンプレートを配布し、指示を書き込んで返送する形式
  • 累計取引先7,000社以上(※1)
  • 銀行振込・クレジットカード・電子決済に対応

おまかせWEB商品撮影なら、注文の前に金額が確定します。

見積もりのやり取りではなく、プランと数量をカートで選んで決済する形式になっているからです。

物撮りプランは1点2,218円から、アパレルプランは2,464円からという価格が商品ページに出ています(※1)。

点数とカット数に応じた数量割引が自動で適用されるので、点数を入れ替えながら総額を見比べられます。

決済のあとに撮影依頼書のテンプレートをダウンロードし、必要な箇所を記入して返信する流れです。

商品を送ったあとは、着荷、撮影と加工、データ納品、返却の順に進み、返却は着払いになります。

着荷したあとにキャンセルする場合は、開封と検品と撮影準備が進んでいるため50%のキャンセル料がかかります。

決済してから動かす形なので、点数と必要なカット数を先に固めてから注文してみてはいかがでしょうか。

おまかせWEB商品撮影の基本データ
撮影の頼み方 商品を郵送(立ち会いプランと持ち込みは事前調整で可)
料金の目安 物撮りプラン1点2,218円から、アパレルプラン2,464円から、立ち会いプラン12,000円から(※1)
運営会社 株式会社fleston
公式サイトURL https://omakaseweb.com/

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(※1)おまかせWEB商品撮影の自社公表値:2026年8月時点

商品写真どっとコムなら撮影の難しさが料金ランクで分かる

商品写真どっとコムの特徴
  • 基本の撮影コースが難易度でAからDとフルオーダーの5ランク
  • 基本料0円で1カットからの依頼にも対応
  • Aランク980円、Dランク3,980円(いずれも税別)(※1)
  • パウチ・ガラス瓶・化粧品容器など反射の強い被写体の専用ページ
  • 通常は商品到着後3日から5日で納品(土日祝を除く)

商品写真どっとコムなら、撮影の難しさが料金ランクで分かります。

基本の撮影コースが、被写体の難易度によって5つのランクに分けて公開されているからです。

Aランクは自立して置けて写り込みのない商品、Bランクは写り込みが気にならない商品という区分になっています。

Cランクは化粧品やボトルやアクセサリーなどの光沢物、Dランクはジュエリーや生鮮食品や液体や料理です。

価格はAランクが980円、Bランクが1,980円、Cランクが2,980円、Dランクが3,980円と並んでいます(※1)。

背景に小物を配置するイメージ撮影はフルオーダーとなり、4,980円からの設定です。

同じ商品の2カット目以降は、配置や照明を変えない場合に限りサブカット扱いで980円になります。

手元の商品がどのランクに当たるか判断が付かないときは、現品を写メで撮って見積もりフォームに添えてみてください。

商品写真どっとコムの基本データ
撮影の頼み方 商品を郵送(返却は着払い)。出張撮影にも対応
料金の目安 Aランク980円からDランク3,980円、フルオーダー4,980円から、時間制1時間8,000円(いずれも税別)(※1)
運営会社 写真家・ディレクターの表 真司が運営(撮影商品の送り先は群馬県太田市の株式会社SOSカンパニー内)
公式サイトURL https://www.shohin-shashin.com/

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(※1)商品写真どっとコムの自社公表値:2026年8月時点。事業者間の取引として税抜き価格で表示されています

AirPhotoなら仕上がりを見てから買う写真を選べる

AirPhotoの特徴
  • 透かし入りのサンプルを仮納品してから購入するカットを選ぶ方式
  • カメラマンとのマッチングではなく直営スタジオの専属カメラマンが撮影
  • 質問に答えると撮影イメージが出る「スタイリング診断」
  • カット料金と時間制料金の2本立て
  • 預かった商品に保険を付保(※1)

AirPhotoなら、仕上がりを見てから買う写真を選べます。

撮影のあとに透かし入りのサンプルが仮納品され、購入するカットを選んでから決済する流れになっているからです。

料金はカット料金と時間制料金の2種類で、カット料金は最終的に購入したカット数に対してかかります。

スタイリング料金が3スタイリングまで25,000円、カット料金が1カット5,000円という設定です(※1)。

スタジオで立ち会いたい場合やモデルを起用する場合は、最長2時間70,000円からの時間制を選びます。

撮影を担当するのはマッチングで集めたカメラマンではなく、直営スタジオに所属するカメラマンです。

預かった商品には保険が掛けられていますが、高額な商品は事前に相談する決まりです。

どんな写真にしたいかがまだ言葉になっていない方は、スタイリング診断で候補を出すところから始めてみてくださいね。

AirPhotoの基本データ
撮影の頼み方 商品を郵送(オンラインでの立ち会いも可)
料金の目安 スタイリング料金25,000円+1カット5,000円、時間制70,000円から、動画50,000円から(いずれも税抜)(※1)
運営会社 株式会社AirPhoto
公式サイトURL https://airphoto.jp/

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(※1)AirPhotoの自社公表値:2026年8月時点

イーノクリエーションなら立ち会いか郵送かを撮影ごとに選べる

イーノクリエーションの特徴
  • 立会い・リモート・お預かり・おまかせの4つの商品撮影プラン
  • 見積もりの項目を必須とオプションに分けて公開
  • 反射素材・トルソー・切り抜き・合成までオプションで対応
  • 360度回転撮影は1商品目25,000円から(※1)
  • 土日祝の撮影日も予約できる

イーノクリエーションなら、立ち会いか郵送かを撮影ごとに選べます。

商品撮影のプランが、関わり方の深さで4種類に分けて用意されているからです。

スタジオへ出向いて現場で確認する立会い商品撮影、オンラインで撮影現場とつなぐリモート商品撮影があります。

商品を送るだけで済ませたいときはお預かり撮影、アングルの希望だけ伝えて任せるときはおまかせ商品撮影です。

見積もりの内訳も、撮影基本料・スタジオ利用・備品利用・背景利用という必須項目と、オプションに分けて並んでいます。

オプションには困難物撮影という区分があり、映り込みの激しい化粧品やジュエリー、大型商品、組み立てが必要な商品が該当します。

商品の事前準備という項目もあり、アイロンがけや革製品のよれ伸ばし、化粧箱の組み立てが含まれます。

初回だけ立ち会って基準をそろえ、2回目からは郵送に切り替えるという進め方も相談してみてはいかがでしょうか。

イーノクリエーションの基本データ
撮影の頼み方 立会い・リモート・郵送でのお預かり・出張から選択
料金の目安 撮影内容に応じた見積もり(見積り項目を公開)。360度回転撮影は1商品目25,000円から(※1)
運営会社 株式会社アーツワゴン
公式サイトURL https://eano.jp/

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(※1)イーノクリエーションの自社公表値:2026年8月時点

