QRコードの導入を考えてる方へのアドバイス

これまでは自動車パーツの管理はもちろん、メーカーサイトへのリンクに使われることが多かったQRコード。近頃ではお店での決済に使われるようになってきて、ますます身近な存在になってきていますよね。
今回は、QRコードを導入するにあたってのお客様のメリットとお店のメリット、そしてデメリットについて考えてみることにしましょう。

どうしてQRコードを決済に?

QRコードはもともと自動車部品の管理を目的として日本で開発されたものです。バーコードと比べて飛躍的に大量の情報を盛り込めることから、さまざまな利用方法へと広がっていきました。情報量の多さを活かして、コードに汚れが付着していても読み取ることができるように誤り訂正の機能も備えています。縦横に情報を持つことから、二次元コードと呼ばれることもあります。

海外では、スマホでQRコードを表示して店側のリーダー(カメラ)で読み取る、QRコード決済が早くから使われていました。QRコードの持つ情報量を、部品管理などの生産現場だけで使うのはもったいないと考えたのでしょうか。特別な装置を必要とせず、コードを印刷して貼り付けるだけという手軽さが受け入れられたのかもしれません。その動きに合わせて、これまで消費者にはあまり縁のなかったQRコードがだんだんと目に留まるようになってきたというわけです。

お客様の視点とお店の視点

新しい仕組みの導入は、お客様とお店のどちらにもメリットがある方がうまくいくと思います。
そこで、ここでは双方のメリットとデメリットについてピックアップしてみることにしましょう。

共通のメリット

レジでの支払いがスムーズになり、レジ待ちが少なくなります。レジ待ちをするお客様が多いと、待つことに耐えられなくなって商品の購入を控えてしまったり、お店の評価が下がることもあり得ますから、それらの問題を解消できることは、とても大きなメリットだと思います。加えて、現金以外の決済ではすべてそうなのですが、お釣りを扱う煩わしさからも解放されますね。

お客様サイド

・メリット
QRコード決済を導入することで、お客様は財布からクレジットカードを取り出すことなく、手軽に決済ができるということがあります。バッグからスマホを取り出す方が、クレジットカードを取り出すよりもスムーズだとは思いませんか?

QRコードで決済をするといっても、決済の手段としてクレジットカードがひも付けされていれば、実際にはクレジットカードへの請求となりますので、支払いの方法としてはこれまでと何も変わりません。

・デメリット
デメリットは無いと言っていいと思います。あえて言うなら、スマホを持っていない方にはメリットが無いことかもしれません。

あまり現実的ではありませんが、第三者にQRコードの写真を撮られると、決済に使われてしまう可能性があります。持ち主がスマホの管理をきちんとしていれば、このようなトラブルは起きないはずなのですが。そのようなセキュリティの問題を懸念して、数分間経つと同じQRコードが使えなくなるようになっているアプリもあります。

お店サイド

・メリット
お店としては、クレジットカードと比べて導入の負担が少なく、端末の設置がしやすいということがあります。専用の端末は不要なので、タブレットとインターネット環境さえあれば導入ができます。

アプリを使ってタブレットをPOSレジにできるタイプのものを導入すれば、お金の管理がラクになり、ミス削減や時間の短縮にもつなげることができますよ。

金銭的なものではありませんが、お客様のクレジットカードに触れなくていいということをメリットとしても良いのではないでしょうか。

・デメリット
考えられるデメリットは決済に掛かる手数料です。今のところは期間限定で決済手数料が無料〜3%程となっていることが多いのですが、数年先にはより多くの手数料が掛かるようになる可能性があります。

おわりに

QRコード決済は国内でも徐々に広がりを見せています。現時点ではさまざまなサービスがあり、当面の間は一つに統一されそうにありません。だからこそ、店側の導入コストが少なく、キャンペーンの展開により集客が進められているこの時期に、QRコード決済導入を検討してみてはいかがでしょうか。

ライター:ヒゲッパ

関連記事

スマホだけで決済完了!店舗にとっての導入メリットを紹介

<QR コード決済を知らない人は必見> QR コード導入を考えている方へのアドバイス

キャッシュレス時代を生きる子どもたち

「QRコード決済」を取り巻く社会を見つめる

PayPayのメリットデメリットとは?

店舗目線で見るQRコード決済のこれから