自動車保険を適用する際に気を付けたい事

自動車保険を適用する際に気を付けたい事

万が一の車の事故に備えて加入する自動車保険ですが、いざという時に保険を適用するときに注意しておきたい事がいくつかあります。特に自損事故などの巻き込んだ相手がいない場合においては、事故の度合いによって保険を適用しない方がいいケースも多いので、適用する前によく考えて決めた方が良いでしょう。

この記事では、そのようなときに参考になる自動車保険を適用するか否かを判断するための知識を紹介していきます。

保険を適用すると等級が下がる

自動車保険には等級が定められており、加入時から無事故で一定期間経つと上がり、保険の適用を受けると下がるのは良く知られています。事故の大小によらず、1回の事故の適用で等級が下がるため、とりあえず保険を使って修理しようと安易に考えてしまうかもしれませんが、長い目で見て自費で修理するかどうかを選択していくのが賢いやり方です。

等級が下がると保険料が上がる

等級のシステムについてはほぼすべての自動車保険が同じようなものになっています。保険料はそれぞれの保険会社によって異なりますが、一般に等級が下がれば下がるほど保険料が高くなる仕組みです。逆に最大等級になると割引率も大きくなり、通常の6割以上割引になる保険もありますので、この点を踏まえて摘要の可否を考えていく必要があります。

等級が元に戻るまでに割増しになる保険料を計算する

車両保険の等級は、無事故(または車両保険を使わなかった)の場合に1年で1等級ずつ上がっていきます。初めて保険に加入する場合は、6等級からスタートしますが、家族ですでに車両保険に加入しているは、同じ等級からスタートする事も可能です。

事故を起こして保険金を請求すると、事故の程度によって1等級ダウン、3等級ダウンとなるだけでなく、等級ごとの割引率もダウンしてしまいます。これを勘案して、元の等級に戻るまでに割増しになる保険料を計算していくと、累計の差し引き金額がわかるでしょう。

差し引きした金額が修理費用を超える場合、保険金の給付を受けるよりも高い金額を保険料で納める事になってしまうので、保険を使わずに自腹で修理費用を出した方が割安位になるというわけです。

自腹の判断ラインはどのくらい?

割高になる保険料の金額は、保険会社や契約内容、事故の有無によっても大きく変わってきます。初めて保険を適用する場合、おおよそ保険を使うか否かのラインは10万円前後になるでしょう。そのため、比較的小規模な事故の場合には保険を使わない方が良いと判断できます。

保険適用可否の判断材料は保険会社が提供してくれる

保険の適用可否については、保険会社に連絡した際に適用した場合としなかった場合の金額を算出してくれるので、それを元にして判断する事が出来ます。

参考までに、軽く車体をこすってしまった場合に鈑金や塗装などでも7万円程度はかかるでしょう。これでも3等級ダウンの自損事故になるため、将来的に支払う保険料が10万円程度上がってしまいます。保険会社はこのように損害額と保険料の支払い増額分を勘案して情報提供をしてくれますので、適用するか否かの判断が安心してできるでしょう。

相手がいる場合でも保険の適用可否判断は必要

事故に巻き込んでしまった場合においても、物損の度合いにより保険の適用可否判断は必要になります。しかし、最初から保険を適用しないという判断はNGなので、この場合はまず保険を適用する方向で話を進めていきましょう(最終的な保険適用の可否は後で判断しますと言っておく事を忘れないようにしてください)。

示談交渉の代行などは保険会社の方でやってくれる事も多いので、過失割合が確定して負担する金額が判明した時点で保険の適用可否を判断するのがおすすめです。保険会社の方では保険を適用する方向で話を進めているため、この段階で保険を使わないと判断したら保険金請求の取り下げ手続きをする必要があります。

まとめ

新しい保険制度になってから、自動車保険を適用するとその後の保険料が上がってしまうため、かえって高い金額を払う事になるケースが多くなりました。比較的軽微な損害の場合でも以前の保険制度では使った方が安く済んだのですが、今では損害額が小さい場合ではむやみに保険を適用しない方が良いようです。

保険条件によっても保険料が大きく変わってくるので、運転条件や保険をどのような場面で使いたいかを想定して、最適な保険をかけていくと良いでしょう。

ライター:もんきち

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