キャッシュレス時代を生きる子どもたち

最近急速に利用可能な範囲が拡大している、QRコード決済。キャッシュレスのひとつの手法として大変便利な方法です。
筆者の近所でも、多くの店舗で使用可能となっています。全国展開のチェーン店はもちろん、地域に根付いた個人経営の床屋や、スマホすら持っていなさそうな年配の店主さんが切り盛りする文房具店などでも「PayPay使えます」というステッカーが貼ってあったりします。ちょっと驚くほどの現象ですね。
新札のデザインを刷新すると発表されたばかりですが、これほど急ピッチで世の中に浸透しはじめているQRコード決済ならば、この先数年もすれば現金で支払う方法はもっと減り、QRコード決済が主流になるのではないかとさえ感じています。

子どもや学生でもQRコード決済は可能か?

ところで、子どもや未成年でもQRコード決済は可能なのでしょうか。
これからのキャッシュレスの時代を生きる子どもたちにとって、QRコード決済はどのように浸透していくのか、大きな関心があります。
代表的なQRコード決済である「PayPay」について、具体的な手続きや支払い方法を確認してみました。

未成年でも利用は可能

「未成年の場合の利用は不可」という記載はどこにも見当たりませんでした。実際に体験談を調べてみると、特に問題なく登録できているケースも見られました。
また、「3万円以上の支払いが必要な場合」についての解説において、「都度ご利用店舗にご本人様を確認できる確認書類の提示をお願いいたします」という一文があります。この「確認書類」の例示中に「運転免許証」と並んで「学生証」が挙げられています。これらのことから、学生であっても利用が可能という前提に立っていると解釈できますね。

本人名義の支払い情報の登録が必要

子どもでも登録自体はできると分かりました。ただし、支払いには本人名義の情報が必要になります。
支払い方法は現時点で3つあります。
① クレジットカード
② Yahoo!マネー
③ PayPay残高
このうち、①クレジットカードは基本的に18才未満の場合は作成ができませんので、実質的には②Yahoo!マネーか③PayPay残高が選択肢になりますね。どちらも、事前にお金をチャージする方法です。
チャージは、銀行口座またはコンビニからチャージすることになります。銀行口座の開設自体は未成年でも可能ですので、ここも問題なく利用できることが分かりました。

子どもにとって危険やリスクはないか?

金銭感覚が未熟な子どもの場合、QR決済に関するリスクはないのかについても懸念です。

起こりうるリスクやトラブルとその対処法

そもそも端末を紛失したときの情報漏洩のリスクに加え、「お金を使っている」という感覚が現金よりも希薄になることにより使い過ぎてしまう危険もあります。その他、なりすましや不正な決済等のトラブルも起きうるようです。
これらの問題に対しては、やはりお金の大切さを理解した上で、支払い履歴を自身で定期的に確認したりすることが有効ですね。現金払いと異なって、支払い履歴がデータで管理されているからこそ、この特徴を有効に活用して家族で家計簿を付けるなどして、家計管理をおこなっていくのも有用ではないかと思います。

年齢に合った金銭感覚を育てることが大切

さて、日本の学校教育では、残念ながらほとんどと言っていいほど経済や金融の知識を得ることはできません。その役割を担うのは家庭であり、親(養育者)が適切な時期に金銭教育を施していくべきなのでしょう。
現金主義から離れ、キャッシュレスの時代はもうすぐそこまで近づいているからこそ、上述のリスクをできる限り回避し、より子どもによって有効なお金の使い方ができるように、タイミングを見ながら、子どもと一緒にQR決済の仕組みや長所・短所などを理解することが重要だと感じています。

キャッシュレスの時代に生きる子どもたち

これから、ますますキャッシュレスが普及していく時代に突入していくことでしょう。
そんな時代を生きる子どもたちが、トラブルなく安心してQRコード決済をはじめとするキャッシュレスのツールが使えるようにと願って、この記事を執筆しました。
これから3年、5年、10年後、日本のキャッシュレスがどこまで進んでいるか、楽しみでもあります。来たる時代に、QR決済を上手に使いこなせるようになりたいですね。

ライター:くろぱん

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