スタジオ エイト・バイ・テンなら時間貸切で立ち会いながら撮り切れる

スタジオ エイト・バイ・テンの特徴
  • EC商品撮影パックは撮影料とスタジオ使用料込みの時間貸切
  • 3時間プラン44,000円、5時間プラン69,300円(いずれも税込)(※1)
  • 3時間で20から30アイテムが目安(アパレル商品の場合)(※1)
  • 撮影画像は翌営業日のスピード納品
  • オンライン立ち会い撮影のオプションあり

スタジオ エイト・バイ・テンなら、時間貸切で立ち会いながら撮り切れます。

EC商品撮影パックが、撮影料とスタジオ使用料を含んだ時間貸切のプランになっているからです。

3時間プランが44,000円、5時間プランが69,300円で、どちらも立ち会いができます(※1)。

アパレル商品なら3時間で20から30アイテム、5時間で40から60アイテムが標準的な目安になっています。

現地まで行けない場合は、オンライン立ち会い撮影のオプションを付けて画面越しに確認する形も選べます。

点数が少ないときは、1アイテム3カットまで1,540円のおまかせ単品商品撮影という別プランがあります。

肖像権とパブリシティ権について独立したページを設けていて、撮影物の使用範囲の考え方が読める状態になっています。

まとまった点数を1日で片付けたい方は、アイテム数から逆算して時間プランを選んでみてくださいね。

スタジオ エイト・バイ・テンの基本データ
撮影の頼み方 スタジオでの立ち会い、オンライン立ち会い、郵送でのおまかせ、出張から選択
料金の目安 EC商品撮影パック3時間44,000円・5時間69,300円、おまかせ単品1,540円から(いずれも税込)(※1)
運営会社 株式会社エイト・バイ・テン
公式サイトURL https://www.studio8x10.com/

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(※1)スタジオ エイト・バイ・テンの自社公表値:2026年8月時点

ABstudioなら反射する商品の撮り方を2段階から選べる

ABstudioの特徴
  • 高精度撮影と効率優先撮影の2つのクオリティ区分
  • 郵送のおまかせリモート撮影は1カットから対応
  • スタジオ立ち会い撮影はカット数の制限なし
  • 化粧品・ジュエリー・金属・ガラスなど反射する被写体が専門
  • 東京・新宿に直営スタジオ、持ち込みと配送のどちらも可

ABstudioなら、反射する商品の撮り方を2段階から選べます。

写り込みをどこまで丁寧に整えるかで、高精度撮影と効率優先撮影という区分が分かれているからです。

高精度撮影は反射や写り込みを細かく調整する撮り方で、郵送で頼むと1カット8,800円です(※1)。

効率優先撮影は多少の写り込みを許容する代わりに、1カット4,400円で点数を進められます。

化粧品の正面切り抜きをおまかせで頼む場合は1カット11,000円で、ロゴの補正や背景処理まで料金内に入っています。

スタジオでの立ち会い撮影は2時間44,000円が基本料金で、決められた時間の中なら撮影枚数の上限はありません。

ジュエリー撮影は2時間55,000円から、大掛かりな機材を使わない出張撮影は2時間66,000円からという設定です。

まず効率優先で数点を郵送で頼み、写りが物足りなかったものだけ高精度に切り替える進め方もできますよ。

ABstudioの基本データ
撮影の頼み方 新宿のスタジオへ持ち込みまたは配送。出張撮影にも対応
料金の目安 郵送1カット4,400円から8,800円、スタジオ立ち会い2時間44,000円から(いずれも税込)(※1)
運営会社 株式会社ABstudio
公式サイトURL https://abst.jp/

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(※1)ABstudioの自社公表値:2026年8月時点

MAGICPORTなら必要なカット数から予算を組み立てられる

MAGICPORTの特徴
  • 50,000円からの都度見積もり(※1)
  • 撮影内容・カット数・撮影予定日・予算の4点を伝えて相談する形式
  • 初回のテスト撮影は無料(商用利用は不可)
  • アパレル・美容・料理・建築などジャンル別に撮影プランを用意
  • 東京都港区南青山にスタジオ、出張撮影にも対応

MAGICPORTなら、必要なカット数から予算を組み立てられます。

問い合わせの段階で、撮影内容とカット数と撮影予定日と予算の4点を伝える進め方になっているからです。

料金は50,000円からの都度見積もりで、時間やカット数だけで一律に割り切らない設定になっています(※1)。

サイト上では、カット数は撮影枚数ではなく写真の種類の数を指すという考え方が説明されています。

同じ10カットでも3時間で撮るのか8時間かけるのかで仕上がりが変わるという前提で見積もりが組まれます。

発注の前に腕を確かめたい場合は、撮影したい商品を持ち込む無料のテスト撮影を受けられます。

ただしテスト撮影で撮った写真の商用利用はできないので、あくまで判断材料として使う位置づけです。

枚数ではなく種類で数え直すと必要な予算が見えてくるので、そこから問い合わせを始めてみるとよいですよ。

MAGICPORTの基本データ
撮影の頼み方 南青山のスタジオへ持ち込み。出張撮影にも対応
料金の目安 50,000円からの都度見積もり(※1)
運営会社 株式会社Genic
公式サイトURL https://magicport.jp/

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(※1)MAGICPORTの自社公表値:2026年8月時点

ラズスタジオなら写真の使用範囲を契約で決めてから撮れる

ラズスタジオの特徴
  • 撮影代行利用規約と肖像権ガイドラインをサイト上で公開
  • 使用範囲・二次利用・禁止事項を条文で提示
  • 見積書に返送料の負担区分を事前に提示
  • 大阪の直営スタジオを拠点に全国対応
  • ロケ撮影・ドローン撮影・ライブ配信まで対応

ラズスタジオなら、写真の使用範囲を契約で決めてから撮れます。

撮影代行利用規約が公開されていて、使用範囲と二次利用の扱いが条文として読める状態になっているからです。

規約では、撮影データを加工や編集して新たな作品を作ることや、他の媒体で使うことは別途料金と定められています。

使用範囲や使用国を後から追加すること、第三者へ譲渡や貸与すること、撮影データを販売することも禁止事項に並んでいます。

料金が変動する理由の一覧にも、納品データを使用する場所や期間という項目が入っています。

商品を郵送でやり取りする場合は、見積書に返送料をどちらが負担するかが先に書かれます。

EC用の静止画と動画をまとめて作る場合は、商品撮影と15秒動画のスタートプランが250,000円からです(※1)。

広告やカタログにも展開する予定がある方は、申し込みの前に利用規約の使用範囲の項目を読んでみてくださいね。

ラズスタジオの基本データ
撮影の頼み方 大阪の直営スタジオ、郵送でのやり取り、出張・ロケから選択
料金の目安 動画とEC撮影のパッケージ250,000円から、アパレルECモデル撮影110,000円から、ロケ撮影66,000円から(※1)
運営会社 株式会社ラズスタジオ
公式サイトURL https://www.luzzstudio.com/

