今さら聞けないIoTやVR・ARの意味

近年、タクシー代やコンビニの買い物代金を、携帯で支払うことが普及してきました。また、車に携帯を取り付けてカーナビがわりに使ったり、外出先から家電を操作したりできるようになりました。

ゲームやエンタテイメント業界にも3Dの波が押し寄せています。3Dホログラムを使ったMRは、ショーウィンドウのディスプレイやビデオチャット、ライブイベントを立体化し、広告業界にも革命を引き起こしています。

今後ますますこれらの新しい技術は、私たちの生活に身近なものとなっていくでしょう。そのため、次世代のビジネスを模索する上で、IoT、VR・AR・MR 、3Dホログラムなどの、ハイテク業界の専門用語を理解しておきましょう。

IoT(Internet of Things)とは?

IoTとは、様々な物がインターネットに接続され、情報交換されることで、相互に制御しながら、より安全で快適な生活を実現し、社会の活動をより便利にする技術のことを言います。

パソコンやスマートフォン、タブレット端末、テレビ、デジタルカメラ、デジタルレコーダー、スマートスピーカーなどをインターネットに接続して、音声、音楽、写真、映像、文字などの情報を相互に伝達をします。

物をインターネットに接続することで、計測データ、センサーデータ、制御データを交換することですが、その目的を何にするかなどの明確な定義はありません。IoTは、物をネットに接続して情報交換することで、無限に広がる応用分野を持つ新しい技術です。

IoTでは、温度や湿度の遠隔操作、モノの動きや位置の検知、家電や機械の遠隔制御がより簡単にできるようになりました。また、機械同士の通信をM2M(Machine to Machine)といい、人の手を借りずに機械同士がコミュニケーションして環境を整えることができます。

使用例としては、センサーをドアに取り付けて開閉情報を送り、介護の見回りに利用したり、工場の機械の不調を離れたオフィスでキャッチしたり、農場の水まきのタイミングを感知したり、リモコン操作で遠隔地から家電の操作をする、など様々な分野に応用されています。

VR・AR・MRとは?

VRは既にゲームやエンタテイメントで、多くの消費者に受け入れられています。また、企業は社員教育にVRを取り入れたり、従来のビデオ会議をVR会議にしたりと導入しはじめています。AR・MRも含めて、この急速にビジネスを変えている新しい映像技術についてみてみましょう。

VR(Virtual Reality)

VRとは仮想現実(バーチャル・リアリティー)のことです。HMD(ヘッドマ・ウント・ディスプレー)というゴーグル型の器具を頭につけて、映像と音でその場にいるような体験をさす技術です。VRを使った製品には、ソニーのゲーム機「PlayStation VR」、サムスンの「GearVR」、Oculus VR社の「Oculus Rift」、HTC社の「HTCVive」などの製品があります。

ヘッドマ・ウント・ディスプレーを使ったバーチャル・リアリティーでは、体の動きや傾き、顔の方向にあわせて仮想現実が現れます。ユーザーは、奥行きのある空間を移動し、目の前に物が迫ってきて触られそうになるような体験ができます。

アクションゲームの他、海中やジャングル、宇宙を体験できます。ビジネスでは、住宅メーカーが建設中建物を住宅販売で見せたり、家具メーカーが映像で家具を紹介したりするなど、マーケティングに取り入れられています。

AR(Augumented Reality)

ARとは拡張現実(オーグメンテッド・リアリティー)のことです。現実の世界に、コンピュータを使って拡張した仮想の情報を重ねて、実世界をより強化して提供するため、「強化現実」とも呼ばれています。ARは現実環境を用いるので、リアルタイムに処理することが求められます。使用例では、1992年に日本で放映された子ども向け番組『ウゴウゴルーガ』があり、番組の中で、リアルタイムにコントロールされるCGキャラクターと出演者が対話します。

近年では、スマホアプリの「ポケモンGO」で、現実世界にアニメのキャラクターが登場するものや、カメラアプリの「スノー SNOW」で、自撮りした顔に動物の耳や鼻などを重ねるものが人気です。また、実社会では、道路案内情報、コピー機のメンテナンス情報、医療の手術支援などの情報提示で使われています。

MR(Mixed Reality)

MRとは、複合現実(ミクスト・リアリティー)のことです。現実空間と仮想空間を混合して、現実の物と仮想の物が混在する空間を作る技術です。仮想の物体を、空間的に、時間的に、光学的に実際の世界と合致させて、高度な複合現実をつくります。

MRは、仮想現実と拡張現実の両方の技術に加え、3D映像を記録するホログラフィの技術を備えています。ワイヤレスのヘッド・マウント・ディスプレイ「Holorens」を付けると、装着者の手の動きで、目の前の映像を変化さすことができます。

また、ホログラムを数人で共有して、3D映像を共同で作ることも可能になりました。車や建造物のデザイン・製作や、宇宙空間の学習、人体の仕組みを学ぶツールなど、様々な分野での利用が期待される3D技術です。

Microsoft社はWindows Mixed Realityというプラットフォームを立ち上げ、様々な企業と協力して商品の低価格化を目指しています。また、Magic Leap社では、体育館の床からクジラが飛び出してくるPR映像で、Google社などから資金提供を受け、急速に成長しています。

3Dホログラムとホログラフィーとは?

3Dホログラムは、レーザーを特殊なホログラムというフィルムに投影して、立体映像を作る技術で、肉眼で3D映像を楽しむことができます。利用例には、格闘ゲームやライブ映像で、あたかもそこに人がいるように、立体的に浮き上がって見える映像を作ります。

ホログラフィーとは、立体物を、光の干渉性を利用して、平面のフィルムなどの媒体に記録し、必要に応じて空間に3Dで再生する技術です。これらの技術には、マイクロ波を用いた電波ホログラフィー、医療の超音波ホログラフィー、電子線ホログラフィー、X線ホログラフィー、立体テレビジョンなどがあります。

ホログラフィーの作り方は、まず、鏡を用いて反射光を重ね合わせ、光の干渉を起こし、感光するときに光の明暗の縞を生じた、ホログラムというフィルムを作ります。ホログラムに直角にレーザー光を当て、反対からみると、被写体が3次元の立体に見える技術です。CMやゲームはもちろん、産業界でも今最も注目されている近未来技術です。

まとめ

IoT、VR・AR・MR 、3Dホログラムなどの意味を理解することで、新しいビジネスやエンタテイメントのアイディアがどんどん湧いてきます。技術はあまりにも進歩しすぎて、人の人生でその仕組み全てを学びきるものではなくなってきました。しかし、複雑だからといって避けるのではなく、新しい技術をどう社会に取り入れていけるかを考えることが今求められています。

ライター:ocplanning

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