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(※1)ラズスタジオの自社公表値:2026年8月時点

ビードなら預けた商品の賠償の範囲が先に決まっている

ビードの特徴
  • 社内での破損・盗難・紛失は商品仕入れ代金の100%を賠償すると定義(※1)
  • 商品撮影は1商品5カット3,000円から(※1)
  • 画像加工の度合いで画質レベルを3段階に区分
  • 撮影から商品画像の制作までを同じ窓口で対応
  • 商品撮影のみなら5商品程度まで1週間ほどで納品(※1)

ビードなら、預けた商品の賠償の範囲が先に決まっています。

よくある質問のページで、社内で破損や盗難や紛失があった場合の賠償の考え方が定められているからです。

明らかに社内で起きた破損や盗難や紛失については、税込の商品仕入れ代金の100%を賠償するという書き方になっています(※1)。

撮影そのものは1商品5カットで3,000円からで、画像加工の度合いによって画質レベルが3段階に分かれます。

背景を完全な白にする白抜き撮影は1カット900円からという別料金です。

撮影した写真をそのままAmazonや楽天市場の商品画像に仕立てる制作まで、同じ窓口で頼めます。

納期の目安は商品撮影のみなら5商品程度までで1週間ほど、商品画像の制作まで含めると2週間ほどです。

高価な在庫を預けることに不安がある方は、賠償の条件を確認したうえで少量から試してみるのがおすすめです。

ビードの基本データ
撮影の頼み方 大阪のスタジオへ商品を郵送(往復送料は依頼側の負担)
料金の目安 商品撮影1商品5カット3,000円から、白抜き撮影1カット900円から(※1)
運営会社 ビーム株式会社
公式サイトURL https://www.dedo.jp/

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(※1)ビードの自社公表値:2026年8月時点

スタジオキャドルならカタログ1冊分をまとめて撮り切れる

スタジオキャドルの特徴
  • 東京・曙橋に計3つの直営スタジオとストックルーム
  • 大量撮影・カタログ撮影の専用メニュー
  • 撮影チームを複数組んで撮影日数を圧縮する体制
  • コンパクト撮影プランは40,000円から(※1)
  • 料理撮影に特化したキッチンスタジオを併設

スタジオキャドルなら、カタログ1冊分をまとめて撮り切れます。

計200坪のスタジオとストックルームで、商品の保管と撮影を同じ場所に集められるからです。

商品の置き場と撮影場所が離れていないので、点数が多くても移動と待ち時間が発生しにくくなります。

到着した商品の保管と振り分け、撮影当日の進行までコーディネーターとディレクターが受け持ちます。

複数の撮影チームを組んで内容ごとに分担することで、撮影日数そのものを減らす体制も取れます。

見積もりの参考価格は、カメラマン1名で30カットまでのコンパクト撮影プランが40,000円からです(※1)。

大型スタジオでカメラマン2名を立てて50カット以上を撮る構成になると、250,000円からという目安になります。

シーズンごとにカタログや大量の商品ページを作っている方は、撮影体制の設計から相談してみてはいかがでしょうか。

スタジオキャドルの基本データ
撮影の頼み方 東京・曙橋の直営スタジオへ商品を送るか持ち込み
料金の目安 コンパクト撮影プラン40,000円から、大型スタジオ撮影プラン150,000円から(※1)
運営会社 スタジオキャドル株式会社
公式サイトURL https://www.studio-cadre.co.jp/

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(※1)スタジオキャドルの自社公表値:2026年8月時点

deltaphotoなら商品を動かさずにカメラマンを呼べる

deltaphotoの特徴
  • 全国どこへでもプロカメラマンが出張する法人向けサービス
  • 4時間52,000円(税別・交通費込み)から(※1)
  • 撮影ジャンルによる料金の変動なし
  • 撮影時間内のカット数に制限なし
  • 納品データの著作権とライセンスの専用ページを公開

deltaphotoなら、商品を動かさずにカメラマンを呼べます。

撮影場所を問わない出張型のサービスで、料金がカメラマンの拘束時間と交通費で決まるからです。

最短4時間の撮影が交通費込みで52,000円からで、拘束時間の中なら何カット撮っても料金は変わりません(※1)。

工場や店舗やショールームなど、送れない商品や動かせない設備をその場で撮ってもらう使い方ができます。

工業製品や医療機器といった撮影対象ごとのサービスページも用意されています。

納品したデータは用途も期限も地域も問わずに使えるとされ、クレジット表記も不要とされています。

著作権そのものの譲渡を必要とする場合は、50,000円(税別)の有料オプションが別に用意されています。

大型商品や設置済みの什器を撮りたい方は、撮影場所の住所を入れて自動見積りを試してみてください。

deltaphotoの基本データ
撮影の頼み方 カメラマンが撮影場所へ出張(全国対応)
料金の目安 4時間52,000円から(税別・交通費込み)、当日延長は1時間12,500円(税別)(※1)
運営会社 株式会社デルタクリエイティブ
公式サイトURL https://www.delta.photo/

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(※1)deltaphotoの自社公表値:2026年8月時点

IMAGICA GEEQなら大型商品は出張、小物はスタジオと使い分けられる

IMAGICA GEEQの特徴
  • 専用スタジオでの商品撮影と全国撮影サービスを併用できる
  • 1点からの発注に対応
  • 単品撮影は基本料金5,500円+1カット3,300円から(税込)(※1)
  • 標準納期は撮影日から2営業日(50点まで)(※1)
  • 画像切り抜き・トレース・レタッチ・CMS入力も同じ窓口

IMAGICA GEEQなら、大型商品は出張、小物はスタジオと使い分けられます。

スタジオでの商品撮影と、全国どこへでも出向く撮影サービスの両方が同じ窓口に並んでいるからです。

搬入が難しい大型商品は全国撮影サービス、持ち運べる小物は専用スタジオという振り分けになります。

スタジオでの単品撮影は基本料金5,500円に1カット3,300円が加わる形で、50点までなら撮影日から2営業日が標準納期です(※1)。

立ち会いを希望する場合は、別途費用で半日11,000円、1日33,000円という設定があります。

なお、商品の金額や大きさ、重量によっては受けられないものもあるとされているので、事前の相談が必要です。

撮影のあとに続く画像切り抜きやトレース、CMSを使ったWebへの登録も1点から頼めます。

大きさの違う商品が混ざっていて発注先が分かれがちな方は、まとめて相談してみるとよいですよ。

IMAGICA GEEQの基本データ
撮影の頼み方 専用スタジオへ送るか、全国撮影サービスで出張
料金の目安 単品撮影は基本料金5,500円+1カット3,300円から、立ち合い半日11,000円(いずれも税込)(※1)
運営会社 株式会社IMAGICA GEEQ
公式サイトURL https://multi-bits.geeq.co.jp/

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(※1)IMAGICA GEEQの自社公表値:2026年8月時点

【撮りたいもの別】商品撮影代行サービスのおすすめ

同じ「商品撮影」でも、撮る対象が変わると必要な設備も人も入れ替わります。

食品にはフードコーディネーター、服にはトルソーやモデル、金属や樹脂には写り込みを抑えるライティングが要るためです。

この章では15選に入れていないサービスも取り上げているので、手元の商品に近いところから読んでみてください。

食品や料理を撮ってほしい方におすすめのサービス

食品や料理を撮ってほしい方には、「バックス」「オージーフーズ」がおすすめです。

どちらもフードコーディネーターを社内に抱えていて、調理と盛り付けから撮影までを同じ場所で進められるからです。

食品の写真は、シャッターを切るまでの調理と盛り付けで仕上がりの大半が決まります。

湯気やつやが落ちる前に撮る必要があるため、キッチンと撮影スペースが離れていると条件がそろいません。

バックスは3フロア合計300坪の一棟建てスタジオに15セットのキッチンを備えていて、フードコーディネーターが70名在籍しています(※)。

アイスの撮影に対応する室温10度まで下がる低温スタジオもあります(※)。

ECサイト向けには、1商品8カットで1カット3,000円というECパックが用意されています(※)。

オージーフーズは新宿駅南口から徒歩5分の直営キッチンスタジオで、1カットから撮影を受けています(※)。

食器を1,500種類以上、クロス等を300種類以上そろえていて、立ち会えばその場で背景を変えられます(※)。

どちらも立ち会いができるので、味の見え方に注文がある商品は現地かオンラインで様子を見ながら進めてみてください。

サービス名 おすすめ理由
バックス フードコーディネーター70名が在籍し、15セットのキッチンを備えた300坪のスタジオで調理から撮影まで完結(※)
オージーフーズ 新宿の直営キッチンスタジオで1カットから対応。食器1,500種類以上を持ち、立ち会いでその場の変更にも応じる(※)

(※)各社の自社公表値:2026年8月時点

服やバッグをモデルに着せて見せたい方におすすめのサービス

服やバッグをモデルに着せて見せたい方には、「CRYSTAL PHOTO」「ブティックスター」がおすすめです。

どちらもモデルの手配を撮影とセットで引き受けていて、キャスティングを別に動かさなくて済むからです。

モデル撮影は、カメラマンとスタジオとモデルの3つの予定を同じ日に合わせる必要があります。

自分でモデルを探すと、日程の調整と条件の交渉だけで手が止まってしまいます。

CRYSTAL PHOTOは、モデルとスタジオとカメラマンをまとめた時間パック制の料金を出しています。

1時間パックが19,800円、3時間パックが39,800円、5時間パックが63,800円という設定です(※)。

5時間パックで25から35商品が目安とされていて、モデルを指名する場合は別料金になります(※)。

ブティックスターはファッションとビューティーのEC支援会社で、撮影は「PHOTOMODE」という事業として持っています。

サイト構築やブランディング、集客、物流やコールセンターまで同じ会社の中にそろっています。

まずは点数と必要なコーディネート数を出して、時間パックで足りるかどうかを確かめてみてくださいね。

サービス名 おすすめ理由
CRYSTAL PHOTO モデル・スタジオ・カメラマンをまとめた時間パック制。1時間19,800円から、リモート立ち会いは無料(※)
ブティックスター ファッションとビューティー専門のEC支援会社。撮影とサイト構築、集客、物流を同じ会社で受けられる

(※)CRYSTAL PHOTOの自社公表値:2026年8月時点。1時間パック19,800円は初回限定で、2回目以降は22,800円です

工業製品や精密機器をまとめて撮りたい方におすすめのサービス

工業製品や精密機器をまとめて撮りたい方には、「レディロード・スタジオ」「IMAGICA GEEQ」がおすすめです。

どちらも点数が増えるほど1点あたりの単価が下がる料金を出しているからです。

金属や樹脂の表面は写り込みが出やすく、同じ角度でそろえるだけでもセットの作り込みが必要になります。

しかも部品や機器は点数が多くなりがちで、1点ずつの単価がそのまま総額に効いてきます。

レディロード・スタジオは、工業製品・精密機器の大量撮影コースで点数帯ごとの単価を出しています。

101製品以上なら1製品1,000円、51から100製品なら1,260円、21から50製品なら1,460円です(※)。

立ち会いたい場合は時間制のコースがあり、2時間29,000円から、時間内は何カットでも撮影できます(※)。

IMAGICA GEEQは、ガラスのように反射しやすい素材を反射・透過という別区分で受けています。

50点までは1カット3,740円、100点までなら1カットあたりの単価が下がる形です(※)。

点数が読めているなら、単価表の切れ目の手前か後ろかで総額が変わるので、まとめ方を相談してみるとよいですよ。

サービス名 おすすめ理由
レディロード・スタジオ 工業製品の大量撮影コースで点数帯ごとの単価を公開。101製品以上は1製品1,000円(※)
IMAGICA GEEQ 反射・透過を別区分で受注。50点までは1カット3,740円で、点数が増えると単価が下がる(※)

(※)各社の自社公表値:2026年8月時点。IMAGICA GEEQの料金は税込表示です

商品の動画もあわせて作りたい方におすすめのサービス

商品の動画もあわせて作りたい方には、「商品物録」「アルファビデオ」がおすすめです。

どちらも写真と動画を同じ会社の中で撮れるので、素材ごとに発注先を分けずに済むからです。

商品の質感や使い方は、静止画だけでは伝えきれないことがあります。

かといって動画だけを別の制作会社に頼むと、同じ商品をもう一度送って撮り直すことになります。

商品物録は塚田スタジオが運営する商品動画の専門メニューで、1本から依頼できます。

10秒程度のライトプランが50,000円、15秒程度のスタンダードプランが80,000円という料金です(※)。

企画とディレクション、スタジオ使用料、照明や機材費、撮影スタッフ、修正1回までが全プランに含まれます(※)。

同じ会社にEC商品写真の「URERU.」があるので、写真と動画を同じ日にまとめられます。

アルファビデオは動画と写真の専門企業で、撮影から編集、メディア制作、配信までを一続きで受けています。

防音を備えたスタジオを持っているので、ナレーションや音が絡む商品紹介にも向いています。

迷っている方は、動画を流したい面がSNSなのか商品ページなのかを決めるところから始めてみてくださいね。

サービス名 おすすめ理由
商品物録(塚田スタジオ) 物撮りに特化した商品動画の専門メニュー。1本から依頼でき、10秒程度のライトプランは50,000円(※)
アルファビデオ 動画と写真の専門企業で、撮影から編集・配信までを一続きで対応。防音を備えたスタジオを保有

(※)商品物録の自社公表値:2026年8月時点。料金はすべて税別表示です

【頼み方別】商品撮影代行サービスのおすすめ

撮ってほしいものが同じでも、進め方の希望によって向いている相手は変わります。

まず1点だけ試したいのか、毎月まとめて出したいのか、現場に来てほしいのかで、窓口の形がまったく違うからです。

いまの進め方に近いものを探してみてください。

相見積もりで費用感をつかみたい方におすすめのサービス

相見積もりで費用感をつかみたい方には、「ミツモア」「ランサーズ」がおすすめです。

どちらも1件ずつ問い合わせなくても、条件を1回書けば複数の提案が並ぶ仕組みだからです。

はじめて外注するときは、提示された金額が高いのか安いのか判断する物差しが手元にありません。

社内に前例が無い以上、比べる相手を自分で作る以外に確かめようがないという状態になります。

ミツモアは、依頼内容を入力すると商品撮影のプロから見積もりが届く形式で、エリアを指定して絞り込めます。

出張撮影が可能か、立ち会えるか、商品を預かってもらえるかといった条件が事業者ごとに並ぶので比べやすくなっています。

ランサーズは出品パッケージを探して無料の見積もり相談をしてから発注する流れです。

パッケージごとに出張撮影の可否、商品の発送の要否と送料の負担者、納品ファイル形式を確認するよう案内されています。

同じ条件を書いて2つ3つ集めると、金額の幅そのものが判断材料になるので試してみてくださいね。

サービス名 おすすめ理由
ミツモア 依頼内容を1回入力すると商品撮影のプロから見積もりが集まる。エリアと対応条件で絞り込める
ランサーズ 出品パッケージを比較して無料の見積もり相談ができる。送料の負担者や納品形式も発注前に確認する流れ

(※)各サービスの公表内容にもとづく:2026年8月時点

1点だけ単発で頼んでみたい方におすすめのサービス

1点だけ単発で頼んでみたい方には、「ココナラ」「商品写真どっとコム」がおすすめです。

どちらも最低の発注点数が設けられていないため、1商品でも受けてもらえるからです。

新商品が1つ増えただけ、既存の写真が1枚だけ足りないという場面は毎月のように出てきます。

そのたびに何十点かまとめないと頼めないとなると、結局その場でスマートフォンを構えることになります。

ココナラは出品者に直接依頼する形で、作例と評価を見比べてから相手を決められます。

商品を送る場合の発送方法と送料の扱いは出品者ごとに違うので、購入前に確認しておくよう案内されています。

写真の二次利用や利用範囲も出品者ごとに決められていて、譲渡を有料オプションにしている出品者もいます。

商品写真どっとコムは基本料が0円で、1カットだけの依頼にも対応しています。

要望を電話で聞いてから撮影に入る進め方なので、はじめて外注する場合でも指示の書き方に迷いにくくなっています。

まずは1点で仕上がりを確かめて、合いそうなら点数を増やすという進め方も検討してみてください。

サービス名 おすすめ理由
ココナラ 出品者に直接依頼でき、作例と評価を見比べて相手を選べる。利用範囲も取引時に確かめる形式
商品写真どっとコム 基本料0円で1カットからの依頼に対応。要望を電話で聞き取ってから撮影に入る進め方

(※)各サービスの公表内容にもとづく:2026年8月時点

撮影から商品登録まで任せたい方におすすめのサービス

撮影から商品登録まで任せたい方には、「ごえん」「おまかせWEB商品撮影」がおすすめです。

どちらも撮影・採寸・原稿作成・商品登録を「ささげ」としてひとまとめに受けているからです。

写真が届いても、採寸の数値を入れて説明文を書いて登録するまでは商品が売り場に並びません。

写真だけを外に出すと、この後半の工程だけが社内に残って結局手が空かないことになります。

ごえんは撮影とレタッチ、採寸、原稿作成、商品データの編集とサイト登録までを引き受けています。

おまかせ撮影が1点500円から、採寸と検品が200円から、撮影6枚パッケージが1,000円からという単価です(※)。

100点の納品であれば最短で1週間の出品が可能とされていて、事前のスケジュール予約が必要です(※)。

おまかせWEB商品撮影は、採寸が1点290円から、タグ情報の転記が190円から、商品登録が690円からです(※)。

採寸とタグ転記と原稿と登録をまとめたフルセットは1点1,190円で、撮影と同じカートから注文できます(※)。

出品の締め切りに間に合っていない商品があるなら、その分だけ先に丸ごと預けてみるのも一つの手ですよ。

サービス名 おすすめ理由
ごえん 撮影・採寸・原稿・サイト登録まで一括対応。100点なら最短1週間で出品でき、定期出品向けのパートナープランもあり(※)
おまかせWEB商品撮影 採寸・タグ転記・原稿・登録のフルセットが1点1,190円。撮影と同じカートで数量を選んで注文できる(※)

(※)各社の自社公表値:2026年8月時点。ごえんの単発依頼は30点以上から受け付けています

毎月続けて撮っていく前提の方におすすめのサービス

毎月続けて撮っていく前提の方には、「バーチャルフォト」「ラズスタジオ」がおすすめです。

どちらも1回ごとの精算ではなく、月ぎめでまとめて契約する枠を用意しているからです。

新商品が毎月入れ替わる売り場では、そのつど見積もりを取っていると発注作業だけで時間が溶けます。

点数が読めているなら、あらかじめ枠を押さえておくほうが単価も社内の手間も落ち着きます。

バーチャルフォトは月間100商品以上を対象にした撮り放題プランを198,000円から用意しています(※)。

契約した商品数までなら、モデル撮影や商品詳細やカラーバリエーションを枠の中で撮れる形です。

リネーム作業やフォルダ分けまで含めて依頼できるので、受け取ったあとの整理も減らせます。

ラズスタジオは撮影代行の月額定額制を165,000円から出していて、月2回まで1回4時間の撮影ができます(※)。

スタジオ費が含まれていて、時間内であれば撮影枚数に上限は設けられていません(※)。

来期の商品点数がおおよそ見えている方は、単発の見積もりと月ぎめの枠を並べて比べてみてはいかがでしょうか。

サービス名 おすすめ理由
バーチャルフォト 月間100商品以上の撮り放題プランが198,000円から。リネームやフォルダ分けまで含めて依頼できる(※)
ラズスタジオ 月2回・1回4時間までの撮影代行月額定額制が165,000円から。スタジオ費込みで撮影枚数の上限なし(※)

(※)各社の自社公表値:2026年8月時点

商品撮影を代行に頼むメリット

撮影を外に出すかどうかで迷っている段階では、手間が減ること以外の変化が見えにくいものです。

実際に頼んでみると、写真そのものより先に売り場の見え方と社内の時間割が変わります。

  • 商品ごとにばらついていた見た目がそろう
  • 撮影と加工に取られていた社内の時間が空く
  • 自分では作れない光の当て方で質感が伝わる

順番に読まなくても大丈夫なので、いま困っているところから見てみてくださいね。

商品ごとにばらついていた見た目がそろう

商品ごとにばらついていた見た目が、そろった状態になります。

同じ設備と同じ手順で撮るため、明るさや背景の色味が商品をまたいでも動かないからです。

社内で少しずつ撮り足していくと、撮った日の天気や場所によって色が変わります。

一覧ページで並んだときに、白背景のはずの写真が商品ごとに違う白になっていた経験がある方も多いはずです。

そろうと変わること
  • 一覧ページで商品同士を比べやすくなる
  • 売り場全体が整った印象になる
  • 後から商品を足しても違和感が出にくい
  • 色違いやサイズ違いの比較がしやすくなる

そろえたいのは1商品の美しさではなく、並んだときの見え方です。

すでに撮ってある写真が手元にあるなら、その中で一番よく見えるものを基準に伝えると、そこから先がそろっていきますよ。

撮影と加工に取られていた社内の時間が空く

撮影と加工に取られていた社内の時間が、そのまま空きます。

写真は撮って終わりではなく、選ぶ・切り抜く・リサイズするという後工程が必ず付いてくるからです。

1商品あたり10分で済んでいるつもりでも、選別と加工まで数えると倍以上かかっていることがあります。

そして、その作業をしているのは商品を一番よく知っている人であることが多いはずです。

社内でやっていた作業 外に出したときの動き
撮影そのもの 機材の出し入れとセットの組み直しが要らなくなる
写真の選別 候補を受け取って選ぶ側に回る
切り抜きとリサイズ 納品の形式を先に伝えておけば作業が消える
ファイル名の付け替え 依頼先によっては納品前に済ませてもらえる
まずは1か月に商品写真へ何時間使っているかを数えてみると、外に出す判断がしやすくなりますよ。

自分では作れない光の当て方で質感が伝わる

自分では作れない光の当て方で、商品の質感が伝わるようになります。

照明の数と位置、反射を抑える板や布の組み合わせで、素材の見え方が決まるからです。

つやのあるボトルや金属のパーツは、明るく撮ろうとするほど周囲が映り込みます。

透明な容器も、後ろから光を回さないと中身がただの影になってしまいます。

●光沢のある容器
写り込みを消しながら、ラベルの箔や印字が読める明るさに収めます。
●透明なボトル
後ろから光を回して、中身の色と液面の位置が分かる状態にします。
●黒い商品
形が潰れないように輪郭側へ光を足し、細かい傷は仕上げで整えます。
●食品や料理
湯気やつやが落ちる前に撮れる位置に、調理の場所と機材を寄せます。

うまく撮れない商品が決まっているなら、その1点だけを持って相談に行くのがいちばん早い進め方です。

素材の名前と、どこを見せたいのかを一言添えて渡してみてくださいね。

商品撮影を代行に頼むときの注意点

外注で困るのは、仕上がりの好みが合わないことよりも、進めてから初めて分かる条件のほうです。

先に知っておけば避けられるものが多いので、頼む前に目を通しておくと安心です。

  • 加工を進めるほど届いた商品との差が開く
  • 指示が足りないと撮り直しが有料になる
  • 繁忙期は撮りたい時期に枠が取れない

気になるところだけ拾って読んでもらって構いません。

加工を進めるほど届いた商品との差が開く

加工を進めるほど、届いた商品との差が開いていきます。

色を鮮やかにしたり傷を消したりする作業は、実物から離れる方向にしか進まないからです。

写真がきれいになるほど売れるように思えますが、購入した人が受け取るのは加工前の実物です。

実際のものより著しく優良だと示す表示は、景品表示法で禁じられている優良誤認表示に当たりうるとされています(※)。

注意!

色替えや合成は「見栄えの調整」ではなく「表示の内容」に関わります。カラーバリエーションを1枚の写真から作る場合や、内容量を多く見せる盛り付けをする場合は、実物と食い違わないかを社内で確認してから進めましょう。

写真の色が実物とどこまで一致しているかは、受け取った側からは判断できません。

レタッチを依頼するときは「どこまでやるか」ではなく「どこからは触らないか」を先に決めて伝えてみてください。

(※)景品表示法第5条第1号(e-Gov法令検索)

指示が足りないと撮り直しが有料になる

指示が足りないと、撮り直しが有料になることがあります。

無料で受けてもらえるのは、伝えた内容と違う写真が届いたときに限られるのが一般的だからです。

伝えていなかった希望を後から足す形は、依頼内容の変更として扱われます。

しかも撮り直しは商品をもう一度送るところからやり直しになるので、日程も一緒に延びます。

後から言いがちで、先に書いておきたいこと
  • 正面をどの面にするか
  • ロゴやラベルを必ず読める大きさで入れるか
  • 影を残すか、完全に消すか
  • 付属品や化粧箱も一緒に写すか
  • サイズ感が分かるように並べる物を置くか

思い浮かべている絵は、頭の中では完成していても紙の上にはまだありません。

依頼先が配っている指示書のひな形をもらって、埋まらない欄が出るかどうかを見てみるのがおすすめです。

繁忙期は撮りたい時期に枠が取れない

繁忙期は、撮りたい時期に枠が取れないことがあります。

新生活やセールの前は依頼が重なり、スタジオもカメラマンも先に埋まってしまうからです。

点数の多い案件ほど事前予約が前提になり、数週間から1か月ほど待つ形になることもあります。

売り出しの日が決まっているのに、そこから逆算した撮影日が押さえられないという事態が起こります。

枠が取りにくくなる時期の目安
  • 春夏物と秋冬物の切り替え前
  • 大型セールやポイント還元の直前
  • 年末年始やお盆の前後
  • 展示会やカタログの入稿が重なる時期

公開日が先に決まっている案件は、撮影日ではなく納品日から逆算して押さえる必要があります。

来期の販売計画がある方は、商品が確定する前でも枠だけ先に相談しておくとよいですよ。

商品撮影代行サービスの選び方

料金表を並べても、条件がそろっていないので比べようがないという状態になりがちです。

先に絞る順番を決めておくと、候補が半分以下になって見比べやすくなります。

  • 商品をどう届けるかで最初に絞り込む
  • 実際に撮るのが誰なのかを確かめる
  • 見積もりに入っていない作業を洗い出す

この順で見ていくと、金額の比較は最後にまわせます。

商品をどう届けるかで最初に絞り込む

商品をどう届けるかで、候補を最初に絞り込みます。

撮影の中身より先に、その商品が動かせるかどうかで頼める相手が変わるからです。

小さくて壊れにくい商品なら送るだけで済みますが、大型の什器や設置済みの機械はそもそも動かせません。

冷蔵や冷凍が要る食品、発売前で外に出せない商品も、送るという前提が使えなくなります。

商品の届け方 向いている状況
郵送して預ける 送れる大きさで、手元から数日離れても販売に影響しない商品
持ち込んで立ち会う 色や見え方に注文があり、その場で判断したい商品
現地まで来てもらう 大型・据え付け済み・要冷蔵など、動かせない商品

同じ会社でもプランによって届け方が分かれていることがあります。

手元の商品を「送れるもの」と「送れないもの」に仕分けてから候補を見ると、ほとんどの迷いが消えますよ。

実際に撮るのが誰なのかを確かめる

実際に撮るのが誰なのかを、発注の前に確かめておきます。

同じ窓口でも、社内のカメラマンが撮る形と、登録した人へ振り分ける形では仕上がりの読みやすさが違うからです。

登録型は空いている人へ回せるぶん短納期に強く、価格も抑えやすいという特徴があります。

一方で、担当が毎回変わると、前回と同じトーンで撮ってもらうための共有が必要になります。

●社内のカメラマンが撮る
前回の設定を引き継ぎやすく、シリーズものの見た目をそろえるのに向いています。
●登録したカメラマンへ振り分ける
地域や日程の選択肢が広く、急ぎの案件や全国に散った拠点の撮影に向いています。
●出品者へ直接依頼する
作例を見て人を選べるぶん、条件の確認は自分で進める必要があります。

どちらが優れているという話ではなく、続けて頼むのか一度きりなのかで向き不向きが変わります。

来期も同じ売り場を育てるつもりなら、次回も同じ人に頼めるかどうかを聞いてみるとよいでしょう。

見積もりに入っていない作業を洗い出す

見積もりに入っていない作業を、先に洗い出しておきます。

撮影の単価は近く見えても、後工程がどこまで含まれるかで総額が変わるからです。

同じ「1カット◯円」でも、背景を完全な白にする作業が別料金になっていることは珍しくありません。

服のシワ取りや化粧箱の組み立てといった撮る前の準備も、作業として計上される場合があります。

総額に効きやすい項目
  • 背景を真っ白にする加工や切り抜き
  • 撮影前のアイロンがけやスチーム
  • 背景色や背景紙の変更
  • 印刷にも使える高解像度での納品
  • 通常より短い納期での対応
  • 土日祝に撮影する場合の割増

金額を比べる前に、この一覧を使って各社の見積もりに同じ条件を書き足してもらいましょう。

「この金額に含まれないものを教えてください」と一文添えるだけで、比べられる見積もりに変わりますよ。

商品を預けているあいだの条件で確かめておきたいこと

商品撮影が他の外注と違うのは、頼んだ側の資産そのものが手元から離れる点です。

撮影費だけを見ていると総額も日程も読み違えるので、預けるあいだの条件を先に押さえておきましょう。

  • 往復の送料はどちらが持つのかが分かれる
  • 撮影が終わった商品はいつ戻ってくるのか
  • 包装や状態が元通りにならないことがある
  • 預けているあいだに壊れたときの扱いを見ておく

在庫を動かす前に、この4つだけは確かめておくと後戻りが減ります。

往復の送料はどちらが持つのかが分かれる

往復の送料は、どちらが持つのかが依頼先によって分かれます。

撮影料金の中に配送費を含めるかどうかは、料金表の外側で決まっている条件だからです。

送るときは依頼した側が元払い、戻すときは着払いという形が多く見られます。

返送分を1個いくらという手数料にして、撮影代金の請求にまとめて足す形もあります。

●行きの送料
ほとんどの場合は依頼した側の負担で、元払いで送る形になります。
●帰りの送料
着払いで戻す形と、荷物1個あたりの手数料として請求に合算する形があります。
●大きさや重さによる追加
一定のサイズを超える商品は、通常の撮影料金に追加が付くことがあります。

点数が多いと箱の数も増えるので、送料は撮影費に対して無視できない額になります。

見積もりを受け取ったら、返送料が含まれているのかどうかを一行で確認しておきましょう。

撮影が終わった商品はいつ戻ってくるのか

撮影が終わった商品がいつ戻ってくるのかは、依頼先ごとに決まりが違います。

返却の起点が、撮影の完了ではなく納品データの検収に置かれていることがあるからです。

写真を確認して返事をした時点で発送されるのか、返事がなくても数営業日で自動的に発送されるのかで日数が変わります。

在庫として売る予定の商品を送った場合、この差がそのまま欠品の期間になります。

確かめること 聞き方の例
返却の起点 撮影完了と検収完了のどちらで返送の手配が始まりますか
連絡しなかった場合 検収の返事をしないと、いつ返送されますか
預かってもらえる期間 次の撮影まで置いておけますか。保管料はかかりますか
返送しない選択 返却が不要な商品は、そのまま処分してもらえますか
売れ筋の在庫を送るときは、往復の日数と撮影の日数を足した期間を欠品として見込んでおきましょう。

包装や状態が元通りにならないことがある

包装や状態が元通りにならないまま戻ってくることがあります。

撮るためにフィルムを外したり、シワを伸ばしたり、組み立てたりする必要があるからです。

収縮フィルムで包まれた商品は、いったん外すと同じ状態には戻せません。

アイロンをかけた服も、折りジワが消えたぶんだけ発送前とは違う畳み方になります。

戻ったときに変わっている可能性があるもの
  • 収縮フィルムや個包装の袋
  • 化粧箱の封や組み立て前後の状態
  • タグやシールの位置
  • 服の折り目や畳み方
  • 電化製品のコードの巻き方

そのまま販売に回す予定の在庫を送ると、返ってきた商品が売り物にならないことがあります。

撮影用の商品は販売分と分けて用意するか、開封しても構わない個体を選んで送るのがおすすめです。

預けているあいだに壊れたときの扱いを見ておく

預けているあいだに壊れたときの扱いも、先に見ておきます。

責任の範囲は依頼先ごとに違い、輸送中と作業中で分けて定めていることが多いからです。

輸送の事故については責任を負わないとしている依頼先が多く、この部分は送る側の梱包にかかってきます。

作業中に起きた破損や紛失については、受託した物に保険を掛けている場合と、責任を負わないとしている場合に分かれます。

高額な商品を送る前に確認すること
  • 作業中の破損や紛失に補償があるか
  • 補償がある場合の上限額
  • 高額品として事前に申告する必要があるか
  • 輸送中の事故はどちらの負担になるか
  • 配送の記録が残る方法で送るよう求められているか

一点物のジュエリーやサンプルが1つしかない試作品は、送る前にこの条件をそろえておく必要があります。

仕入れ値の分かる書類を用意しておくと、万一のときに話が早く済むので添えておくとよいですよ。

納品された商品写真をどこまで使えるのか

撮ってもらった写真をチラシにも使いたい、来年も使い続けたいという場面は必ずやってきます。

ところが使える範囲は撮影費とは別に決まっているので、あとから追加料金が発生することがあります。

  • 写真の権利は撮った側にあるのが出発点
  • 譲渡と書いてあっても加工の権利は残ることがある
  • 譲渡ではなく利用の許諾という形もある
  • ECサイトに載せるのと紙に刷るのは別の権利

契約書を読み込む前に、この4つの見取り図を持っておくと話が早くなります。

写真の権利は撮った側にあるのが出発点

写真の権利は、撮った側にあるところから話が始まります。

著作権法は写真の著作物を著作物のひとつとして挙げていて、その権利は創作した人に生じるからです(※)。

代金を払って撮ってもらったのだから写真は自分のものだと考えるのが自然な感覚です。

けれども法律の側から見ると、費用を負担したことと権利が移ることは別の話になります。

出発点として押さえること
  • 商品写真も著作物として扱われる
  • 権利はまず撮影した側に生じる
  • 権利を動かすには契約で決める必要がある
  • 撮影費を払っただけでは自動的に移らない

だからこそ、写真の扱いが契約のどこに書かれているかを読む必要が出てきます。

申し込みフォームを開く前に、利用規約や特定商取引法に基づく表記の中に権利の項目があるか探してみてください。

(※)著作権法第10条第1項第8号(e-Gov法令検索)

譲渡と書いてあっても加工の権利は残ることがある

譲渡と書いてあっても、加工の権利は撮影した側に残ることがあります。

著作権法には、譲渡の契約で第27条と第28条の権利を名指しで挙げていないと、それらは譲渡した側に残ると推定する定めがあるからです(※)。

第27条は翻訳権と翻案権、第28条は二次的著作物の利用に関する原著作者の権利を指します。

商品写真でいうと、トリミングや合成、色替え、バナーへの作り替えといった手を加える使い方がここに関わってきます。

契約書の書き方 読み取れること
著作権を譲渡する、とだけ書いてある 手を加える権利は残ったものと推定される
第27条と第28条を含めて譲渡する、と書いてある 作り替えて使うところまで移ることが読み取れる
条番号で権利の範囲を挙げてある どこまでが渡ったのかを後から確かめられる

条番号が並んだ規約は読みにくく感じますが、範囲がはっきりしているぶん後で困りません。

運営している売り場でバナーや特集ページを作る予定があるなら、この2つの条文が書かれているかを見ておきましょう。

(※)著作権法第61条第2項(e-Gov法令検索)

譲渡ではなく利用の許諾という形もある

譲渡ではなく、利用の許諾という形をとる契約もあります。

著作権法は、権利者が他人に対して著作物の利用を許諾できると定めているからです(※)。

許諾を受けた側は、許諾された利用方法と条件の範囲内で使えるという組み立てになります。

権利そのものは撮影した側に残しつつ、使い方には制限を設けないという運用をしているところもあります。

●範囲を決めずに広く許諾する形
媒体も期間も地域も問わずに使ってよいとされ、実務上は自由に使えます。
●範囲を決めて許諾する形
使う媒体と期間を申請して決め、あとから広げるときは改めて取り決めが必要になります。
●譲渡を有料の選択肢にしている形
通常は許諾で運用し、権利ごと移す必要があるときだけ別料金で対応します。

どの形でも、使いたい範囲が最初から伝わっていれば追加のやり取りは起きません。

契約の相手方に権利を渡してもらう必要が本当にあるのかを、社内で先に確かめておくとよいですよ。

(※)著作権法第63条(e-Gov法令検索)

ECサイトに載せるのと紙に刷るのは別の権利

ECサイトに載せることと紙に刷ることは、別の権利として扱われます。

著作権法では、複製と公衆送信がそれぞれ独立した権利として並んでいるからです(※)。

ウェブページに写真を置いて誰でも見られる状態にすることは、公衆送信のほうに当たります。

カタログやチラシ、店頭のポップに印刷することは複製のほうに当たります。

使う場所を書き出すときの区切り
  • 運営しているECサイトとモールの商品ページ
  • SNSの投稿と広告の配信面
  • 紙のカタログ・チラシ・店頭のポップ
  • 展示会のパネルや営業資料
  • 取引先へ素材として渡す場合

Web用として頼んだ写真をそのままカタログに回すと、範囲の外に出てしまうことがあります。

紙の解像度が必要になるかどうかにも関わるので、使う場所は撮影の前に一覧にしておきましょう。

使う場所を箇条書きにして見積もり依頼に添えるだけで、範囲の行き違いはほとんど防げますよ。

(※)著作権法第21条・第23条(e-Gov法令検索)

商品撮影代行サービスに関するよくある質問

最後に、発注の前後で実際に聞かれることの多い質問をまとめました。

契約書にも料金表にも書かれていないけれど、進めるうえで必ず出てくる話です。

気になる質問からチェックしてみてくださいね。

モデルを使わずに着用イメージを見せることはできますか?
トルソーやマネキンを使えば、人を立てずに着たときの形を出せます。

胴体だけのトルソー、脚まであるマネキン、中身を抜いて服だけが浮いて見えるゴーストマネキンといった選択肢があります。

人の印象が写らないぶんブランドのイメージが固定されず、色違いを並べたときにも見え方がそろいます。

備品の一覧を公開している依頼先もあるので、手持ちの服のシルエットに合う形があるか眺めてみてくださいね。

支払いは撮影の前ですか、納品の後ですか?
依頼先によって、前払いと後払いのどちらもあります。

オンラインで数量を選んで申し込む形や、プラットフォームを介した取引は、先に決済してから作業が始まります。

見積もりを交わす形式では、納品と一緒に請求書が届いて期日までに振り込む形が多くなります。

経理の締め日と合わない支払い方法だと社内の手間が増えるので、初回の問い合わせで支払い条件も一緒に聞いておきましょう。

納品されたデータはいつまで受け取り直せますか?
データを預かってもらえる期間には限りがあります。

納品から半年ほどを目安に、その間なら無償で再送してもらえるという決め方をしているところがあります。

一方で、保管はするけれど再納品を保証するものではないと定めている場合もあります。

納品されたその日のうちに社内のストレージへ移して、商品コードを付けて保存する運用にしておくと安心です。

発売前の商品を送っても情報は守られますか?
発売前の商品を扱えるかどうかは、秘密保持契約を別に結べるかどうかとあわせて聞いておきましょう。

撮影を請け負う側は、発売前の商品を扱うことに慣れているところがほとんどです。

ただし、作例として実績に載せられるかどうかは会社ごとに扱いが違います。

解禁日が決まっている商品は、その日付を伝えたうえで作例への掲載時期も一緒に取り決めておくのがおすすめです。

社内では誰が窓口になるとうまく進みますか?
商品の中身を説明できる人と、売り場を作る人の両方が関わる形が進めやすくなります。

素材や仕様の話は商品を担当している人でないと答えられず、見せ方の判断は売り場を作る人にしかできません。

窓口が片方だけだと、質問のたびに社内で持ち帰ることになって日程が延びていきます。

やり取りの窓口は1人に絞りつつ、その人が両方に聞ける状態を作ってから撮影を始めてみてくださいね。

※「インタビュー・取材記事制作のおすすめ代行会社18選|費用や企業の選び方も解説」の記事も参考になりますので、ぜひあわせてご覧ください!

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